ファンタジー官能小説『セクスカリバー』 Shyrock 作 |
<メンバーの現在の体力・魔力>
シャム 勇者 HP 620/620 MP 0/0
イヴ 神官 HP 520/520 MP 550/550
アリサ 猫耳 HP 530/530 MP 0/0
キュー ワルキューレ HP570/570 MP300/300
エリカ ウンディーネ女王 HP 450/450 MP 580/580
チルチル 街少女 HP 380/380 MP 0/0
シャルル 漁師・レジスタンス運動指導者 HP 650/650 MP 0/0
ウチャギーナ 魔導師 HP 450/450 MP 550/550
ペペ 魔導師 HP 490/490 MP 590/590
マリア 聖女 HP 460/460 MP 600/600
⚔⚔⚔
場面が変わって、こちらはシャム、マリア、ウチャギーナのいる部屋。
まもなく処女の2人に対してチンヒールが行なわれることもあって緊張感がひしひしと伝わってくる。
ただしこの男に『緊張』の2文字はないらしい。
シャム「別々じゃなく3人でやろうか。みんな仲間なんだから」
マリア「できれば個々にご指導をたまわりたいのですが……」
ウチャギーナ「でもこれはラヴエッチじゃなくて性のお勉強なので、シャム先生のいうとおりにしようよ、マリアさん」
シャム「先生って……おいらそんなに偉くないぞ」
ウチャギーナ「ここでは先生なの」
マリア「でも私、すごく恥ずかしくて……3人でいたすと言うことはウチャギーナさんにも痴態をお見せするわけで……」
ウチャギーナ「痴態って、そんなたいそうな。私も恥ずかしい気持ちはあるけど、ここは勉強会だと思ってシャム先生に従おうよ」
マリア「分かりました。今覚悟を決めました。すべてシャムさんのご指示に従います」
『2人まとめてチンヒール』が決定したことで、一気にシャムの鼻息が荒くなった。
シャム「じゃあ早速始めようか~! は~い、2人とも脱いで脱いで~!」
ウチャギーナ「全然ムードがないなあ……」
マリア「テルマエ(大浴場)に入る時のようですね」
シャム「グズグズ言ってないでマリアもウチャギーナも早く裸になって」
マリア「シャムさん、少しの間だけあっちを向いててください」
シャム「恥ずかしがらなくてもいいじゃないか~。どうせ後から全部見られるんだから」
ウチャギーナ「もうシャムったら。女子の気持ちって繊細なものなのよ。脱ぐところを見られるのって恥ずかしいものなのよ」
マリア「ウチャギーナさんは男性経験がない割りには詳しいですね」
ウチャギーナ「えへへ、耳学問、耳学問」
マリア「ネイロおばあ様と2人暮らしなのに、どこで覚えたのでしょうか?」
ウチャギーナ「やたら私の身の上を詳しいのね。さすがペルセ山から島中を見下ろす聖女様」
シャムなどそっちのけでマリアとウチャギーナの会話が弾む。
シャム「あの~、会話は終わってからにしてくれないかなあ。そんなに会話に夢中になられたら、おいらの性欲がどこかに飛んじゃうじゃないか」
ウチャギーナ「あっ、それは拙い!」
マリア「私としたことが失礼しました。本来の目的をつい忘れてました」
シャム(この女子たち、やる気があるのかなあ……)
不安に感じたのも束の間、マリアとウチャギーナが寝衣を脱いでいく光景を間近で見たシャムは今にも鼻血が吹き出しそうになっている。
ふたりの美しいシルエットが小さなランプの薄明かりの中でゆらめく。
まだ下着を脱いでいないのに早々とシャムの股間が盛り上がっていることに、ふたりの美女が知るはずもなかった。
ふたりは全裸になったものの、なかなかシャムのそばに行こうとしないでもじもじしている。
そんなふたりにシャムが手招きをして、ふたりをベッドに呼び寄せた。
シャム「この部屋にはシングルベッドが2つあるんだけど、それぞれベッドに入ろうか」
マリア「シャムさんはどちらで寝るのですか?」
シャム「おいらか? そうだなあ、ふたりでジャンケンして?」
ウチャギーナ「え~? ジャンケンするの?」
マリア「ジャンケンで寝る場所を決めるのですか?」
シャム「寝る場所というか、チン順というか」
マリア「チン順?」
ウチャギーナ「何事もジャンケンで順番を決めるのが恨みっこなしだものね。でもなんかゲームっぽくて色気がないような」
マリア「いいじゃないですか。ではウチャギーナさん、ジャンケンしましょうか?」
ウチャギーナ「それじゃいくよ~。最初はグー! ジャンケン……ポン!」
ウチャギーナはグーを出し、マリアはパーを出した。
マリアの勝利である。
マリア「ごめんなさいね、ウチャギーナさん。では私の方へ先に来てもらいますね」
ウチャギーナ「うん、分かった。隣のベッドで勉強させてもらうからね」
マリア「まあ、恥ずかしいから見ないでくださいよ。私なんかを見たって何の勉強にもなりませんよ」
シャムはマリアのベッドにするりと潜り込んだ。
マリア「ああ、緊張します」
シャム「大きく深呼吸して」
マリアは深呼吸を3回した。
マリア「シャムさん、ご指導のほどよろしくお願いします」
シャム「相変わらずマリアの挨拶は硬いな~。硬いといえば、おいらのここ、もうこんなに硬くなってるんだけど、ちょっと触ってみる?」
シャムは自身の手をマリアの手に副え、強引に股間に引き寄せた。
マリア「きゃっ! ぃや~~~ん!」
シャム「恥ずかしがらないでしっかりと握って。男根の形を覚えること」
マリア「シャムさん、ふだんからこんなに硬くて大きいのですか?」
シャム「まさか~。いつもこんなに大きいと邪魔になって仕方がないよ。男根はふだんは小さいんだ。魅力ある女性を見たら大きくなるんだ」
マリア「まあ、私、魅力ありますか?」
シャム「大有り」
マリア「オオアリ?」
シャム「いやいや、そうではなくて大いに魅力があるということ」
マリア「嬉しいですわ。ところでシャムさん、この硬くて大きなモノを一体どうするのですか?」
シャム「マリア、それ真面目に聞くか?」
隣のベッドではウチャギーナが身を乗り出して、ふたりの会話に聞き耳を立てている。
マリア「もちろん真面目です」
マリアが性の知識に皆無であることを知ったシャムは茶化すことなく真剣に対応した。
シャム「1回しか言わないぞ、しっかり聞いてろよ。おいらの肉の剣をマリアの大事なところにブスリとぶち込む」
マリア「大事なところとはどこですか?」
シャム「大事なとろこはだなあ」
マリア「……?」
シャム「ここだ~~~!」
マリア「きゃあ~~~~~!」
シャムは猛然とマリアを押し倒した。
あまりに突然のことでマリアは抵抗できなかった。
寝衣をひん剥き若草に触れるシャム。
さわさわと柔らかい感触がシャムの指にまとわりつく。
若草の奥に潜む深い渓谷に指が触れた。
シャム「いいか、マリア? ここにマリアの大切な穴がある。この穴に肉の剣を挿し込むだけだ。簡単だろう?」
マリア「え? まさか? そんなぁ……? そんな硬くて大きなものを入れると、穴が壊れてしまいます!」
シャム「ところが女の穴はうまくできたもので伸縮自在。でかいモノをぶち込んでも壊れたりしないんだよな~」
マリア「え~? 本当ですか? でも私恐いですわ……」
シャム「心配するなって。絶対に大丈夫。最初だけちょこっと痛いと思うけど、2回目からめちゃくちゃ気持ち良くなるんだから」
マリア「そうなのですか」
シャム「さあ早く始めよう~」
そうつぶやくとシャムはマリアに覆いかぶさり唇を奪ってしまった。
隣のベッドで観察しているウチャギーナには刺激が強すぎるようですっかり言葉を失ってしまっている。
マリアに唇を重ねふくよかな乳房をやさしく揉みしだくシャム。
どのように対応すれば良いのか分からなくて戸惑いを見せるマリア。
まるで蝶のように上になったり下になったりしながら絡み合い抱擁と愛撫はつづいた。
そんなふたりの様子を間近で見ているウチャギーナは口に手をあてて唖然とするばかり。
ウチャギーナ(あああ……見ているだけなのに、私、何か変な気分になってきた……)
待ちぼうけを喰らった形のウチャギーナは感情が抑えきれなくなり、ふたりが重なり合っているベッドに飛び込んだ。
ウチャギーナ「何が何だか分からないけど、私も仲間に入れてよ~!」
驚いたのはシャムとマリアである。
マリアに至っては初夜ということもあり無心になっていたので、ウチャギーナが横にいることすらすっかり忘れていたのだった。
マリア「ウチャギーナさん!」
シャム「おおお~、ウチャギーナ来たか~! よし、まとめて行っとこうか~!」
マリア「そんなぁ……」
ウチャギーナ「ふたりを見ていたら妙な気分になって来たの。仲間に入れてくれる?」
マリア「ジャンケンで順番を決めたのに……」
シャム「まあまあ、硬いことを言わないで。この際だから3人で仲良くやろうよ~」
マリア「シャムさんがそうおっしゃるなら従いますが……」
ウチャギーナ「ごめんね、マリアさん。割り込んでしまって」
シャム「早速だけど、ふたりで尻を並べてハイハイしようか」
マリア「えっ? ハイハイをするんですか? すごく恥ずかしいんですけど」
ウチャギーナ「何をするのか分からないけど、とにかくシャムの言うとおりにしてみようよ」
マリアとウチャギーナが仲良く尻を並べ四つん這いになった。
マリアは緊張で心臓が口から飛び出してしまいそうなほど速く脈打っている。
ウチャギーナはすでに覚悟を決めているようで意外にも落ち着き払っている。
いずれ劣らぬ見事な花弁が二輪の並んで咲き誇っている。
シャム「もうちょっとお尻を上げて~」
マリア「まだ上げるのですか……?」
ウチャギーナ「は~い~」
シャム「じゃあ行くぞ~」
マリアの透き通った白い肌が緊張でピンク色を帯びているように見える。
ウチャギーナの乳白色のきめ細かな肌がマリアとは対照的にほの青く映る。
シャムはまるでカニのように両手をかざし、中指をピンと立てている。
中指の先にはまっすぐ閉じた縦線が美しい佇まいを呈している。
シャムは縦線の中心部に指を宛がいガラス細工に触れるようにそっと挿し入れた。
ふたりがかすかな反応を示す。
まだ第一関節しか入れていないが今はこれでよい。
処女に荒々しい愛撫は禁物だから。
それにしても処女二輪を同時に花見とは何と贅沢だろうか。
いまだかつて彼女たちの奥地に分け入った者はいない。
もうすぐシャムがふたつの未開の秘境を探索することになる。
そこにはいかなる財宝が眠っているのだろうか。
女体は官能の宝庫なのだから。
軽く触れているだけで二輪の花びらは早くも微かな潤いを見せていた。
シャム「こりゃいいぞ。クニュクニュしていい感触だな~」
マリア「あぁぁ……」
ウチャギーナ「あぁ~……」
ふたりにとって今夜は夢の初体験となる。
シャムは『できるだけ痛くない開通式』を心掛けた。
彼は日頃ぶっきら棒だが、女性への配慮は18才の男性とは思えないほど大人びたところがある。
痛くない開通式を心掛けるといっても、処女には処女膜が待ち構えている。
処女膜は、膜とはいっても膣の入り口すべてを膜が塞いでいるわけではなく、処女膜の中央には指1本が入るくらいの小さな穴が開いている。
そんな狭い隙間に怒張した肉柱を通すわけだから、痛くて当然といえる。
それでもシャムには『できるだけ痛くない開通式』を行うことは可能なのだ。
おびただしい量の愛液は潤滑油となって、疼痛を和らげることができる。
シャムはそんな女体の仕組みをすでに熟知していた。
それは天性のなせる技といえるだろう。
マリア「あぁ……」
ウチャギーナ「何か変な気分になってきたよ~……」
たった2本の指だけで、ふたりの美女に切ない声を奏でる。
それはまるでハープとリュートの二重奏のようであり、うるわしきハーモニーであった。
ふたつの谷間から溢れ出た蜜がシーツに滴り落ちた。
マリア「あぁ、どうしましょ……この感触……あぁ……」
ウチャギーナ「あ、あ、身体が熱くなってきた~……」
第二関節まで花芯に埋没した。
マリア「あっ……」
ウチャギーナ「うっ……」
シャムがやさしく花芯内を震度させる。
ほどよいバイブレーションがふたりの身体を覚醒させていく。
マリア「あぁ……困りましたわ……あぁぁ、おかしくなっちゃいますぅ……」
ウチャギーナ「身体が燃えるようで……はぁ~、あぁん……いやぁ~……あぁ~……」
コネコネコとうごめいたり、ときにはクリンクリンと肉を揺する。
ランプ1つだけが灯る薄暗い部屋。
揺れる2つのシルエットがなまめかしく映る。
指を巧みに動かすシャムが、あることにふと気づいた。
他の仲間の女性たちの多くがそうであるように、マリアとウチャギーナにも亀裂の上端にきらりと光るものがあるのだ。
薄暗い部屋であってもまるで宝石のように燦然と輝いている。
シャム「ふたりとも以前からクリトリスが光ってたのか?」
マリア「えっ? 皆さん、光ってるのではないのですか?」
ウチャギーナ「物心がついた時から光ってたと思う」
シャム「うちの仲間の女の子は光っている子が多いけど、世間の女性はほとんど光っていないんだ」
マリア「どうしてなのですか?」
シャム「それはおいらもよく分からん」
ウチャギーナ「不思議ね。ここのいる女の子だけが光っているって」
シャムが愛撫の手を休めた。
チンヒール開始の合図だ。
シャム「クリトリスが光る話は置いといて、だいぶ濡れてきたので、そろそろ行っとこうか~?」
マリア「どこへ行くのですか?」
マリアの天然ボケに思わずズッコケるシャム。
ウチャギーナ「マリアさん、それはチンヒールを始めようか、という意味だと思うんだけど」
ウチャギーナの説明に納得したようで、マリアはウチャギーナと同様に四つん這いになった。
ふたりは目と目を合わせこっくりとうなずく。
マリア(いよいよですね……ドキドキしますわ)
ウチャギーナ(シャムはどちらから先に仕掛けてくるのだろう?)
ふたりはお互いの緊張が伝わってきた。
そして……
最初に硬いモノが敏感な箇所に触れるのを感じたのはマリアだった。
マリア(ああ、ついに始まったんだわ……あぁ、どうしましょう……)
ズンという強い感触がマリアの身体を貫いた。
マリア「あっ……痛いです……」
それは初めての体験、未知の邂逅。
マリア(どうして、こんな狭い場所に、あんなに太いモノを入れることができるのでしょうか……)
ウチャギーナは大きな目を見開き、真横で繰り広げられる生々しい場面を目撃した。
シャムが腰を入れ深く沈め始めた。
マリア「い、痛いっ!」
シャム「ちょっとの間辛抱して。しっかりと学習しておかないと明日の役に立たないぞ~」
マリア「はい、分かってます。すごく痛いけど、私、がんばります!」
シャム「かなり濡れてるんだけどな。無理そうならおいらに言えよ」
シャムは牛歩のごとくゆっくりと、しかし着実に怒張したモノを押し進めた。
マリア「うううっ……い、いたぁ……い」
ウチャギーナ「マリアさん、がんばって」
小刻みな抽送を繰り返すシャム。
抽送の速度は次第に増していく。
マリア「ひい~~~! いたい~~~!」
ウチャギーナ「マリアさんはヒールの魔法を使えるよね? 自分にかければいいのでは?」
マリア「はぁはぁはぁ、終わった後ならかけてもいいですけど、今はシャムさんとの合体に専念したいと思います」
ウチャギーナ「分かったわ、がんばって!」
シャムの動きが軽快になっていく。
マリア「うぁあああっ……」
腰を引いたり横にずらしたりと逃げ腰のマリアだが、そこは手慣れたものでシャムはマリアの臀部をがっちりと掴んで放さない。
そばにはマリアと同様に四つん這いになり、ふたりに熱い視線を送るウチャギーナの姿があった。
初めて男女の交わりを間近にして気持ちが高揚してしまっている。
そんなウチャギーナの股間にシャムのもう一方の手が伸びてきた。
マリアと交わっている最中であっても、ウチャギーナへの気配りも怠らない。
抽送を繰り返しながら、左手はマリアの腰に宛がい、右手はウチャギーナの恥部をまさぐる。
シャムとマリアの行為を散々見せつけられたウチャギーナはすでにたっぷりと濡れてしまっている。
受け入れ態勢は万全である。
シャムがマリアの尻をポンと叩くと、突き立てていた肉柱を引き抜いた。
シャム「じゃあ交代!」
マリア「?」
ウチャギーナ「?」
シャムは膝歩きで右に数歩移動し、ウチャギーナの背後に陣取った。
ウチャギーナの両臀部をしっかりと掴むシャム。
ウチャギーナ(ドキドキ……いよいよ私の番なのね……)
ウチャギーナの心拍数が上昇する。
ズン!と強い衝撃がウチャギーナの花芯を貫く。
マリアとは異なりかなり荒々しい。
ウチャギーナ「きゃっ!」
甲高い声を奏でるウチャギーナ。
初動は烈々たるものだったが、以降の動きは穏やかだ。
一方、先に破瓜を済ましたマリアはうつ伏せになって呆然としてる。
本来なら性交を中断されると不満足だし、しらけても不思議ではないだろう。
ところが今のマリアにとってはよい休息でありむしろありがたかった。
破瓜による心の衝撃は計り知れいないものがあったのだ。
ウチャギーナ「い、いたいよ~~~!」
シャム「我慢して!」
ウチャギーナ「もうダメ! 抜いて~~~!」
シャム「ダメダメ! 今抜くと意味がないぞ! もっと奥に入れるけどがんばって!」
ズリュン……
ウチャギーナ「い~~~~~いたい!」
ズンズンズンズン!
シーツに顔をうずめ苦悶するウチャギーナの腰をシャムは容赦なく押さえつけた。
ズンズンズンズン!
ウチャギーナ「ううう~、シャムゥ~、チンヒールってこんなに痛いものなの? やだなあ~~~」
涙をポロポロこぼして破瓜の痛みに耐えるウチャギーナ。
しかし律動を繰り返しているうちに、徐々に痛みが和らいできたようでウチャギーナの表情が穏やかに変化していった。
花芯が少しづつ順応して来たのだろう。
ウチャギーナが静かになった頃、機を見てシャムの左手がすっと伸びた。
伸ばした先にはマリアの真白な臀部がある。
シャムの指は再びマリアの亀裂に沈んだ。
マリア「えっ! シャムさん? 私の番はもう終わったのではありませんか?」
シャム「冗談言うなよ。さっきのはジャブ。ここからが本番!」
マリア「ええ~? まだ終わりではないのですか? 私、耐えられるでしょうか……」
シャム「弱気は最大の敵! マリアならできる、自身を持つんだ!」
マリア「は、はい……」
少し血が滲むマリアの秘所にシャムの指が触れる。
ピクリと反応はしたが、どういう訳か痛がらない。
指が第二関節まで食い込み出し入れを繰り返す。
その間、ウチャギーナへの腰使いも並行して行なうシャム。
実に器用なものだ。
右手で円を描き、左手で四角を描く人物がいるが、それと同じ理屈かもしれない。
そんなシャムがマリアの変化に首を傾げた。
シャム「あれ? マリア、全然痛がらないけど、痛くないのか?」
マリア「全然痛くありません」
にっこりと微笑むマリア。
そんなマリアを不思議に感じるシャムとウチャギーナ。
シャム「おかしいなあ。どうして痛くなくなったんだろう? 処女を喪失した直後なのにな~」
マリア「うふふ」
シャム「何が可笑しいんだ?」
マリア「ヒール魔法を使いました」
シャム「えええ~~~~~!? ヒールを使ったの? いつのまに? 呪文を唱えてる様子はなかったけど」
マリア「シャムさんがウチャギーナさんに専念している間に、小声で唱えたんです。気がつきませんでした?」
シャム「全然分からなかった」
シャムとチンヒール中のウチャギーナが不機嫌な顔をしている。
ウチャギーナ「あのう、マリアさんの会話もいいんだけど、もっとチンヒールに集中してほしいな~。これでも今夜は一応ロストバージンなんだから~」
シャム「ああ、すまない、ウチャギーナ! でも腰はちゃんと動かしているんだから許してくれよ」
ウチャギーナ「そういう問題じゃないの」
ウチャギーナのご機嫌斜めは簡単に治りそうもない。
マリアが笑顔でウチャギーナに語りかけた。
マリア「ウチャギーナちゃん、あなたにもヒールをかけてあげますからね。気持ちが落ち着きますよ」
ウチャギーナ「まあ……」
マリアはウチャギーの股間に向かって手を翳した。
指先から白い閃光が走り、シャムとウチャギーナの結合部を包んだ。
ウチャギーナ「……?」
シャム「ん? なんかくすぐったいきがするぞ~」
ウチャギーナ「あれ? シャムに突かれても痛くなくなった」
マリア「いかがですか? ヒールの効き目は?」
ウチャギーナ「すごい~! マリアさん、傷を治してくれてありがとう~! ねえ、シャム?」
シャム「ん?なんだ?」
ウチャギーナ「痛みがなくなったから、もっと強く突いてよ! 気持ちよくして!」
シャム「うへっ~、ついさっきまで処女だったのに、すごい変身ぶりだな~! よし、それじゃ~!」
ズンズンズンズン!
ウチャギーナ「あぁ~、痛みが引いたら急に気持ちよさが増してきた~」
マリア「あのぅシャムさん……私も忘れないでくださいね」
マリアはささやくと小さくウィンクをしてみせた。
笑顔で返すシャム。もちろんオーケーという合図だ。
ウチャギーナ「あぁっ、なに? この感覚! あぁん、すごい! チンヒールってこんなに気持ちがいいんだ~!」
マリア「あぁ……見ているだけで身体が熱くなってきましたわ……」
⚔⚔⚔
その頃、ポーカーゲームに飽きたアリサは大きなあくびをしていた。
アリサ「ぷわああああ、何か眠くなってきたな~。あっ、そうだ! シャムたち、今頃どうしてるかなああああ?」
キュー「にゅう、そりゃもう、今頃『アンアン!』の真っ最中だよ~」
アリサ「アリサ、見てみたい! キューちゃん、いっしょに覗きに行かないいいい?」
キュー「覗きに!? それ面白いかも!」
会話を聞いていたイヴが血相を変えて止めに入った。
イヴ「覗きに行くなんてダメダメ~! そんなの悪趣味だよ~」
アリサ「じゃあ、イヴさん、シャムたちのこと気にならないのおおおお?」
イヴ「気にならないと言ったら嘘になるけど」
アリサ「じゃあイヴさんもいっしょに行こうよおおおお」
イヴ「私は嫌だよ~。それに今ゲーム中じゃないの?」
アリサ「いいからいいからああああ」
アリサはイヴの腕を引っ張り強引に連れていく。
キューも後を追いかけた。
イヴ「アリサちゃん、そんなに引っ張らないでよ~! もう~!」
残されたエリカ、チルチル、シャルル、ペペの4人は突然の事態にまるで鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。
イヴ「もうアリサちゃん! キューちゃん! 本気なの?」
アリサ「もちろん本気だよおおおお」
キュー「イヴさんも本当は見たいのでしょう?」
いまひとつ乗り気ではないイヴだったが、アリサとキューに両脇を抱えられシャムたちのいる部屋の前まで来ていた。
キュー「にゅう、部屋の中はどんなことになっているのだろうな~。想像するだけでドキドキしちゃう~」
アリサ「上になったり下になったり、マリアさんもウチャギーナちゃんもきっとあんあん言ってるねええええ」
イヴ「ん? でも、まさか、ロストバージン初っ端から3Pなんてことにはなってないよね?」
キュー「ってことは順番にチンヒールしてるのかな?」
アリサ「私は3人がサンドイッチになってると思うううう」
イヴ「サンドイッチということは、女の子2人の間にシャムが挟まった状態ということ?」
キュー「想像するだけで身体がおかしくなりそう~」
アリサ「ちょっとだけでいいので見たいなああああ?」
廊下側には窓がないので覗くことはできない。
アリサは鍵穴から中を覗いてみた。
アリサ「うわああああ!」
部屋の中が薄暗くてはっきりとは見えないが、予想にたがわず裸の男女3人がくんずほぐれつもつれ合っているではないか。
アリサは鍵穴から離れようとしない。
しかも思わず大声を出してしまった。
人差し指を口に当てて「シー」と動作をするイヴ。
イヴ「アリサちゃん、大きな声を出すと聞こえるじゃないの」
アリサ「だってだって、イヴさん、こんなの見て興奮しない方が不思議だよおおおお」
イヴ「そんなにすごいことになってるの?」
アリサ「すごいの何のってもうううう大変なことになってるんだから」
キュー「大変なことって? ちょっと変わって」
キューはむりやりアリサを押しのけ覗き穴を奪った。
アリサ「もう、キューちゃんったらああああ」
キューはアリサと同様に鍵穴を覗いた。
そこには、マリアが仰向けになり、その上からウチャギーナが覆いかぶさり、その2人をシャムが攻めるという光景が広がっていた。
そのあまりにも刺激的な状況にキューは愕然とした。
キュー「どひゃぁ~~~っ! わわわわわ~! とんでもないことになってる~!」
イヴ「どうなってるの~? キューちゃん、私にも見せて~!」
キュー「マリアさんが仰向けに寝て、その上からウチャギーナちゃんが乗っかって、その2人をシャムがズンズンと……や~ん、それ以上話せない~」
アリサ「ほとんど話しているじゃんんんん……」
今度は球を押しやって、イヴが鍵穴を覗き込んだ。
イヴ「うわあ、本当にすごいことになってる!」
先程アリサに注意したイヴが、今度は自身が声を張り上げてしまった。
キュー「ね、すごいでしょう?」
アリサ「にゃごおおおお、あぁ、ダメだ~身体が燃えてきたああああ……」
イヴとキューが鍵穴の争奪戦を繰り広げている最中、こっそりとアリサが紺色のショーツ内に指を忍ばせているではないか。
外目からもクロッチ辺りがゴソゴソとうごめいているのが一目で分かった。
アリサの一人遊びに気づいたキューが目を丸くしている。
キュー「ア、アリサちゃん、何してるのよ~!」
アリサ「だってだって、アリサもう我慢できないんだものおおおお……」
キュー「廊下でそんなことをしたらダメじゃないの~」
イヴ「ふたりとも騒がしいね。えっ……うそっ! アリサちゃんったら!」
アリサ「にゃんにゃんにゃん~、あぁん、あんあんあんあんあん~」
イヴ「向こうもこっちも賑やかだね」
キュー「まいったな~もう……」
再びシャムたちがいる室内に戻って。
マリア「あのぉ、シャムさんのチンを止めて申し訳ありませんが、何やら扉の外がうるさくありませんか?」
シャム「え~? おいらには何も聞こえないぞ~、はぁはぁはぁ」
ピストン運動に集中している男には、雑音が耳に入らないらしい。
ウチャギーナ「あぁ……あぁ……そういえば、誰かの話し声が聞こえてくる~……あぁ~、あぁ~……」
シャム「気のせい、気のせい~。おいらは今忙しいんだ」
シャムは現在、重ね餅になっている2人を交互に攻めている最中なので、部屋の外の物音まで聞く余裕がないのだ。
2つの穴の上に挿したり下に挿したり、とにかく多忙なのだ。
ウチャギーナを快楽の世界に導くと、間髪入れずマリアに挑んでいた。
マリア「あぁぁぁ~、何か浮き上がるような感覚ですわ~! ねえ、シャムさん、これがイクということなのですか~? あぁ~あぁ~、どうしましょう~」
シャム「いやいや、まだまだほんの入り口さ~、もっともっとよくなるぞ~ はぁはぁはぁ~」
マリア「ええ? もっと気持ちが良くなるのですか? あぁん、これ以上良くなると私狂っちゃいそうです~、あぁ、困りますわ~」
シャム「はぁはぁはぁ、おいらのスクリュードライバーを食らってイカない女なんていないさ。マリアを桃源郷まで連れてってやるぞ~」
マリア「桃源郷? それって中国のどこかにあるのですか?」
シャム「中国? 違う違う、別世界だけどめっちゃ楽しい世界なんだ~」
ウチャギーナ「私、おばあちゃんから桃源郷の話を聞いたことがあるよ。何でも俗世間を離れた安楽な世界で『仙境』とも言うらしいわ。ユートピアも同じような意味だって言ってた」
マリア「ウチャギーナさんは物知りですね~。あぁっ……シャムさん、私を早く桃源郷に連れてってください~~~!」
シャム「はぁはぁはぁ~、そんなに焦るなって。必ず連れてってやるからさ~」
扉の外の物音が一段と大きくなってきた。
ウチャギーナ「はて……? ……? やっぱり誰かが廊下でこちらの様子をうかがっているんじゃないかな?」
しかし絶頂街道の入口にさしかかっていたマリアの耳には、外部の雑音どころかウチャギーナの言葉すら届いていなかった。
マリア「あぁあぁあぁ~~~~~、あぁ、私、その桃源郷という所にイキかもしれません~。あぁ、どうしましょう~!あああ~~あああ~~~っ!」
シャム「はぁはぁはぁ、外のことなど今は気にするな~! チンに集中! マンに集中!」
ウチャギーナ「でも……」
シャム「マリアがもうすぐイクので、この後ウチャギーナもたっぷりと可愛がってやるぞ~」
ウチャギーナ「うん分かった。楽しみにしているよ、桃源郷……」
⚔⚔⚔
その頃、アリサは手淫で快楽道を1人突っ走っていた。
キュー「にゃっ、アリサちゃんを見てたら、私までおかしくなってきたよ~。あぁん」
キューもいつしか自身の指を短いスカートの中へと忍ばせている。
イヴ「あら、ふたりとも? 私まで変になって来たよ。この際だから私も付き合おうかしら?」
アリサに誘発されて、ついにキューとイヴまでが廊下で一人遊びを始めた。
すでに快楽道を走り終えたアリサは廊下の壁にもたれて、達した後の余韻に浸っていた。
廊下に自慰する美女三態とは何と珍妙で淫靡な光景であろうか。
一方、居間ではエリカたちがゲームに興じているが、何故かチルチルだけがそわそわして落ち着かない様子だ。
チルチル「イヴさんたち様子を見に行ったきり帰って来ないでピョン♫ 何をしてるんだろう? 私も行ってみようかな~?」
エリカ「おっとっと~! 15才のチルチルさんは行かなくていいですよ」
チルチル「どうして? イヴさんたち気になるでピョン♫」
エリカ「チルチルさんはまだお子ちゃまだから行ってはダメです」
チルチル「行くなと言われたら余計に気になるなあ」
チルチルは唇を尖らせて拗ねている。
すぐに感情が表に出るのでとても分かりやすい。
シャルルは2人の会話に耳を傾けているが、ぺぺは素知らぬ顔で黙々とゲームに耽っている。
生真面目な性格ということもありおそらく感情を抑えているのだろう。
ペペ「ページワン!」
エリカ「ペペさん、ページワンですか? 次はチルチルさんですよ」
チルチル「シャムたちの部屋、覗きに行きたいなあ……♫」
ペペ「おっ、チルチルちゃん、スペードを出すのですか? じゃあ上がりです!」
チルチル「ぎゃ~~~しまった~~~! ダイヤを出すべきだった」
⚔⚔⚔
マリア「あああ~~~すごいですぅ……ああん、どうしましょう…… あああ~、あああ~……変な気分です! あああっ、ダメです~~~~~~~~!!」
シャム「うお~~~~~~~~~~~~!!」
ドピュ~ン!ドボドボドボ……
マリア「……」
シャム「はぁはぁはぁはぁはぁ、マリア、イッたようだなあ」
シャムはふう~と1つ息をつくと、マリアに挿し込んだ肉柱を引き抜いた。
マリア「あっ……」
白濁色の液体が亀裂からトロリとこぼれた。
その様子をつぶさに見ていたウチャギーナは驚きと落胆の入り混じった表情でシャムに囁いた。
ウチャギーナ「うわあ、フィニッシュはこうなるんだ。マリアさんもすごかったけどシャムの白いものも強烈、っていうか初めて見たよ。でも男性って一度射精すると直ぐにできないって聞いたことがあるけど、やっぱりそうなの?」
シャム「うん、そのとおりだ。でも、おいらは例外~」
ウチャギーナ「どうして?」
シャム「何故なのかは知らんがおいらは世間の男とは違うんだ。5人程度なら軽く連射ができるんだ」
ウチャギーナ「なんと! 便利にできているのね~」
シャム「ただし!」
ウチャギーナ「……?」
シャム「ウチャギーナの“お手伝い”がちょっとだけ必要なんだ」
ウチャギーナ「お手伝い?」
シャムはそう語りながら横に備えていた布で萎えたものを丁寧に拭い始めた。
ぎこちないなりにウチャギーナの口と指による“お手伝い”が始まると、みるみるうちに肉柱は屹立し見事な復活を遂げた。
シャム「おいらが仰向けに寝転ぶから、ウチャギーナはおいらの腹の上に乗るんだ」
ウチャギーナ「え~? おなかに乗るの? だいじょうぶなの?」
シャム「心配するな、おいらの腹は鉄板のようなものだ。ほら、この尖がった肉の上に腰を下ろせ」
ウチャギーナ「恥ずかしいな~」
シャム「ごちゃごちゃ言ってないで、さあ」
ウチャギーナ「じゃあ行くよ」
ウチャギーナは馬に乗るようにシャムの下腹部にまたがりゆっくりと腰を沈めた。
亀裂に肉柱が触れる。
だけどなかなかうまくいかない。
シャムがウチャギーナの腰に手を副えリードすると、容易に花芯を捉えた。
ズリュン……
ウチャギーナ「あぁっ……」
ズッチョンズッチョンズッチョン……
ウチャギーナ「くっはぁ~」
シャム「どうだ? おいらの突き上げは強烈だろう?」
ウチャギーナ「そんなこと言われても他の男性を知らないもの」
シャム「もっと深く捻じ込むぞ~!」
ウチャギーナ「いや~ん! あぁん! だめだめ~! あぁん!」
シャム「マリア! ウチャギーナのうしろに回ってオッパイを揉んでやれ~!」
マリア「えっ? 私も参加するんですか?」
シャム「はぁはぁはぁ、何事も練習練習~!」
マリア「女性の乳房を揉むことが何かの練習になるのでしょうか? シャムさんのご指示なのでやりますが。ではウチャギーナさん」
マリアはウチャギーナの背後に座り込み、彼女の乳房を愛撫し始めた。
ウチャギーナ「やん! 下からシャムが、うしろからマリアさんが! あぁん、すごく恥ずかしい~」
神の視点から見れば、まるで二人乗り自転車のようだ。
否、この時代に自転車は存在しないから、二人乗馬と言うべきか。
揺らめく薄明りの中、3人の男女が織りなすチンヒールストーリーはまだ終わらない。
⚔⚔⚔
ふたたび場面は扉の外。
交代で内部の様子をうかがっていた3人は、自慰行為で身体の火照りは治まったものの、引き続き覗いているうちに、またもや官能の炎が燃え立った。
キュー「にゃっ、見て見て~、シャムとマリアさんがウチャギーナちゃんを攻めてる~」
アリサ「どれどれ、私にも見せてええええ」
イヴ「キューちゃん、ちょっと代って~」
アリサ「イヴさんは今見なくても、明日の夜いっぱいエッチできるからいいじゃないのおおおお」
イヴ「冗談じゃないよ~。明日はエッチと言うより儀式なんだから~。私は望んでないよ、1人の少年を救済するため仕方なくするんだから」
キュー「にゅう、分かってるよ。イヴさんはシャム以外の男とエッチしたくないんだよね?」
イヴ「あら、そんなにズバリ言われると照れちゃうよ。キューちゃんって人の心を読むのがじょうずだね」
アリサ「にゃう~ん、私だってシャムとしたいよ。でもこれだけ欲求不満にさせられたら、シャムに頼ってられないものねええええ」
キュー「にゃっ、なんと過激な発言」
イヴ「そもそもこのパーティって男女の比率が悪いからね。ペペってどうなの?」
アリサ「ペペはいい子だけどその気になれないよ」
イヴ「選り好みをしてるじゃないの。アリサちゃんも結局はシャム1拓なんだね~」
アリサ「違うって! そんなんじゃないよおおおお!」
3人の会話が次第にヒートアップしていった。
当然声も大きくなってしまい……
⚔⚔⚔
現在二輪車プレイ真っ盛りのシャム、マリア、ウチャギーナ。
マリア「扉の外が一段と騒がしくなりましたね。あの声はアリサちゃんのようですね?」
マリアはウチャギーナの背後から彼女の乳房を愛撫しながら呟いた。
ウチャギーナは騎乗位の体勢で激しく喘いでいるため、外の声など耳に入らない。
シャム「はぁはぁはぁ~、え? アリサが表にいるのか?」
ウチャギーナ「あぁんあぁん、ア、アリサちゃんのことより、今はこちらに集中して~! あぁん、すごい~。こんな気持ち初めて~~~!」
シャム「うううっ! おいら、もう発射しそうだ~!」
ウチャギーナ「あああああああ~~~~~~!! 何か~空に舞い上がって行きそう~~~~~!! あああああああ~~~~~!!」
シャム「おおおおおお~~~!! おおっおおっ! おいらやばいぞ!! くおおおおおお~~~~~!!」
ドッピュ~ン! ドバドバドバッ!
ウチャギーナ「あああああああああ~~~~~!!」
マリア(うわぁ~、まるで獣のようですね……)
マリアは男女が同時に絶頂に達する場面を息を凝らして見入っていた。
達した直後ウチャギーナは恍惚の表情でシャムの胸に頬を埋める。
だが甘い余韻に浸ることもなくシャムは次の行動に出た。
シャム「さあマリア、もう1回行くぞ~!」
マリア「だいじょうぶなんですか? 少し休んだ方が良いのではありませんか?」
シャム「休んでる暇はないぞ。明日マリアは3つの体位を実行しなければならないんだから。相手は性に無知な男なんだから」
マリア「そうですね。私しっかりと覚えますのでどうか教えてください」
ウチャギーナ「まだするの? じゃあ、私、先に寝ようかなあ」
シャム「ウチャギーナ、先に寝ないで手伝ってくれよ~。さっきマリアの協力でいい気持ちになったろう? 今度はウチャギーナがマリアにお返すする番だぞ~」
ウチャギーナ「あぁ、そうだったね! うん、手伝うよ~」
マリア「でも、ウチャギーナさん、眠ければ休んでくださいね」
ウチャギーナ「目が冴えてきたよ」
シャム「愛撫する手は1本でも多い方が女性は感じやすいんだぞ」
マリア「つまり魔神アシュラ様は女性には最適ってことになるのですね?」
シャム「なんだ? そのアシュラって野郎は?」
ウチャギーナ「じゃあ、オッパイ揉み揉みから始めようかな~。さっきのお返し~」
マリア「いや~ん!あぁ~ん!」
かくして淫靡でトライアングルな夜はマリアとウチャギーナの嬌声とともに静かに更けて行った。
その声は昨日まで処女であった女性のものとは思えないほど艶やかなものであった。
シャムのほぼ徹夜での獅子奮チンのがんばりもあって、学習能力に優れたマリアは一夜で5つもの体位を習得することができた。
とても破瓜の夜とは思えないほどの上達ぶりといえる。
また、シャムはマリアとウチャギーナの花芯上部にも、イヴたちと同様に輝くクリトリスを発見したのであった。
輝くクリトリスが何を意味するのか、今なお謎である。
夜が明ける頃、ようやくシャムは深い眠りに落ちた。
彼に寄り添うようにして、左右にマリアとウチャギーナが静かな寝息を立てていた。
⚔⚔⚔
昨夜ゲームに興じていたエリカやチルチルたちは早めに起きて朝食の支度に取りかかっていた。
廊下にたむろしていたイヴ、アリサ、キューの3人は、今のソファや床でまだグーグーと眠っている。
チルチル「シャムたち3人は昨夜がんばったので疲れていると思うんだけど、イヴさん、アリサちゃん、キューちゃんはどうしてこんなに眠っているのでピョン♫? 疲れるようなことはしてないと思うんだけど」
エリカ「どこかで夜遊びしてたのかもしれませんね」
チルチル「ふ~ん、そうなんだ~。あ、エリカさん、シチューそろそろできあがるでピョン♫」
エリカ「さあ、皆を起こしましょう」
チルチル「シャムたちは私が起こしてくるでピョン♫」
シャムたちが乱れた姿で寝ている可能性もあることから、エリカは自身がシャムたちのところに行くと提案した。
エリカ「チルチルさんは居間にいるイヴさんたちを起こしてください。私がシャムたちを起こしてきますから」
チルチル「分かったでピョン♫」
居間で大声を張り上げるチルチル。
チルチル「イヴさん~、アリサちゃん、キューちゃんも起きるでピョン♫!」
イヴ(スヤスヤスヤ……)
アリサ「ん~、あぁん! そこもっと触って! シャム、そこすごくいいよおおおお! ムニャムニャ……」
キュー「ん……? なに? アリサちゃんが寝ぼけてるよ~。あははははは~」