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第2話「ショーツをもっと下げて」 桜色の乳首は心なしか硬くなっています。 水色のショーツは肌にピッタリとフィットした素材のようです。 大事な部分がこんもりと盛り上がり悩ましげな佇まいを見せています。 (ふふふ、あの薄い布の奥には……) 私は込み上げて来る欲情を押し殺すのに必死でした。 「はい、もう少し肩を上げて。いえ、もうちょっと」 私は事務的な言葉の合間にチラチラと彼女のショーツを眺めています。 するとそこに一つの発見がありました。 (あ、しめたぞ!) クロッチよりも少し上の方に愛らしい刺繍が施されています。 その刺繍はよく見るとビーズがくっついています。 フイルムの入替作業の合間に、彼女の裸体をチラチラと見ながら、わざとゆっくり時間を掛けました。 その間に私は次の作戦を考えていました。 胸部の撮影は一通り終わり、いよいよ腹部の撮影となりました。 「では、お腹の撮影をしますので、その台に仰向けに寝てもらえますか」 惠は熱のためか少しよろけながら台に登ろうとしました。 「あ、大丈夫ですか?」 私は介護する振りをして彼女の手を持ってすけてやることにしました。 「あ、先生、すみません……」 惠が台に登り掛けたとき、後押しをするために、腰や尻をさり気なく触りました。 もしかしたら「結構です」と跳ね除けられるかも知れないと思っていました。 ところが、熱があってふらつくことや、早く治さなければと言う一念もあって、一切私の行為に逆らうことはありませんでした。 惠は台の上で私の指示どおり仰向けになりました。 私はさきほどと同様に淡々とした事務的な口調で告げました。 「下着についているビーズの刺繍が写真に写るので、もう少し下げてください」 さすがにこの一言に、惠は驚いた様子でしたが、まもなく諦めたようで、腰を浮かし自らショーツを少し引き下げました。 しかし、羞恥心も手伝ってかその下げ方はほんのわずかでした。 私は困った振りをしてなおも言いました。 「それじゃまだビーズが写りますね。もっと下げなければ……」 「はい……」 惠は蚊の鳴くような声を漏らしそっとうなずきました。 そしてショーツはさらに引き下げられました。 次の瞬間、私の目前に柔らかそうな陰毛で形成された繁みが現れました。 量はかなり少なめできれいな逆三角形を形成しています。 私は思わず生唾を呑みました。 (あ、聞こえたらまずいぞ) しかし惠はまだ目を閉じたままです。 女性の患者は、治療時や検査時に目を瞑る人が比較的多いように思います。 それは医師と顔を合わせることをできるだけ避けたいという心理から、無意識のうちに目を閉じてしまうのでしょう。 ショーツはかなり下ろされましたが、まだ中途半端な状態で止まっています。 「それではまだビーズが写りますね。もっと下げなければダメですね」 私は惠に残酷な一言を告げて、強引にショーツを膝の辺りまで一気に引き下ろしました。 惠は驚いて目を開け白黒させていましたが、恥しそうな表情を残し、まもなく目をつぶってしまいました。 私は身体の下に敷くフィルムの位置を何度か前後させました。 フィルムが動くたびに、惠は腰を浮かしてくれました。 腰を浮かした隙に、さり気なくお尻を触り惠の最も恥かしい場所を覗き込みました。 全裸で横たわる惠を見ているうちに、私は激しい興奮を覚え、喉がカラカラになりました。 ズボンの前面が痛いほど突っ張っているのが分かります。 「はい、いいですよ。では、起きてください」 台の上での撮影は終わりました。 (いよいよ撮影も終盤だ。さて……) 惠は熱のため、顔が真っ赤になっています。 身体がかなりきついのだろう、朦朧としながら私に尋ねて来ました。 「もう……終わりなんですか……?」 「辛いですか?もう少し辛抱してくださいね。もうちょっとですから」 (これで終わって堪るものか) 私は心の中でそう呟きながらも、惠にはできるだけ安心する言葉を選びました。 「じゃあ、もう一度立ってもらえますか」 「はい……」 最後に立位で腹部の写真を撮るために、もう一度立ち上がってもらうことにしました。 惠は立ち上がる前に、自分でショーツを引き上げるために、膝を少し曲げました。 その瞬間、惠のピンク色の美しい亀裂がくっきりと見えました。 高熱と恥ずかしさで頭がクラクラするのか、惠はよろけてしまい、私が支えてやりました。 立ち上がろうとした時に、さりげなく乳房やお尻に触れたのは言うまでもありません。 前頁/次頁 |