「治療と言ったって、まだ診察中なんだけどね」
「いいんです、いいんです。もう耐えられないので早く治療してください」
「ふうむ、困った患者さんだね。さて、どんな治療をしたものかな?」
「お注射してください!先生のお注射が欲しいんです!」
「ふむふむ。じゃあ惠くん、注射器の準備だ」
「は、はいっ」

 いつしか惠は看護師と患者の二役を演じてしまっていた。
 社本は衣服を脱いで素っ裸になった。

(いやぁ~ん…すご~い…先生の股間に立派な注射器がそそり立ってる)

 それはそれは見事な20センチを遥かに超える極太の注射器であった。

「さあて、注射器を消毒しなくては。惠くん、君の口で消毒してくれるかね?」
「はいっ、すぐに消毒を始めます!」
「よし、頼むぞ」
「はい!」

 社本はベッドに腰をかけ、彼の両足の間に惠がちょこんと正座をした。
 惠は極太注射器をつかむと、いきなり口に含んだ。

(フグググッ!ウウグッ!ウウッ…!)
「おおっ……」

 ちょっと太過ぎて苦しかったのか、惠は大きな瞳をさらに見開いて、注射器を口いっぱいに頬張った。
 大好きな部長のモノを口に含める喜びに、惠の心は高鳴った。

(ああ~、私のお口いっぱいに部長のオチンチンが入っているんだわ~……)

 惠は高ぶるあまり、つい社本の極太注射器をグビグビと咥えてしまった。
 暖かい粘膜で締めつけられた社本は敏感に反応する。

「おおっ、惠くん、すごくいいぞ!」

 社本の反応に気を良くした惠はさらに動きを早める。
 ねっとりとした口内は膣を連想させ、さらに社本の感情を高ぶらせる。

(チュッバ、チュッバ、チュッバ、チュッバ…ブチュッ……)

「くはぁ~、惠くん、こりゃ堪らん!も、もっと早く動かしてくれ!」

 惠のフェラチオに社本が我慢できなくなり、腰を前方にせり出した。
 必然的に口内に差し込まれたイチブツは惠の口奥へと突き進む。
 惠も負けじと唇に力を加えながら、フェラチオの動きを早めて行く。

(ジュバッ、ジュバッ、ジュバジュバッ……)

「うう~…うぐぐ…くぅ~…気持ちいい~……」

 社本の目線からはちょうど惠のナースキャップが目に入ってくる。
 普段は従順な態度で部長のアシスタントをしている看護師が、今は淫らな姿に変身しフェラチオをしている。
 女慣れした男と言うものは、常時淫らな女性にはさほど興味を抱かないが、日頃楚々とした女性が突如変貌を遂げると意外と昂ぶるものだ。
 事実惠の懸隔に社本は異常なほどの激しい劣情を覚えた。

「惠くん、すごいよ~!すごくいいよ~!」

 フェラチオに興奮し続けている社本を見て、惠は少しいじわるな気持ちが芽生えた。

(私にばかり奉仕をさせて、部長ったらずるいっ!)

 惠はほっぺを凹ませて、社本の肉棒を痛くなるくらい思いっきり吸った。

(ブチュ~~~~~~ッ!)

「おおおっ!惠くん、キョーレツ~!気持ちよすぎるぞ~~~~~!」

(ありゃ……全然効果ないじゃん。っていうか、完全に逆効果じゃん……)

 社本の肉棒はさらに大きく、そして硬くなってしまった。

「惠くん、今度は舌でペロペロ舐めてくれ!」

「(ペロペロペロ)、こんふぁかんじふんぐゎぁふんがぁ?(こんな感じですかぁ?)」

 惠は社本の注文どおりに舌を伸ばして肉棒を舐め始めた。

(ペチョペチョペチョ……ペチョペチョペチョ……)

 惠は肉棒を舐めながら、改めて社本のイチブツを観察した。
 社本のソレは本当にすごい。
 赤黒く隆々とした亀頭、左右に力強く張ったエラの部分、血管が浮き出て反り返った太い幹、いっぱい精液が溜っていそうな金の玉……。
 惠はその威圧感と迫力にうっとりしとした。そして深い愛情を感じた。

(もしかしたら私、社本部長と同様に、このオチンチンも愛しているのかも……)

 そう考えるといっそう愛おしく思えてきて、惠は心を込めて極太注射器を舐めあげた。
 すると社本は……

「惠くん、やっと病名が分かったぞ」
「えっ!?何だったのですか?」
「恋の病だ」
「やっぱり!」
「知っていたのかね」
「きっと、そうだと思ってました」
「よし、惠くん、注射の準備ができたようだし、ぼちぼち治療するぞ」
「は、はい!これって何の注射ですか?」
「ふうむ、恋の特効薬だ」
「まあ、嬉しいですわ!」
「注射を喜ぶ患者さんも珍しいね」
「だって部長の注射はすごく気持ちいいんですもの」

 惠はにっこりと微笑んだ。


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