「ほほう、惠クン、なかなかよいワレメだね~」

(よいワレメっていったい……??)

「切れ込み具合といい、色艶といい、いい道具を持ってるね~」

(まるでお茶碗を品定めしているみたいじゃないの……言葉で表現されるのって何か恥ずかしいなあ……)

「ふうむ、やはり患部がジュクジュクしているようだね」

(あぁん、恥ずかしい……)

「惠くん、もっとよく見せなさい。指で陰部…じゃなくて、患部を広げなさい」

 わざわざ自分で陰唇を広げなければならない。惠にとってとても恥ずかしい指示が飛んだ。

「はい……こんな感じですか……?」

 惠は両手を大陰唇の縁にあてがうと、左右にギュッと広げた。
 社本は惠が自ら広げた膣内を覗き込んでいる。
 見られていると思うだけで、またもや濡れてくる惠。

「部長…どうですか……?」
「う~ん、サーモンピンクの花肉が濡れてきらきらと輝いている様が実に美しい~」
「美しいだなんて……(ポッ)」
「それにクリトリスの包皮がめくれて佇んでいる様子は、まるで朝露に濡れた真珠を見るようだ~」
「まぁ、真珠だなんて。いやぁ~ん。そんな表現をされると一層濡れてきますわ……あ~ん……」

 惠は褒め上手な社本のペースにすっかり填まってしまった。
 ただし彼の褒め言葉は決して媚びやへつらいではなく、あくまで真実に少しスパイスを効かせて語っているだけだ。
 惠は社本の言葉を聞いていると、恥ずかしい反面とても嬉しかった。
 しかし肝心の診断はまだ何も語ってくれない。

「あのぅ、部長……悪いところ分かりましたか?」
「いや、もう少し調べてみないと何とも言えないね」 

 社本はそういうと、惠に一段と恥ずかしいポーズを要求した。

「じゃあ、惠くん、アナルのチェックだ。姿勢を変えて、お尻をこっちに向けなさい」
「え?は…はい……」

 惠は一旦ベッドに手をつくと、くるりと方向を変え、社本のいる方に尻を突き出した。

「よし、じゃあ、自分でお尻を持って、アナルとヴァギナがよく見えるように広げてみて」
「……」

 惠は社本の顔を見ながら、尻に手を宛がい肉をつかむとグイッと開いた。

「ほほう~、惠くん、なかなかいい景色だね。可憐な菊が咲きほころび恥ずかしそうに震えてるよ」

 ちょっぴり文学的で淫らな言葉が惠の脳を刺激する。
 言葉で刺激されると、さらに濡れるのは女の性というもの。
 惠の花弁は熱くなりさらに蜜を滲ませた。
 社本は当然そのタイミングを逃さない。
 
「惠くん、女性は動きに比例して濡れるのではなく、気持ちで濡れるものだってこと分かったかね。愛液というのは何らかの信号を脳から発信してから 身体の内部で分泌されるものであり、あらかじめ用意されていたり、元々溜まっている液体じゃないんだよ。
 女性が相手の男性を受け入れていて、気持ちが高揚すればどんどん分泌するが、そうでなく受け入れていなかったり、気持ちが冷めていくと分泌しないようになっているんだ」
「メンタル面が大きいんですね」
「そのとおり。ところが…」
「はい…?」
「惠くん、君は私が医師にもかかわらずこれだけ濡れている。彼氏でもない私の前でこれだけ濡れるのは明らかに何かの病気だ!」
「いいえ部長、違うんです…それはですね……」
「もっと詳しく調べなければ!」

 社本はそう述べると、惠に尻を広げさせたまま秘所をいじり出した。

「やぁん……」
「ふむふむふむ…」
「はふ~ん……」
「どれどれどれ…」
「あぁん~…」

 惠の谷間からどんどんと蜜が溢れてくる。

「さて次はアナルを調べよう」
「いやぁん……」
「ふうむ…ふうむ…」
「はぁ~ん……」

 敏感な箇所をいじりまくられた惠の身体にたちまち火が点った。
 最初はチョロチョロと燃えていた小火が次第に大きくなり、いつしか烈火となっていた。
 いや、烈火というより情火と呼ぶべきかも知れない。
 
「ああっ、部長、め、惠、もうだめぇ!お願いです!は、早く治療してください!」

 惠は尻をくねらせ社本に治療をせがんだ。


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惠イメージ











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