第5話「二回目は立ちバックで」

　一回果ててもリョウの性欲は留まるところを知らない。
　ふたたび惠に唇を求めてくるリョウ。
　舌と舌とが絡み合い、じゅるじゅると卑猥な音を立てる。

「ああ　あん……リョウ……もうイッたのに……また……あぁ　あっ……」
「惠とエッチすると、もっともっとしたくなる」
「そんなぁ……」

　惠の甘い声、悦びに蕩けかかっている表情がいっそうリョウを刺激する。
　ブラウスのボタンを外す。

「ダメだよ……」
「少しだけならだいじょうぶだよ」

　惠の形のよい白乳がリョウの大きな手で揉みまくられる。
　指と指の間から柔肉が、むにゅっとはみだしている。

「柔らかいな。吸いつくようだ」
「あはぁ……」

　惠のびんびんに硬くなった乳首を、指でつまみ、くりくり弄びながら、リョウはもう片方の乳輪を舌で舐め回す。

「あぁ……きもち……いい……ぁぅ……あぁん……」

　舌で乳首をころころ転がされたり、乳房全体をチュウチュウ吸われたり、惠の乳房はリョウの思いのままなぶられる。

「あぁ、あん……おっぱい……だけで……いっちゃい……そぉ……」

　リョウの舌が惠のへその周りを執拗に愛撫し始める。
　惠は身体をくねくねよじらせながら、快楽の波に身をゆだねる。

「くすぐったい……けど……きもち……いい……」

　誰も来ない空き教室ということもあり、リョウの行動が一段と大胆になっていく。
　リョウは惠の足元に屈むと、舌を惠の一番敏感な部分へと進める。
　さきほど愛した美味で敏感な個所をリョウは舌で舐め回す。

「あぁ……リョウ……だめぇ……」

　わずかばかりの陰毛を指でつまみあげリョウの舌が這いまわる。

「うぅぅ……あはぁ……ぁ……ぁ……」

　淡いピンクの花弁が大きく広げられ、クリトリスの包皮が剥かれる。
　リョウは唇で陰唇を挟んで舌で舐め姦し、鼻先ですでに硬くなったクリトリスをつんつんと刺激する。

「あ、ぁん……そこ……いい……舌でころころ転がしたり……あは　ぁ……ちゅうちゅう吸っ……てぇ……」

　惠におねだりされたとおりにクリトリスを愛撫するリョウ。

「ひゃん……気持ちひぃ……惠…いくぅ……」

　惠は全身を大きくビクンビクンと痙攣させる。

「あ…ああ……あ……だ…めぇ…ぇ……ぃ…い…くぅ……」

　両脚をピンと緊張させ、弓なりに反りながら、惠は再び激しく全身を波打たせる。

「何回でもイかせてやるからな」

　激しい快感にぐったりしている惠の膣にリョウの指が二本ぬるりと入る。

「あっ…だめぇ……い…ま…イった…と…こ…なのに……やめ…てぇ……あぁ……あ…あぁ…あ…あ…ぁん……めぐみ…こわれ…ちゃ…う…よぉ……」

　惠の蜜壺からピチャピチャといやらしい音をたて愛液がしたたり落ちる。
　リョウはベチョベチョズルズルと音を立てながら、惠の蜜を美味しそうに啜りとる。

「おいしい……惠……おまえの汁、最高にうまいぞ」

　リョウに二本の指で膣の中をゆっくり掻き回され、快感の大波がまた惠を呑み込む。

「ああぅ……あああ……イくぅ……イ…く……」

　全身をがくがく痙攣させ、失神しそうになる惠。

「惠ぃ。おまえだけ気持ちよくなるのってずるいんじゃない？　今度はオレも気持ちよくさせてくれよ」

　惠の愛くるしい顔の前に、肉柱をぐいと差し出すリョウ。

「うわぁ、リョウのもの、さっきイッたばかりなのに　もうこんなに大きくなってるぅ……」

　ジュルジュルと淫靡な音をさせて、惠が可愛い口でリョウの肉柱をしゃぶりはじめる。
　惠の舌がリョウの肉柱の裏筋やカリのまわりを、ちろちろと舐め上げる。
　リョウのボールを、惠は、チュウチュウと淫らな音を立てて、吸ったり舐めたりといそがしい。
　リョウの亀頭全体を口に含むと、ゆっくり首を前後に揺すりながら、 舌で亀頭を、唇で裏筋を同時に愛撫する。
　よだれが惠の口から滴り落ちる。
　愛蜜が惠の花弁から、つーっと糸を引いている。
　ふだんは清純な女子高生だが、リョウの前だと淫らな雌猫に豹変する惠。

「オレ、もう我慢できないよ。はめるよ？　惠」
「うん　はめて……」

　惠の瞳がきらきらと輝いている。

「惠、立ったままでうしろから挿れるぞ」
「ゴムつけてくれた？」
「つけた。心配するな」

　言うが早いか、机を支えにして尻を突き出した惠の背後から、リョウが肉柱をあてがった。
　先端が膣口の位置を探っている。
　まもなく探し当てた。

「あぁっ……！」

　挿入すると、惠の腰の両側をかかえるようにして、リョウは激しく前後に揺すりはじめた。
　形のよい乳房が、ぶるんぶるんと波をうつ。
　快感でだらしなく半開きになった惠の唇からは、よだれが滴り落ちる。
　肉の悦びを満面に湛えた、惠の愉悦の表情。

「あ……ぁあ……あ……い…い…ぃ…イ…くぅ……」

　激しい快感の衝撃に耐え切れず、惠は机の上にへなへなと崩れ落ちる。
　それでもまだリョウはかまうことなく美尻めがけて突き進む。

「あ…あ…ぁ……もう……つ…い…ちゃ……だめ……ぇ……こわれちゃう……ぅ……あは……ぁ……」

　惠の蜜壺からじんわりと愛液がにじみだす。
　激しい快感に襲われると一気に濡れるのが女の性。

「あぁぁぁ……いい……す、すんごくいい……」

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