<あらすじ>
高校生同士のカップルが交際する場合に一番困ることは、『愛をはぐくむ』場所がないことだ。
お互いの家だと家族に見つかるおそれがあるし、ラブホテルを使うとすぐに財布が空になってしまうのでアルバイトをしない限り頻繁には行けない。公園や橋の下という方法もあるが、物陰から窃視されるおそれがあるので安心できない。
そこでリョウは惠との初体験は小遣いを奮発してラブホテルで済ませると、次回は学校で行なうことを提案した。
<副題>
第1話 「愛をはぐくむ場所」
第2話 「約束は午前七時」
第3話 「教室の机がきしむとき」
第4話 「四階の空き教室」
第5話 「二回目は立ちバックで」
第6話 「土曜日は家に誰もいないの」
第7話 「そのまま抜かないで」
第8話 「眩いほどの光景」
<登場人物>
仲大路 惠(なかおおじ めぐみ)
十七歳。洛中高校二年生。成績優秀。大きな瞳と長い髪が特徴の美少女。身長160センチ。
山野辺 涼(やまのべ りょう)
十七歳。惠の同級生でありボーイフレンド。身長183センチで運動万能だが勉強は中程度。
(惠の制服)
紺ブレザー金ボタン、赤いネクタイ
グレーのスカート
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