第八話“地獄槍” 「うぬは槍使いの名手なるが『女泣かせの槍使い』には程遠しな。余が手ほどきを見せてやればよく見ておけ」 「はっ!御意!」 黒岡はそう告げると穂先を媚薬の壷に浸け、ぽたぽたと滴らせた槍をありさ姫の股間に向けた。 ありさ姫は激しい痒みと劣情に苛まれ腰をなまめかしく動かしている。 もしも手足が自由になるならば、人目はばかることなく秘所を掻きむしりたい心境であった。 「ふふふ、ありさ姫よ、痒いか。槍で穴を掻き回してくれと余に頼んでみるや?ぐふふふふふ・・・」 「くっ!あだごとが過ぎるぞ!」 本音は茄子でも胡瓜でも構わない、とにかく花芯にものを押し込み激しく擦って欲しい。 痒みと劣情の辛さはそれほどまでに深刻で、ありさ姫を苦悶の淵に追い詰めていた。 だがそのような破廉恥なことを父を殺した敵国の城主に懇願できるはずがない。 姫としての誇りと乙女としての恥じらいがそれを阻んだ。 「痒いのはこの辺かのぅ?」 黒岡はわざと穂先を痒みの壷に挿し込むことを避け、草むらが刈り込まれて丸見えになっているさねをぐりぐりと擦った。 粘膜であるさねにも媚薬が付着し疼きが半端ではなくなっている。 ありさ姫は火がついたようにいっそう激しく身体をくねらせた。 「あぁっ!そこはぁ……!あっ、あっ、あっ!ああっ~~~……!!」 花芯が燃えるように熱くほてり、激しい痒みに苛まれている最中、さらに追い討ちをかけるようにさねを擦られたありさ姫は狂ったように身悶えした。 「ぐふふふ……ここか?ほれほれ、ほれほれ」 (グリグリグリ、グリグリグリ) 「ひぇ~……や、やめて……ご、後生じゃ…あああっ~……そんな無体なぁ~……なぶるならばいっそのこと殺したまへ!!」 黒岡が槍を操りありさ姫が叫喚する様を、下川や家臣たちは言葉を失い呆然と見つめていた。 観衆も淫靡で扇情的な光景を固唾を飲んで見守っていた。 「ぐふふふふ……いじめるのはもうやめるとするか」 黒岡はそうつぶやくと、穂先を壷の中に深々と浸し、ぽとぽととしずくの垂らしながら再び秘裂に向けて構えた。 「少し楽にしてやろう」 黒岡は夭桃を思わせるありさ姫の秘裂に穂先をずぶりと突き刺した。 (ずぶりっ!) 「うぐぐっ!!」 ありさ姫は堪らずうめき声をあげた。 穂先はまるで男根のように抽挿を繰り返した。 (グッチョグッチョグッチョ……グッチョグッチョグッチョ……) 「ふぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~!!」 (グッチョグッチョグッチョ!グッチョグッチョグッチョ!) 「あぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~!!ひぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~~~!!」 傍で待機している執行役人たちもありさ姫の乱れぶりに唖然としている。 「す、すごい……」 「あの慎ましやかなる姫君とは思えざるほどの乱れぶりじゃ……」 「あぁ、いかん。こちらまで昂ぶってきたり」 「いやぁ、それがしとて同じじゃ」 疼く花芯を張形で擦られたありさ姫は、無念の表情の中にかすかに安堵の表情を浮かべた。 それはほんの一瞬の出来事であった。 観衆は目敏くその瞬間を見逃さなかった。 「おおっ、あのお姫様、城主様にかっこわり場所を槍で突かれているのに喜んでいるではねえか。かなりの助平だべ」 「おめえも見たのか。おいらもちゃんと見たぞ。それにしてもすんごい場面だなあ」 「こんな処刑初めて見るだべ。ちゃんと目に焼きつけておかなければもったいねえ」 (グッチョグッチョグッチョ!グッチョグッチョグッチョ!) 「くぅ~~~~~~~~っ!!いやっ!!もう許したまへ!!」 「痒みが取れしかばもう槍は無用と言うや?ははは~、これは刑じゃ、姫の思うようにはならずぞ」 (ズッチョズッチョズッチョ!ズッチョズッチョズッチョ!) 「あぁっ!!あぁ、もうやめたまへ!!後生にはべる~~~~~~~!!」 前頁/次頁 |