官能小説

『ありさ 義父の視線』

Shyrock 作



 
野々宮ありさ(役名 湊川ありさ)



第2話「絶倫義父」

 ある夜、風呂場で事件は起こった。
 ありさがシャワーでかけ湯をしていると、いきなり引き戸が開きパンツ一丁の諭が入ってきた。

「きゃっ! お義父さん! 何ですか?」

 驚いたありさはとっさに空いている手で胸を覆ったが、もう片方の手はシャワーを握っていたので陰部を隠すことができず諭に見られてしまった。
 ありさが狼狽していると諭はとんでもないことを言い放った。

「隆志は今夜も忙しくて帰らないのだろう? 代わりに私が慰めてやるよ」
「結構です。早く出ていってください」
「そんなにつれないことを言わなくても」
「早く出ていってください!」
「おまえたち、最近ほとんどしていないのだろう? 隆志がずっと遅いからなあ」
「私たちに構わないでください。とにかく早く出ていってください」

 しかし諭は出ていくどころか、逆にありさに接近し身体に触れ始めた。

「ずっと日照りが続いているんだろう? 私が慰めてやるよ」
「冗談言わないでください! 本当にやめてください!」
「ありささんっていい身体をしてるなあ」
「ジロジロ見るのはやめてください!」

 避けようとするありさの背後から、諭は乳房をつかみ鼻息を荒くしている。
 目は見開き、ありさの肉体を舐めまわすように見つめ、歓喜の言葉が漏れる。

「おお……柔らかいなあ……」
「ちょっ! ちょっと! やめてください!」

 不意を突かれどうしていいのか分からず、ありさはパニック状態になってしまっている。
 二人がもみ合っているうちに、背中に男根が触れているのが分かった。

(ああっ、お義父さんに犯されてしまう!)

「ほほう、乳首が硬く勃ってきたぞ」

 諭は嬉しそうにつぶやく。
 確かに乳首は起っていた。

 まもなく手は下半身に伸びていった。
 必死に抵抗を試みるありさだが、やはり男の力には勝てない。
 あっけなく諭の指はありさの花弁をとらえた。

「おまんこが濡れてるじゃないか。なんだ、もう感じているのか?」
「さ、触らないでください! シャワーで濡れているだけです!」

 花弁を捉えさらには花芯までも伸ばそうとしている諭の指を、懸命に退けようとするありさ。
 しかし抵抗すればするほど諭の行動が乱暴になっていく。
 乱暴されることだけは避けたい一心から、ありさは無駄な抵抗はやめようと観念した。
 ところがありさが抵抗をやめたことで、諭は一段と大胆になり、肉根をありさの顔に近づけ舐めろと言わんばかりに迫った。
 夫の隆志のものより一回り大きな肉根を仕方なく口に含むありさ。
 口内で射精させれば犯されなくて済むと考えたありさは、泣く泣く指と唇と舌を駆使し諭に奉仕することにした。

「おお、いいぞ、いいぞ! ありささん、うまいじゃないか。あいつはいつもこんなに気持ちいいことをしてもらっているのか。おお、隆志は幸せ者だよ」
「お義父さん、お願いです……隆志さんの名前は言わないでください」
「おお、分かった分かった。おお、気持ちいいぞ! それすごくいいぞ!」

 忌まわしい奉仕など早く終わりにしたい。
 擦る速度が一段と早くなった。

「おおおっ……出そうだ……出そうだ……!」

 内心、速めることに成功したと思ったありさは、さらに素早く擦った。

「おおおっ、おおおっ! イクぞ~~~~~!」

 諭はありさの口内に放出したのだった。
 これで終わったと確信したありさ。
 しかしそれは早計であった。

 放出したはずなのに、諭の肉根は萎えることなく大きなままであった。

(うそ! どうして……!?)

 隆志の場合、射精した後すぐに萎えるのに、諭のものはまったく違っていた。

「何を驚いているんだ?」
「……」
「私のものが萎えないから驚いているのだろう? そうだろう?」
「は、はい……」
「ははははは、昔から私の精力は人一倍強いんだよ。それに加えて、ありささん、あんたのせいだよ」
「私のせいって……?」
「あんたが美人で魅力的で私好みの女だからだよ。男は好みの女が相手だといくらでも元気になれるんだよ」
「そんなぁ……」
「よし、今度はおまんこに入れてやるからな」
「いやです! それだけは許してください!」
「ダメだ、許さん。これほど勃起させておいて嫌ですはないだろう? さあ、壁に両手をついて尻をこっちに向けなさい」
「お願いです!それだけは、それだけは許してください!」
「いいや、許さん。ありささん、あんたのおまんこがどんな具合か私の分身が確かめたいと言っておる。さあ、尻をこっちに向けろ」

 諭は強引にありさを風呂の壁に両手をつかせ尻を叩いた。
 風呂場の狭い空間に打撃音が響く。
 
「痛い! やめてください! 叩かないでください!」
「叩かれるのが嫌なら素直に尻を突き出すのだ」
「お義父さん」
「なんだ?」
「こんなことはこの1回限りだと約束してくれますか?」
「うん? ああ、いいとも。約束するよ」

 諭の言葉を信じ、ありさは壁に両手をつき、ゆっくりと双臀をうしろに突き出すのであった。



前頁/次頁































表紙

自作官能小説

トップページ


inserted by FC2 system inserted by FC2 system