第7話 揉み潰される乳肉! 美少女の喘ぎ 絶世の美少女=ナイスボディとは限らないのかもしれない。 はだけさせられた無垢な乳房は、膨らみを覚えたばかりの儚ささえ感じる。 太一の脳裡には、『ロリ-タ』という禁断の単語が浮かんだ。 二重の瞳で挑むかのように見つめる美紗と視線をすれ違わせて、薄紅色をした野苺そのままの乳首と、それを頂点にした薄い乳肉の小山に目を奪われていた。 「やっぱり……おっぱい小さいかな?」 「う、ううん……そんなことないよ」 美紗に訊かれて、太一は危うく頷きそうになった。 真下に落ちかけた首を急停止させると、大げさなくらいに真横に振った。 「うそ……ホントはペチャパイだって思ってるくせに。わたしには分かるの。おじさんが嘘を付けない人だって。だから……」 「だから……何?」 「も、もう……そんなことはいいから、触ってよ。美紗のおっぱい……おじさんの好きにしていいから」 美紗の声は震えていた。 囁くように小声で、少しやけっぱちのようにも感じた。 オトナ一人が用を足すだけの狭い密室で、胸をはだけせた半裸の少女と、両目が宙を泳ぎ続けているサラリーマンの男が向かい合っている。 唯一の出口である薄い合板製の扉の先では、今も数人の男達の気配を意識出来る。 ジャァ、ジョボと、小便を排出する音が響いて、その男達を運んできた電車が、個室の天井を揺るがすように壮大な地響きを立てる。 「くぅ、ふぅっ……!」 唇を噛んだ太一が腕を伸ばして、唇を真一文字に結んだ美紗が、それでも薄い呻きを漏らした。 少女の挑発に乗り、太一の両手の指が美紗の乳房を触る。 指先を沈めるのも難しそうな、未熟で硬さの残る乳肉を摘まむようにしてマッサージを開始する。 「やぁ、優しく……ちょっと、痛いの……」 顔は真っ赤なのに血の気を失うほど結んだ美紗の唇が、弱々しく開かれた。 それと比例した弱々しいお願いに、太一は無言のまま頷いてみせる。 第二次性徴期にある女の子の乳房は、刺激に対してとても過敏なのだ。 ましてや、生まれて初めてであろう男を相手にして、神経が過剰なくらい張り詰めている。 「ひふぅ、そぅ……そんな感じかな、柔らかく……はぁ、おっぱいを包むように……」 美紗の表情から、苦痛の色が徐々に消滅する。 羞恥の感情だけは全面に滲ませながらも、小鼻の先端がヒクヒクと官能の匂いの嗅ぎ分けを開始する。 揉み込むというより、指の腹だけを太一は押し込んでいた。 大人の女性に成り切れていない未成熟な果実。 そんな美紗の乳肉を、まるでピアノでも奏でるかのようにしなやかな指使いを駆使しして愛撫する。 「あんっ……ふうんんっ、なんか……変なの」 美紗の声質に、明らかな変化が現れる。 どこか幼げさえ感じさせる女の子の顔付きのまま、感じる大人の女の声を漏らしているのだ。 「変って、美紗ちゃんのおっぱいのこと?」 「ふうぅんっ、そう……おっぱいが、気持ちいいかも……それに、胸の奥がぁ、熱いのぉ……」 愛撫を始めて以来無言だった太一が、美紗の耳元で訊いた。 ふうぅっと、耳の穴に息も送りこみながら呟くように。 そうしたら美紗の身体が、ビクンと揺れた。 鎖骨に垂れ掛る髪をさっと跳ねさせて、首を振って、チェック模様のスカートに包まれた腰も呼応するように震えさせて、それでも引き気味だったバストは前へと突き出して。 熱にうなされるようにトロリとした眼差しで、切なげな声を漏らした。 太一の鼓膜にお返しするように。 「はあぁ、んん……ダメなのにぃ、恥ずかしいのにぃ……んふうぅっ」 降り積もる雪のように白かった乳房が、ほんのりと赤く色付いている。 慎重に、ガラス細工を扱うような太一の指も、次第に大胆さを見せ始めている。 自重させていた揉み込む指使いで、美紗の幼い乳房を歪ませていく。 (もしかして? いや、そんな筈は……?) その太一の脳裡をズキンとした電流が駆け抜けた。 「はっ、はあぁ……くふうん、胸がぁ……ジンジンしちゃぅっ、はぁ、くうぅぅっっ!」 同時に美紗のバストがブルっと震えて波打っていた。 (でも、この手触りは……?!) 失いかけていた希望。 女占い師のバストを揉んだ指の感触。 その記憶の一端を、太一は意識していた。 ピチピチとして、指を埋めては跳ね返す乳肉の感触に全神経を集中させて、有り得ない現実に戸惑いながも。 バタン……カチャリ…… 隣の個室が使用中になる。 咄嗟に太一は首を伸ばした。 艶やかに光る美紗の唇が、半開きのまま感じる声を放とうとして…… 「ふむぅっ……おじさ……むちゅぅっ」 少女の声を太一は押さえ込んでいた。 分厚い男の唇で、柔らかな弾力に満ちた女の子の唇を奪い取っていた。 おそらくは美紗のファーストキッスを、許しも得ずに初体験させていた。 (しかし、こんなことって有るのか? それに美紗ちゃんはまだ学生だぞ。心に秘めた好きなボーイフレンドだって……) 「はんむっ、むふぅっ……ちゅばっ、ちゅぶっ、ひんむぅっ」 円錐状に張り詰めた双乳が、太一の指に押し潰されていた。 低くなだらかな標高をかさ上げするように、滑らかな胸の肌を扱いて寄せ集めて、頂上にひっつくピンクの蕾にも指をかける。 コリコリとして硬く成長した乳首を、爪先でピンと弾いてみせる。 「ひぐむぅっ! ぶはぁっ、はうぅっっ! おっぱいがぁ、乳首もぉ……美紗ぁ、もう……」 触れ合せていた太一の唇を、美紗が振り払った。 舌先と舌先が絡み合おうと伸ばされ掛けた矢先、背中のラインをグンと湾曲させる。 「敏感なんだね、美紗ちゃんのおっぱい」 太一は美紗の顔を覗き込んでいた。 昇り詰めるまで後一歩に迫った彼女に、からかうような問いを送って、指使いの速度を上げた。 「はあっ、感じるぅ……おじさんの指にモミモミされてぇ、おっぱい……いいぃっ!」 美紗が抑え切れない声を密室に響かせた。 もう身体を支えられないのだろう。 多分聞き耳を立てている隣とのマジ切り板に、ドンと音を立てて背中を押し付けた。 「おじさん、美紗をイカせて……美紗のおっぱいを苛めてぇ、あんっ、絶頂させてぇ」 上せ切って哀願する少女の顔は、昨夜の明美に似ていなくもない。 妖艶な女の色香と、ピュアで清純な少女のソレ。 真逆なほど違いすぎるのに、それでも…… 「はぁ、あはぁっ……切ないのぉ、気持ちいいのぉ……ひはぁ、くふぅ……」 美紗の腰がズルズルと落下する。 追いかけるように太一も腰を曲げる。 そして伸ばしては折り曲げる指に、今まで以上の力を込めた。 充分に解されて蕩けきった少女の乳房を、左右10本の指に握らせる。 ギュゥっと絞り出すように揉みあげて、これが仕上げだというように手のひらで硬質な蕾を転がした。 「ひはぁぁっっ、くぅ……イク、イク……美紗ぁ、イッちゃうぅぅっっ!!」 (この手触り、この感触……そう、間違いない!) 数年経てば美少女は美人になり、微乳は豊乳になるのだろう。 熟成された女占い師の乳房に限りなく近いものに。 そんな勝手な解釈をする太一の鼓膜が、美紗のエクスタシーを捉えていた。 1m四方の壁で区切られた空間に、昇り詰めた少女の喘ぎがコダマする。 しっとりと汗に濡れた乳房を歯切れよく痙攣させて、それを少女の身体でも証明してみせる。 太一はその膨らみを握り絞めたままだった。 偶然の女神に導かれて出会った少女の、薄いバストを両手の指で掴んだまま呆けた顔をしていた。 激しく打ち鳴らされる鼓動を二人分聞きながら。 そして、改めて記憶を辿らせていた。 全容がモザイクに包まれたパズルに手を付けようとしていた。 姉妹だと思われる明美のおっぱい。 女占い師のおっぱい。 今も激しく上下している儚げな少女の膨らみ。 美紗と明美=姉妹? 美紗のおっぱい≠明美のおっぱい 美紗のおっぱい=女占い師のおっぱい=探し求めていた女性のおっぱい?? (だめだ。俺にはまだ、何をどうしていいのか……?) 閉じこもっていた扉を、ドンッ!と誰かが叩いていった。 前頁/次頁 |
作者とっきーさっきーさんのHP 羞恥.自己犠牲 美少女 みんな大好き♪♪ オリジナル小説 そして多彩な投稿小説 『羞恥の風』 |