官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第54話

 そんな最高の交わりがつづき、誰が先に果てるのだろうと思ったとき、久美がいきなり身体を起こした。 
「ああっ、もうだめっ! やっぱり、わたし限界よ。おちんちんが欲しいぃ! みぃちゃん、わたしに貸してぇ」
 久美は頬を窄め懸命に肉棒をしゃぶっているみどりの傍に行って、みどりから肉棒を奪い豊満な乳房で挟み込み上下に擦りだした。胸の谷間にすっぽりと挟まれ、見え隠れする亀頭の先端にチロチロと舌で擽りながら、熱いものを激しくしごく。
 肉棒を奪われたみどりは太ももを擦り合わせながら恨めしそうに久美のパイズリを眺めている。
 そんなみどりを引き寄せ、股間の間に手を挿入し、中指を淫裂にヌルリと滑り込ませた。
「あんっ」
「みどりちゃんもこんなに熱くなってる」
「あはぁぁん」
 膣壁をなぞると、みどりが悶える。
「ああ、もうだめぇ。おかしくなっちゃいそう。先に頂くわ」
「久美さん、ずるいよ」
 みどりが紅潮した頬を膨らませた。
「ごめんね。みどりちゃん。後で埋め合わせはするから」
 久美は肉棒の根元を支え、その先端を淫裂にあてがいゆっくりと腰をしずめてきた。口唇の中とは違うヌルリとした感触が肉棒を包み込んでいく。
「あぁっん、入っちゃたぁ。これ、これよ、この感触よ」
 久美は肉棒の感触を味わうようにゆっくりと腰を前後し始めた。
「みどりちゃん、こっちに来てよく見てごらん」
 俺の意を察したのか、久美は結合部がくっきりと見えるように身体を逸らした。
 まくれ上がった熟女の淫唇に中に、根元までずっぽりと入った肉棒がくっきりと見える。
「ああっ、す、すごい、はいっているぅ、奥まで入っているぅ……はぁっ、はぁっ、生々しくて、すごくえっちぃ」
 息を荒げながら結合部を食い入るように見つめているみどりの淫裂から愛液がどっと流れてきたのを手の平に感じた。
「はぁぁん、みぃちゃん、見てぇ、わたしのおま○こもっと見てぇ」
 久美が、淫らな声を張り上げてお尻を上下しはじめた。ヌプリヌプリと淫裂にはいりこんだ肉棒が見え隠れしている。みどりだけでなく、久美の淫裂からも愛液がどっと溢れている。見る側、見られる側の両方とも、性感が高まっているようだ。もちろん、俺も異常なほど興奮している。
「みどりちゃん、後でたっぶりと可愛がってあげるからね」
 みどりの淫裂に入れたままの指を激しく動かした。
「あぁんっ」
「はぁぁん、おかしくなっちゃう」
 結合部が鳴っているぐちゅっ、ぐちゅっ、という湿った音と、手淫によってみどりの淫裂から鳴っている粘っこい音を、掻き消すほどに二人の人妻は恥じらいもなく淫声を張り上げた。

「あん、あん。だめっ、もう、だめぇ。狂っちゃうっっ」
 身体の上の久美が白い喉をあらわにし髪の毛を振り乱しながら激しく跳ねはじめた。
「わたしも、もぉ、ダメっ」
 みどりが久美と向かい合う格好で顔の上に跨ってきた。目の上にある猥らに濡れた淫裂の中に人差し指と中指の二本を重ねてズブズブと突き上げる。若妻の淫裂からいやらしい汁がシャワーとなって俺の顔にふりかかる。
 目の前に迫る若妻の淫裂、肉棒をヌルヌルと摩擦する熟女の生の淫裂に気がおかしくなってしまうのではないかと思うくらいの興奮を覚えると共に射精感が怒涛の如く押し寄せてきた。まずいっ、もう制御できない! でっ、でるっ!
「うっ、ううっ、でっ、でるっ、おおっっ、おぉぉっ」
「出してぇっ、いっぱい出してぇっっ」
 久美が叫び、我慢する必要がなくなり、一気に力を解放した。その瞬間、肉棒から温もりが外れたのを感じると同時に肉棒が力強く脈打ち出した。
「あぁぁ、ぅぅ」
「す、すごいっ」
「あっ、きゃぁっ」
 極上の快感が肉棒に立ち昇り、すさまじい勢いで次から次へと精液が飛び散っているのがわかる。
 このまま、この快感が永遠につづけばとさえ思った。だが、そう強く思っても終わりはあっという間に訪れる。脈動はとまり、快感が急速にひいていく。  

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
 百メートルを全力疾走した後のような激しい呼吸を繰り返していると、若妻の美尻が目の前からどいていった。
「あぁぁん、ひどいぃ」
 泣きそうな声を出したみどりに視線を移すと、吐き出された精液がみどりの瞼から腹部かけてべっとりと張り付いていた。
 狙って精液をかけたわけではないが、みどりの美しい顔が精液で汚れたのをみて、ブルブルと身が震えた。
 久美の淫液にまみれた肉棒は硬さを失うことなくピクピクと脈動を繰り返している。




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