官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第53話

「みどりちゃん、気持ちいいよ」
 するとその言葉がみどりの情欲に火をつけたのか、今度は久美のように、クチビルを使って肉棒を扱きだした。
 ジュボ、ブチュッ、ジュバッ。
「あぁっん、みぃちゃん、いやらしいわぁ」
 傍でみどりのフェラをうっとり見つめていた久美が立ち上がって俺の乳首に舌を這わしはじめた。
「うっ、ううっ」
 二人の美女が人妻のテクニックを駆使して男の感じるところを舐めている。その快感に膝が笑い、立っていることさえ辛くなってきた。
「二人とも、あっちに行こう」
 夢中で俺の身体を楽しむ、人妻たちに声をかけ、リビングダイニングの隣にある和室へ移った。

 和室にはいり、直ぐに一人暮らしになってから万年床となっている布団にお尻をつけるやいなや、二人の人妻はあうんの呼吸で俺を仰向けに押し倒して、若妻が肉棒を熟妻が乳首に舌を這わしだした。
 みどりが肉棒を久美が乳首を、みどりが首筋から乳首を久美が肉棒をと、まるで事前に打ち合わせをしたかのように、順番に身体中に舌を這わせてくる。
 這いまわる二つの女の舌によって全身に鳥肌がたっているのを感じる。
「ふたりで一緒に舐めて」
 耳たぶを舐めていたみどりが足元に下がっていく。久美とみどりが顔を横にし、赤い舌を突き出し肉棒に絡めてきた。
 二人の美人妻が代わる代わる肉棒を舐めてくる。
 現実では決して味わうことができないと思っていた二人の女性によるフェラチオにブルブルと身が震える。
 この極楽のような光景が性感を異常に高めているのだろうか、強烈な射精感が何度も何度も湧き上がる。受け身のままでは、どちらかの口の中で果ててしまいそうだ。 「もぉ、わたし我慢できないぃ」
 肉棒を舐めていた久美が苦しそうな声をだし、四つん這いになったまま、すり寄ってきた。
 正直、助かったと思った。まだみどりが肉棒をしゃぶりつづけているとはいえ、気をそらすことができるからだ。
 久美が立ち上がって、顔の上に跨り、そろりと腰を沈めてきた。
「ねぇ、私のおま○こ、びちょびちょぉ。マ○汁なめてぇ……おねがぁい」
 目の前に突き出された熟した淫裂は今にも滴り落ちてきそうなほど、いやらしい粘液が溢れていた。
 その狭間に舌を伸ばし、ペロリと粘液を一舐めした。
「ああ、おいしいよ。こんなにあふれて……」
「ああん。それっ、気持ちいい」
 久美が俺の髪の毛をかきむしりながら、自分の欲望だけを求めて濡れた淫裂を口唇に押し付けてきた。
「そこっ、そこがいいの。もっと、もっと激しく舐めてぇ」
 ピチャピチャ、ジュルジュルと卑猥な音をたてながら、舌が攣りそうになるほどに激しく淫裂を舐め、クリトリスを吸いまくる。
「すごい、素敵ぃぃぃ」
 腹の底から搾り出すような声をあげた久美に牝の欲望が喚起されたのか、肉棒を咥えるみどりの動きが早まった。
「うっ」
 強烈な快感にたまらず、久美の淫裂を舐める舌の動きが雑になる。それを察したのか、久美がゆっくりと腰をあげて、口唇から淫裂を離していった。
「ああっ、みぃちゃん、いやらしい。わたしとしてた時よりもずっといやらいわ」
 久美は言いいながらみどりの下半身を引き寄せた。
「みぃちゃんのおま○こ、わたしが舐めてあげる」
 みどりの股間に久美が顔をうずめていった。
「うぅぅ」
 肉棒を含むみどりの口からくぐもった声が聞こえてくる。横を見ると、久美は片膝を立てて、こちらに淫裂を向けている。
 久美が何をして欲しいのかわかっている。上半身を横に向け、唾液と淫汁でグチョグチョになった淫裂に再び舌を伸ばした。
 三人が卑猥な音を奏でながら、其々の性器を舐めている。脇役のいない、其々が快感を得ることができる最高の交わりだ。




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