官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第55話

 今、たっぷりと精を放ったばかりなのに、まるで、抜かずの二発を平然とやってのけた青春時代に戻ったように、もう一度、精を吐き出したいと思い、ガバッと起き上がり、精液を浴びて戸惑いの表情を浮かべているみどりをうつ伏せに押し倒し、腰を持ち上げ小ぶりのお尻を突き出させ、久美の白濁した淫液にまみれたまま青筋を浮き上がらせている肉棒を淫裂にぶち込んだ。
「ひっ、いゃぁぁぁっっっ!」
 みどりが強姦されているかのような悲鳴をあげたが、怯むことはない、肉棒をぶち込まれることをみどりは確実に待っていたのだ。
 小さなお尻を鷲掴み、ズンッ、ズンッと激しく若妻の淫裂を突きまくる。
「あ、あっ、ああっ、あぁっ、いやぁっ! 激しっ、こ、壊れちゃうっ!」
 突き刺すような激しいピストンで全身を揺らしているみどりが髪を振り乱し泣き叫ぶ。「あぁぁん、いやらしい。いやらしいわぁ、まぁさんのおチンポが、みぃちゃんのおま○こに入っているぅ」
 背中越しに聞こえる声に振り向くと、いつの間にか、久美は背後から結合部を覗きこんでいる。
「くっ、くうっっっ、いっ、いやぁっ! み、見ないでぇっ! 見ちゃダメぇっ! あん、あんっ、あんっ、ひっ、ひっ、あうっっ」
 だが、久美はみどりの訴えを聞かずに、仰向けになって結合部の下に顔をいれてきた。結合部の下にある久美の美貌がみどりの淫裂から飛び散ってる淫液で汚れていっているのが目に入った。
「あぁぁんっ、すごい迫力ぅっ! 見られるのも興奮するけど、見るのも興奮するわぁ」 興奮に満ちた声をあげた久美が頭をあげて、揺れる玉袋に舌を這わせてきた。さすが、熟した人妻だ。この淫らなことを平然と楽しむ性への奔放さは、俺のような精力旺盛な男にとって最高の女だ。
 が、そんな久美よりも、みどりはもっと男を喜ばせてくれる。素面の時に見せる恥じらう若妻、アルコールを飲んだ時に見せる大胆な彼女、そして、さっき、精液を放ったにも関わらずに、射精に誘う複雑な構造の膣肉を持つみどりは最高の上をいく極上の女である。
 なぜ、こんなに美しくて可愛らしくて、セックスが最高の女を旦那がかまってあげないのか、俺にとっては世界の七不思議以上に信じられない。
 こんな極上の女を悲しませるなんて最低の男だ。
 しかし、怒ってもしかたがない。
 そのお陰で、極上の若妻と交わることができているのだから、むしろみどりの夫の感謝しなければいけないのかもしれない。
「あぁぁっ、そ、そこっ、ダメッ、うっ、うぅぅっ、あぁっ、あっ、いいっ、こんなのっ、こんなのっ、ひぃぃっ」
 ずっと、喘ぎ続けてるみどりの声に変化が見られた。よく見ると、久美がみどりのクリトリスを擦っているようだ。
「あぁんっ、す、すごぃ、すごぃわぁ、みぃちゃん、いやらしいっ」
「いやぁぁぁん、いくっ、いくっ、いくっ、いっ、いっ、いっちゃうっ、あぁぁぁ、あぁぁっ、くっ、くっ」
 みどりがいきそうなのを感じて、ピッチをさらにあげた。
「お、おれもっ、いくっ、いくよぅっ」
「あぁぁっ、ダッ、ダメぇっっ」
 みどりがシーツを力強く掴んだ。
 みどりの膣肉が激しく収縮をはじめた。

「いくっ、いくぅぅぅぅっ」
 きつく締まる膣肉の中で肉棒が力強く脈打った。

  ※

 飢えた人妻たちの欲望は留まることを知らなかった。
 射精したものを労わる気持ちなどなく、ただ女体を満足させる欲望の棒としか思っていないかのように熱く太い棒を何度も求めてきた。
 今朝、飲んだマムシドリンクだけでは肉棒の回復は不十分で久美が持参してくれた例の錠剤を飲まされ、強引に勃起させれら、彼女たちは自らの快感を貪りつづけた。
 最初の久美とのセックスでみどりの肉体にかけたのが一度目、次にみどりの中、そして、久美の顔、みどりの中、最後に二人の人妻たちに顔射と合計五回も精液を放った。
 最後の顔射なんて、悲惨なもので精液は粘りを失い、まるでローションのようになっていた。
 想像していたよりも、ずっと快楽を得たことは確かだが、もう3Pはこりごりだと心の底から今は思う。
 だが、二人の人妻はまた三人でしようと望んでいる。そのうえ、抜け駆けはダメということで、お互いに二人きりで会うことはしないとの協定をかってに結んでしまう始末だ。 まったく、こっちの体力も考えずに勝手な女たちだと思った。
 しかし、体力・精力の限界を感じている今はそう思っていても、暫くするときっと自ら彼女たちを求めることだろう。
 勝手なのは俺の方だ。
 それにしても、部屋の中は卑猥な匂いで充満している。それに、ぐしゃぐしゃになったシーツの上だけでなく、方々に其々の恥毛が抜けおちている。あれだけ、激しくこすりあったのだから当然だ。
 明日の朝には、妻の実家にいかなければならない。この卑猥な痕跡を完全に消し去ることができるのは今日だけだ。
 しかし、今はできない。
 全身がだるくて起き上がるのすら億劫だ。
 一眠りしてからやろう。
 淫臭の匂いを感じながら、意識が遠のいていった。







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