官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第47話

「やっ、そんなこと言えない」
「じゃあ、このままでやめるけど、それでもいい」
「そんな、ひどい」
「だったら、してほしいことを言葉に出して」
「な、舐めて……舐めてください」
「わかった、みどりちゃんのいやらしいおま○こをたっぷりと舐めさせてもらうよ」
 と、言ったが、ダイニングチェアーの狭い座面ではクンニをするには難しい。
 みどりを立たせ広い座面のソファに座ってもらった。
「脱がさないんですか?」
「あぁ、このままの方がいやらしくていいだろ」
 太腿をパックリと開き、両膝を座面に立たせ、股布を横にずらした。たっぷり濡れている割れ目から、粘液がとろりと流れ落ちる。
 その光景にたまらず、顔を埋めると、食後に抱かれることを期待していたのだろう石鹸の甘酸っぱい匂いがした。
 舌が短いのでクンニは得意ではないが、やはり、男としてクンニは好きだ。蜜が美味しいわけでもないし、その外観はいたってグロテスクであるのに、舐めたいと強烈に思う。不思議だ。
 短い舌を精一杯伸ばし、割れ目にあてペロペロと舐め始めた。
「あぁぁっ、いやぁぁぁ」
 いやと言っても、言葉のトーンから拒否しているわけではないことがわかる。もっとも、興奮しているのに膣を舐められて本気で嫌がるオンナなどいないだろう。いや、中に頑としてクンニを拒否する女性もいるかもしれない。精神的なトラウマや潔癖症など様々な理由があるのかもしれないが、俺はそんなオンナはご免である。例え、絶性の美女であってそんな女性だったら忽ち萎えてしまうことだろう。
 舐めていくうちに、みどりの腰が前にずれてきた。オンナの本能がそうさせるのか、定かではないが、ともかく、お尻が持ち上がることで、割れ目が舌に近づき舐めやすくなった。
 それに応え、淫唇にぴったりと口唇を密着させ、ジュルジュルと派手な音を立てて、吸いついた。
「あぁぁん、いゃぁぁっ、そんなっ、ああぁっ」
 既に舌が攣ってしまうのではないかと思うほど激しく舌を動かしているのに、頭上に響くみどりのスケベな声と匂いたってきた牝のいやらしい匂いが、さらにやる気にさせる。
 割れ目を舐め、ぷっくりと膨らんだクリトリスを舐め、せわしなく舌を這いまわしつづけた。
「ああん、もうだめっ! おかしくなっちゃう」
 割れ目から口唇を離し、股間を小刻みに震わせているみどりを見上げた。
「いれてほしい?」
「いれて……ほしい」
「じゃあ、昼間に教えた通りにいって」
「い、イジワル……おちんちんをわたしのおま○こにいれてください」
「わかった、みどりちゃんのスケベなおま○こにこのチンポをぶちこんであげるよ」
 と言いながら、ソファの背に頭をつけて、ぐったりとしているみどりを立ち上がらせ、窓際に連れて行き、閉じられていたカーテンをサッと開いた。
「えっ、なにするの?」
「まぁ、いいから」
 窓を開き、素足のままみどりと共にベランダに出た。
「こんなところで?」
「こういうところだからいいんだよ」
 小声で言うみどりに同じく小さな声で答え、みどり背後にまわってワンピースをまくりあげ、その尻に硬いものを擦りつけた。
「あっ、ダメッ」
「大丈夫……隣には僕のうちだけだから」
「でもぉ、向こうのマンションから見えちゃうかも」
 向こうのマンションといっても、顔がはっきりと見える距離に建っているわけではない。
 ただ、二人がベランダにいることはわかるだろう。だが、全裸ではない、互いに衣服は身につけているので、遠目では、仲の良い夫婦がじゃれあっているようにしか見えないだろう。
 まぁ、望遠鏡や双眼鏡で見られたら二人の表情まで見えるだろうから、おれ達がいやらしいことをしていることはわかってしまうだろうが――。




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