官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第46話

 亀頭に絡みつく舌に思わず声がでる。
 美人で可愛い女性が己の男のシンボルをしゃぶっている光景は男にとってはたまらない。
 しかも、その相手が他人の妻ならば、精神的な快感も倍増だ。
「僕を見ながらやって」
 みどりが濡れた目を向けた。  若妻のいやらしい瞳にゾクリと震えが走る。
 みどりは先端から口唇を離して、ピンク色の舌を裏筋に走らせた。快感の強い蟻の門渡りを舐められ、硬い棒がズキンッと震えた。
 再び、亀頭にしゃぶりつく。オンナのいやらしい鼻声と粘っこい唾液音が情欲を高めてくる。
 しかし、残念なことに、アルコールで感度の鈍くなった肉棒には舌の刺激は弱すぎた。このまま舐めつづけられても、まず射精まではいかないだろう。
 みどりの頭を両手で挟み、腰を引いた。
 肉棒を口唇から抜かれたみどりは大好きなものをとりあげられた子供のような瞳を向けてきた。
「ごめんなさい……上手じゃなくて」
「いや、そうじゃない。気持ちよすぎて口の中に出しそうだったから」
「お口の中」
「そう口の中に」
「わたし今まで口の中に出されたことないんです」
「そう」
「試してみたい……」
 そう言って、肉棒に顔を寄せるみどりを制すと、みどりが悲しい顔で見上げてくる。
「夜は長い……あとで、させてあげるから、その前にもっと刺激的なことをしよう」
「刺激的?」
「うん、めちゃくちゃいやらしいことをしてあげるから」
 みどりの身体を起こし、ダイニングチェアに座らせ、その前に跪きワンピースを捲って白い脚を開いた。薄紫のショーツが目に映る。紫は欲求不満を表す色。日中、三度もセックスしたにも関わらず、若い人妻の肉体はまだ男を欲求しているらしい。
 その証拠に股布の膨らみにはシミが浮かんでいる。
「みどりちゃんのエッチな汁でシミができているよ」
「やんっ、恥ずかしいっ」
 頬を赤らめ、慌てたように股間を隠したみどりの細腕を掴みゆっくりと剥がしていく。
「隠さないで、いやらしいことをして欲しいんだろ」
「でもぉ、そんな、ほんとに恥ずか、ひゃぁっ」
 指を濡れたところに当てただけで、みどりの肉体がピクリと反応した。
「どうしたの? まだ何もしてないよ」
「だってぇ、吉川さんがエッチだから、あっ、あふっ」
 親指の腹で敏感な突起を探りながらグリグリと捏ね繰り回すと、股布に滲んでいたシミが少しづつ広がりを見せてきた。
 どうせ脱がすのだから、直接、割れ目を責めてもいいではないか、と思う人もいるだろうが、俺はショーツを女の蜜でたっぷりと濡らすのが好きなのだ。
 さらに指責めを続けるとシミがいっそう大きくなってきた。いや、シミだけにはとどまらずに、股布を超えて透明な汁が浮かび上がってきたのがはっきりと目に映った。
 充分に汚れたショーツに満足感を覚えながら、股布をつまみ裏返すと、想像するまでもなくクロッチ部は透明な粘液でびっしょりと汚れていた。
「すごい……ビチョビチョだね」
「だってぇ、吉川さんが、触るからぁ」
「触ってほしくないの?」
「いじわるぅ」
「いじわるじゃぁ、わからないよ。どうしてほしいの?」
 見上げるとみどりは頬を真っ赤に染め、目線を泳がせた。
「触ってほしい? 舐めてほしい?」
「あぁぁ、そ、そんなこと訊かないでください」
 みどりの口唇が震えている。
「おま○こ、どうしてほしい?」




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