第８話

「あっ……」
　仰向けになって左右に広がった乳房の頂点に舌を這わすと、久美が短く呻いた。
　尖った乳首に赤ん坊がミルクを求めるように頬をへこませ吸引したり、舌の腹でペロペロと舐めまわすと、瞬く間に乳輪が唾液で妖しい光を輝かせる。
　空いた乳房を揉みこんだ。やはり、熟女の乳房、手に吸い付くように柔らかい。
そして、じっくりと巨乳の感触を充分に楽しんでから、左右に開いた谷間を寄せてみた。
「すばらしい、谷間だ。深くて……。こうやってオっパイを寄せて、ご主人のものを扱いてあげているんでしょ？」
「そんなこと……したことないわ」
「本当？　もったいないなあ～。こんなにいいものをもっていて。でも、やり方くらいは知っているでしょ」
「うふふ……あなたってＨね」
「そういう久美さんはどうなのかな？」
　笑って誤魔化そうとする久美の股の間に手を伸ばしパンティの上から割れ目に沿って指を滑らした。
「あっ、あんっ」
「ふっ、ふっ、僕の事は言えないな。ここはこんなに濡れているじゃないですか」
「いやぁん……」
　恥ずかしげに言う久美のパンティの中心はじっとりと湿っていた。中指で割れ目をなぞると更に湿り気が広がっていく。
　俺はごっくんと喉を鳴らし、クロっチ部と膣口の隙間に中指を滑り込ませた。
「あっ、だめっ……」
（うぉっ、すげぇっ）
　想像していたとおり、陰部はオンナのヌルヌルとした粘液で満たされている。
「ほらっ、すごく濡れているよ……」
　パンティから指をとり、濡れた指を久美の目の前にかざし、言葉をつづける。
「ほらっ、奥さん、いや、久美さん。久美さんのま○汁がこんなに指についちゃった」
「やっ、恥ずかしい」
「それに、すごくいやらしい匂いがする」
　淫水で濡れた指を鼻に近づけ、牝の香りを大きく吸った。
「あなたってイジワルね……」
「もっと、グチョグチョにしてあげますよ」
　そう言って久美の足元に回り、薄いピンクのパンティの縁に手をかけスルリと下ろした。布切れによって塞ぎ込まれていた蒸れた女の香りがムンっと立ち昇る。
　情欲を刺激する牝の香りを吸いこみながら、パンティを足首から抜き、匂いの発する源を探るために膝を立たせてパックリと左右に開いた。
「やん……」
　久美は短くいい、開かれた腿を閉じようとした。 　しかし、せっかく、むき出しになった人妻の性器を隠す行為を許すはずがない。
　露になった陰部に食い入るように視線を送った。
　たっぷりと使い込まれた熟女の濃いアーモンド色の外陰唇が溢れ出る情欲の粘液に満たされ艶々に輝いている。
　熟したオンナだけがもつとても淫猥なおま○こに、俺は喉を鳴らした。

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作者しょうたさんのＨＰ『官能文書わーるど』 自作小説・投稿小説・コラボ小説・投稿体験談が掲載。 作品数は小説だけでも700作品を超え、まさに官能の巨城。 質・量・見易さ、三拍子揃ったすばらしいサイトです。