官能小説『隣人 改』
しょうた&リレー小説参加者の皆様

※第1話~第2話はしょうたさんの直筆により、
第3話以降はリレー小説の皆様の合作によります
編集はしょうたさんです



第7話

「こんな美しい身体を見てしまったら、我慢できませんよ」
 耳元で囁きながら、荒々しく乳房を揉みこむ。
「あッ、そんなぁッ……」
「綺麗ですよ……奥さん」
「なかなか、お口がお上手ですね……」
「上手なのは口だけではありませんよ……」
 右の手で乳房を愛撫しながら、左の手でブラジャーのホックを外した。
「うふふっ、それはどういう意味なんでしょう?」
「もちろん、今やっていることですよ」
 言いながらスルッとブラジャーを抜いた。斜め前方にあるドレッサーの鑑の中で奥さんの大きな乳房がプルンと揺れた。
「ねぇ、どんなことを想像しながらしていたんですか?」
「もちろん、奥さんとこうなることを想像しながらですよ。この部屋の向こう側で奥さんの淫らな姿を思いながらシコシコと……」
「いやらしいのね……吉川さんって」
「そうですよ。僕はスケベです。僕の視線を感じたことはありませんか? 目の前を歩く奥さんのお尻を見たり、すれ違うときにちらっとこの乳房を見ていたのに気づきませんでしか?」
 生の乳房を絞り込むように揉みこみながら言った。
「あッ、はぁぁんッ……知ってたわ、吉川さんのいやらしい目線……」
「どうでした? 目で犯されていた気分は? 不快でしたか? それとも、ショーツを濡らしていたりして」
「そ、そんな恥ずかしいこと言えません……」
「ということは、濡らしていたんですね。僕の目で犯されて……」
 硬い肉竿を奥さんのお尻にグイグイと押し付けた。
「あぁッ、ああッ……お尻が熱い……凄く、熱い……」
「そんな僕の視線を思い出して、あのバイブレイターでオナニーしていたんだ」
 ワザと恥ずかしいことを言って、女性を辱めることが、快感を増幅させる。
「やっ、そんこなと言わないで……」
 ギュッと尖った乳首を摘んだ。
「あんッ!」
「それとも、違う男に抱かれているところを想像しながら、オナニーしていたのかな?」 摘んだものを二本の指の腹で擦った。
「あッ、はぁぁんッ」
 奥さんが甘い声をあげた。
「僕も正直に言ったのだから、奥さんも……」
 乳房から手を離し、奥さんを身体を反転させた。奥さんの豊満な乳房がプルンと揺れる。
(でかい!)
 さすがに、若い娘のように張りはないが、豊満な乳房は情欲をあおるに充分すぎる迫力がある。

「そんなに、見ないでください……恥ずかしいから」
 奥さんは頬を朱に染め、両手を交差させ、ふくよかな乳房を隠した。
「恥ずかしいといいながら、感じているんじゃないんですか? 奥さん……」
 奥さんの手首を掴み、優しく胸からはがした。
 薄茶色の乳輪の中心に焦げ茶色の乳首がピンッと尖っている。一体、何度摘まれ、吸われたのだろう? 焦げ茶色に色素沈着した厭らしい乳首が数え切れない愛撫を物語る。
 その厭らしい乳首を目にして、奥さんの答えを待つのはどうでもよくなった。
「こんなに乳首を勃たせて、やっぱり感じているんですね……奥さん」
「あぁっ、そんなぁっっ」
「こんなに綺麗なおっぱい初めて見ましたよ、奥さん」
「奥さんっていわないでぇ」
「じゃあ、何て呼びましょうか?」
「久美って呼んで……」
 俺は初めて知った奥さんの名を囁き、三度目の口付けを交わしながら、久美をベッドに押し倒した。




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