時代SM連載小説
『牢獄の美姉弟』
~捕われの志乃と菊乃助の屈辱の日々~
作者:縄吉及びShyrock(リレー小説)





第11話「いぼ縄責め」                               

「どうだ、くすぐったいか、ヒッヒッヒ、お美知、お前も災難だな、本当はこの坊主の姉ちゃんがお前の場所にいることなんだが、我慢するんだな、明日にはあの女捕まえてやる、そうすりゃお前も無罪放免だ、それまでの代わりだ、ヒッヒッヒ、お美知、女郎にしてはお前もきれいなスジマンしてるな」などと辰蔵は指先でお美知の縦筋を左右に広げた。
「あうっ、ううっ」とお美知は腰をくねらせた。
「きれいな色していやがるな、ヒッヒッヒ」と辰蔵は指先を肉の谷間にヌルッと差し込んだ。
「うっ、ああっ」とお美知は仰け反った。
「ヒッヒッヒ、こいつ俺の指締め付けてくるぜ、いいもの持ってる、この小僧の姉ちゃんのは侍の娘だけにもっときれいで抜群のものなのだろうな、ヒッヒッヒ、明日が楽しみだ」と辰蔵は自分の指に絡み付いてくる柔肉の感触を楽しんでいるのだ。

その時「はい、出来上がったよ、どいておくれ」とお松が男たちを二人の前から追い払った。
「じゃあ、始めるね、お美知は一度味わってるからわかってるよね、ホッホッホ」とお松はお美知の顔を覗き込んだ。

お美知の顔は青ざめていた。
いぼ縄責めが強烈なものであることを知っているからなのであろう。

「このお坊ちゃんは私にまかしておくれ、お米、お前はお美知を頼むよ、ホッホッホ、じゃあ始めるよ、どっちが先に根を上げるかな、辰蔵さん、賭けたらどうだい」とお松が言った。
「そうだな、そりゃあ面白れぇ、俺はお美知に賭けるぜ」と辰蔵は懐から小銭を取り出しそばにあったどんぶりに入れた。
「俺はこの小僧だ」
「俺はやっぱりお美知だな」などと男たちは小銭を賭け終えた。
「じゃあ、始めるよ」とお松はこぶ縄と火箸を一本手に持ち菊乃助の無防備な股間の前にしゃがみ込んだ。

 お米もお美知の股間の前に座り込み「癪に障るけど若いときれいなものだねぇ」と目の前の陰部を観察するように眺めた。

「お米、いいかい、一緒に始めるよ、はい」といぼ縄責めが始まった。

 最初のいぼが肛門に押し当てられた。麻縄の表面がチクチクするからなのであろう。二人の顔が激しく歪んだ。
 いぼに火箸の先が押し当てられ肛門に押し込み始めた。

「ううっ、うっ」と二人は体をくねらせもがいた。

 最初のいぼが肛門の中に消えたが火箸は肛門に差し込まれそのいぼを奥へと押し込んでいる。二個目のいぼが肛門に達したとき火箸が肛門から引き抜かれた。
 休まず次のいぼが火箸で押し込まれていく。その強烈な感触に菊乃助の体が波打っている。
 辰蔵達も身を乗り出し二人の肛門に食い入っている。
 二つ目のいぼが肛門の中に姿を消した。そして三個目、四個目と次々に押し込まれていったのだ。
 十個目を押し込んだ所でお松はいぼ縄を引き始めた。
 押し込まれていたいぼが一個顔を出してきた。「フッフッフ、どうだい、痛いかいそれとも気持ちいいかい」とお松はヌルッと一個目のいぼを引き出した。

「ううっ」と菊乃助が体を仰け反らした。お美知も同じように引き抜かれている。

 二個目、三個目といぼが引き抜かれてくる。そのたびに二人の体は激しく仰け反った。
 最後の一個までくると今度はまた押し込み始めたのだ。
 二人には陰部を多くの目に眺められている恥ずかしさなどは消え、チクチクする異様ないぼ縄の感触に目を白黒させ悶えているのだ。
 考えている以上に強烈なものなのであろう。
 四個目、五個目といぼが肛門に消えていく。十個目が押し込まれた所で今度はいぼ縄が一気に引き抜かれた。

「あうっ」と二人の顔が激しく歪んだ。

 菊乃助の肛門は血がにじんでいる。
 しかし、いぼ縄責めは終わらなかった。また最初のいぼが肛門に押し付けられ火箸で押し込まれていく。
 どちらが先に根を上げるのであろうか。



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