時代SM連載小説
『牢獄の美姉弟』
~捕われの志乃と菊乃助の屈辱の日々~
作者:縄吉及びShyrock(リレー小説)





第9話「吉助沢辺藩に」

 お志乃は菊乃助のことが気がかりで眠れなかった。

「お志乃さん、少し眠らないと体が持ちませんよ」とお里が心配そうに言った。
「ありがとう、でも弟のことが気になって・・・・・」
「わかりますわ、でも休まなきゃなにもできませんよ、お志乃さん、ゆっくり休んで下さい」とお里は言った。

 その時「姉ちゃん、明日のお侍の晒しはお志乃さんが救いに来るまで続けるらしいよ、何日でも」と吉助が走りこんできた。

「えっ、そんな・・・・・」と志乃は唇を噛んだ。
「でも、お志乃さん、夜中は手薄になると思うの、その時を狙ったら」
「そうね、暗闇の方が見つかりにくいし、でも弟にそれまでの間恥ずかしい思いをさせなきゃならないのねぇ」
「そうですけど、救うにはそれが一番だと思います、我慢して下さい、弟の菊乃助様もわかってくれると思いますよ、まずは無事に救い出すことそれに徹しましょう」
「わかりました、それでは明日の夜までに作戦をたてましょう」
「私にも手伝えることがあったらおっしゃってください」とお里が言った。
「お里さん、その気持ちだけで十分よ、あなた達には迷惑はかけません、私一人で大丈夫ですから」とお志乃は答えた。
「そんな、なにか手伝わせて下さい」
「いいの、大丈夫ですから、それよりお願いがあるの、吉助さんに沢辺藩まで行ってもらえないでしょうか、沢辺藩の宮本鉄乃進様に今の状況を伝えてもらいたいの、必ず助けに来てくれると思う、無理なお願いとはわかっています、無理にとはいいません」
「なにを言うんだよ、お志乃さん、そんなことお安いことだ、まかしておいてよ」と吉助は胸を叩いた。
「ありがとう、無理なこと頼んで、でも十分気をつけてね」
「わかってますよ、それじゃあ早速出かけます、早いに越したことがないからね、じゃあ行って来る」と吉助は夜道に飛び出して行った。

☯☯☯

 その頃菊乃助は一番大きな分銅を吊られ必死に戦っていた。お美知は今度は菊乃助の前に回らせられ舌を使って肉隗を責めさせられていた。
 しかし、今度の分銅はかなり大きく重そうなのだ、簡単には持ち上げられそうにない。

「おい、小僧、どうした、びくともしねぇな、このままだと明日の朝まで続けなきゃならないぞ、ハッハッハッハ」と男達は面白がって囃し立てている。

 菊乃助の肌は汗に濡れ悩ましく光っていた。

「これじゃあ、朝まで待っても吊り上げられないわよ、お美知、前はあたいが変わってあげる、あんたは後ろに回って肛門をやさしく舐め上げてやりな」とお米が見ていられず菊乃助の前に膝を突いた。

 お美知は言われるまま後ろに回った。
 お米は早速おいしそうに肉隗を舐め上げ出している。

「ほら、お美知、お前も始めろ」と男達が囃し立てた。

 お美知は仕方なさそうに菊乃助のお尻を左右に割った。

「ああっ、うっ」と菊乃助は体を仰け反らした。

 お美知の舌先が肛門に触れた。

「う、ああっ」と菊乃助は太ももをブルブルと震わせた。

 お美知の唇が肛門に密着した。菊乃助の体がガクガクと痙攣している。
 それとともに肉隗が変化し出した。血管を浮き立たせ太く硬く勃起しだしたのだ。
 大きな分銅が少し持ち上がった。

「おっ、小僧、やるじゃねぇか、もう少しだ」と男達は囃し立てた。



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