SM小説『秘境の生贄美少女』

縄吉作





第8話

汗ばんだ美樹の柔肌は悩ましく光り男達の目を魅了した。
「おい、奉行、男の方は毛を剃ってあるが女は剃っていないじゃないか」
と大手商社の副社長の水野が美樹を指差して奉行に言った。
「水野さん、あなたのために毛剃りをとっておいたのですよ」
「おお、そうか、気を利かせてもらって悪いな、こんな可愛い女の毛を剃れるとは今日は来たかいがあったよ、チップははずむからね」
と水野はニヤリと笑い身を乗り出し美樹の股間に目を向けるのだった。
日に焼けた肇の体と白い透き通るような美樹の体が対照的なコントラストをかもし出し男達の目を魅了した。
「それでは水野専務、用意も出来たようですのであちらに」
と奉行は水野と他の客達を美樹と肇の前へと案内してくるのだ。
美樹は近寄ってくる男達を目にし必死に足を閉じようとするのだが無駄な抵抗であった。
ああ、近くから見られてしまうと美樹は屈辱に目をきつく閉じ合わせ顔を横に向けた。
「ヒッヒッヒ、丸見えだねぇ、中まで少し見えてるじゃないか」
「ああ、そうですね、綺麗な色してるじゃありませんか、水野さん、早く邪魔な毛を剃って割れ目を剥き出しにして下さいよ」
「渡瀬社長、あわてないで下さいよ、時間はたっぷりある、ゆっくり辱めてやりましょうよ」
などと客達の会話がすぐ足元の方から聞こえてくる。
男達はすぐ前にきて股間を見上げているのであろう、そんな男達のいやらしく笑った顔が頭に浮かんでくる。
体が恥ずかしさに震えてくる。
「奉行、毛を剃るにも高すぎて届かないじゃないか」
「心配しないで下さい、専務、今用意しますから」
と奉行が答え目で合図した。
しばらくして、男達が四人でなにやら台のようなものを運んでくるのだ。
その台が美樹の前に置かれた。
その台は三尺程の高さのものであった。
「専務、どうぞ、子の上に上がって下さい」
と奉行が言った。
「フッフッフ、じゃあ上がらせてもらうよ」
と水野は歳のわりには軽々と台の上に上がった。
水野が美樹の前に立つと丁度股間が顔の前にくるのだ。
水野は唾を飲み込んで淡い陰毛に覆われた恥丘を凝視するのだ。
あっ、すぐ近くから見られている。
美樹を強烈な恥ずかしさが襲ってくる。
美樹は恐る恐る目を下に向けると水野という男が自分の下腹部に顔を近づけニヤニヤして恥ずかしい部分を見つめているのだ。
ハッと美樹は目を背けたが気の遠くなるような恥ずかしさが急激にこみ上げてくる。
自然に頬が赤くなっているのを感じる。
水野の手が陰毛に触れてきた。
その感触に裸身がビクッと震えた。
「柔らかい毛してるねぇ、剃りとった毛は僕が全部もらってかえる、フッフッフ」
などとひとり言のようにつぶやいている。
「専務さん、剃刀とシェービングクリームです」
と一人の男が水野に剃毛の道具を渡している。
ああ、本当に剃られる。
あそこが剥き出しにされるのだ。
美樹は目の前が真っ暗になってくるのだった。
突然、下腹部に異常な冷たさを感じ体がブルッと震えた。
シェービングクリームが吹き付けられたのだ。
そんな様子を三十人あまりの男達がすぐまわりで見ているのだ。
美樹の股間の陰毛が白い泡で覆われている。
水野の手が恥丘を撫でまわすように触れてきた。
泡を擦り付けているのだ。
その撫でまわされる感触は美樹には耐え難いものだった。
体がガクガクと痙攣した。
水野の手がまさぐるように広げられた股間の奥にまで侵入してくる。
敏感な部分をいやらしい手つきで撫でまわしてくる。
その強烈な刺激が背筋から頭までを貫いた。
広げられている太ももがブルブルと痙攣している。
水野の手は陰部の柔肉の形と感触を確かめるかのように巧妙に動き回るのだ。
「ヒッヒッヒ、お嬢さん、そんなに感じるのかね」
と水野の声に美樹は目を下に向け、ニヤニヤして美樹の顔を見上げている水野と視線が合いハッとして顔を背けた。
「じゃあ、そろそろ始めるかね」
と水野は剃刀に持ち替えた。
水野の手がシェービングクリームに濡れた恥毛を逆撫でした。
「ウウッ」とその感触に美樹は体を硬直させうめいた。
冷たい金属の感触が下腹部に感じた。
ジョリジ゜ョリと小さな音をたて毛が剃りとられていくのを感じる。
水野は指先で皮膚を引き伸ばすようにして丁寧に剃りとっている。
下腹部を覆った白い泡が少しずつ消え肌が露出してくる。
まわりの男達は目を丸くして剥き出しになるのは今か今かと見入っている。
生々しい女の亀裂の端が顔を出してきた。
回りの男達が一斉に唾を飲み込む音が聞こえる。下腹部に小高く盛り上がった恥丘を縦に割った亀裂がどんどん露出してくる。
もう美樹の股間には白い泡も黒い毛もほとんど姿を消し生々しい縦筋の割れ目が剥き出されてきた。
男達の顔が美樹の股間に集まってくる。
耐え難い恥ずかしさに全身がガクガクと震える。
水野は腰をかがめ美樹の股間を下から覗き込むようにして股の奥の方まで丁寧に剃りとってくるのだ。
敏感な局部を這い回る剃刀の感触は美樹には我慢できる限界を超すほど強烈なものだった。
水野の指先が割れ目を挟むふっくらした柔肉をつまみあげ引き伸ばすようにしてまわりの短い毛を剃りとっている。
むずがゆいような異様な感触が美樹には耐えられなかった。
「ほら、綺麗になったよ」
と水野が美樹の股間から手を放した。
男達の間からため息がもれる。
男達の目の前に大きく広げられた無毛の美樹の股間を縦に割るように生々しい亀裂が恥丘の中腹から股間の奥にと切れこんでいる様は男達の目を釘付けにした。
男達の袴の前がピラミッドのように盛り上がっているではないか。
「なかなかいい割れ目じゃないか、ムラムラしてくるねぇ」
などと水野が奉行に話しかけている。
「皆さん、一旦席に戻ってください」
と奉行が言った。客達は名残惜しそうに何度も振り向き美樹の股間に目を向けながら席にと戻っていくのだ。
客達が席に戻ると
「これからこの二人のオシッコショーの始まりです。見事出すまでこのまま晒しておきます。いつまで我慢できるかお楽しみに」
と奉行が客達に言った。
「この二人は昨日からトイレに行かせていませんので長くはないですよ、ヘッヘッヘ」
と奉行はいやらしく笑うのだ。確かに美樹も肇もすでに尿意をもよおしていた。
奉行の言うとおり時間の問題なのだ。
男達は美樹と肇の五メートル程前に並んで座って二人を見比べるように眺めている。
男達の視線が毛を失ったツルツルの美樹の股間に集中している。
地面より六尺もの高さに大股開きで磔にされている美樹の股間は全て丸見えになっているのだ。
股を縦に割る生々しい亀裂は男達の肉欲を駈りたてるのだった。



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