SM小説『秘境の生贄美少女』

縄吉作




第3話

「おい、中に入るんだ」
と男がまた腰のあたりを押してくる。
私は牢舎の隣の建物に押しこまれていく。
中は薄暗く天井から数個の滑車や鎖が垂れ下がっていた。
壁には縄束や青竹などがかけられていて見るからに昔の仕置き部屋である。
美樹は部屋の中央にある柱に背中を押し付けられ、その場に膝をつかさせられると別な縄で柱に縛り付けられていく。
足首は交差させられ縄できつく縛られた。
部屋の隅には異様な木製の三角木馬が置いてある。
その光景に背筋が凍るような恐怖感が襲ってきた。
体に鳥肌が立っているのがわかる。こ
れから何をされるのであろう。
同心姿の男が前にしゃがみ込み美樹の股間を凝視してニヤッといやらしい笑いを浮かべた。
美樹は恥ずかしさと恐怖感にガクガクと裸身を震わせた。
同心の手が伸び美樹の股間をまさぐってきた。
「ああっ」
と美樹は敏感な局部に触れた男の手の感触に体をのけ反らした。
「ヒッヒッヒ、柔らかくて気持ちいいぜ、おい、娘、触られて気持ちいいか」
と恥丘を撫で回していた手を股間の奥にもぐり込ませてくる。
美樹の裸身が硬直した。
「やっぱりこの形じゃうまく検査できねぇな、
あの台にのせて調べるか」
と男が部屋の奥に置いてある不気味な台を指差した。
美樹は柱から解放され部屋の奥に置いてある木製の台のほうに押されていく。
「おい、女を台に乗せろ」
と同心の姿をした男が言った。
「へい」
と男達が体を押さえつけてきた。
男達の手が体に触れる感触に体が痙攣した。
足首も男達に掴まれ体が持ち上げられていく。
「よいしょ」
とその台の上に仰向けに乗せあげられた。
「よし、台に縛り付けろ、足は広げさせるんだ」
と同心が言った。
えっ、足を広げられる、その言葉に気が遠くなるような恥ずかしさが美樹を襲ってきた。
男達は女の柔肌の感触を楽しみながら足や手そして乳房までも押さえつけ別な縄で台に縛り付けてくる。
胸に縄が食い込んでくる。
ああ、どうしょう、動けなくなる、この男達のされるがままになってしまう。
必死に足をバタつかせ抵抗したが、男達の馬鹿力で太ももや足首を押さえつけられ台にきつく縛り付けられていった。
「よし、パンティを脱がせろ」
と同心が言った。
目の前が真っ暗になってくる。
男の手がパンティのゴムにかかった。
体がブルッと震えた。
「ヒッヒッヒ、お嬢さん、脱がせるぜ」
とパンティが引き下げられていく。
股間が空気に触れる感触に男達の目に自分の恥ずかしい部分が晒されたのを感じる。
「ああ、いゃあ、キャー」
と悲鳴をあげた。
そんなことにかまわず、男はパンティを足首のところまで一気に引き下ろし足首から抜き取った。
「ほほう、毛は薄いほうだな、割れ目ちゃんがうっすら見えているじゃないか、フッフッフ」
と男が恥丘を手で撫であげた。
「キャー」とその異様な感触に体が弓なりに仰け反った。
男達は美樹の足首を握りニヤニヤしながら無理やり左右に広げ出した。
必死に太ももに力を入れ抵抗したが、股間は徐々に広げられていく。
美樹は顔を左右に振り「やめてぇ、いゃー」と目尻から涙を流し泣き叫ぶのだった。
足はグイグイと広げられ男達の目に女にとって一番恥ずかしい部分を晒していくのだ。
気が狂うような強烈な恥ずかしさが襲ってきた。
とうとう足は大きく広げられ足首に縄が巻きつけられ台の足に固定されてしまった。
「ヒッヒッヒ、丸見えだよ、きれいなお○○こしているじゃないか」
と男達が股間に顔を近づけ局部を凝視している。
ああ、すべて見られている、あんな近くから見られている。
形も大きさも色もすべて見られているのだ。
気が遠くなるような恥ずかしさがこみ上げてくる。
突然、男の指先が敏感な局部に触ってきた。
ビクッとその刺激に体が痙攣した。
男の指先は縦筋の割れ目に沿って行ったり来り撫でまわしてくる。
耐え難いその感触に自然に体は小刻みに痙攣した。
太い男の指先が肉層を割って侵入してくるのだ。
「きゃー」とするどい悲鳴が轟いた。
男達は全裸の美樹を取り囲み恥ずかしさと敏感な局部をいじくりまわされる感触に激しく悶える姿を眺めニヤニヤして凝視しているのだ。
「まだ男を知らないような綺麗なお○○こじゃないか、ヒッヒッヒ、それでは中を拝見するとするか」
と男の太い二本の指先がヌルッと体内に差し込まれた。
「いゃあー!」と悲鳴をあげ縛られた裸体を弓なりに反らせた。
男を知らない美樹にとって初めての強烈な感触に太ももは硬直しブルブルと震えた。
二本の指が左右に広がってくる。
体内に冷たい空気が入り込んでくる感じがする。
あそこが広げられている。
自分の股間に男達の顔が群がって中を覗き込んでいるのだ。
美樹はその耐え難い恥ずかしさに頭の中は混乱し必死に足を閉じようともがくのだったが足首を縛った縄は完全にそれを封じていた。
縄だけが足首に食い込み皮膚が縄で擦り切れたのか強烈な痛みが襲ってくるのだった。
男の指先が肉壁の感触を楽しむように体内を動き回っている。
その感触は今まで経験したこともない耐え難いものだった。
人前で自由に女の局部をいたずらされる屈辱とは裏腹に局部の異様な快感が感じてくるのを知覚する美樹であった。
白い裸身がガクガクと音でもたてるように激しく痙攣した。
他の男の手が美樹の淡い陰毛を逆撫でしてくる。
見られている恥ずかしさよりも男達の手の感触に美樹は悩ましく細身の裸身をくねらせ悶えた。
突然、下半身を痺れさせるような強烈な刺激が頭の芯まで貫いた。
男が指先でクリトリスをつまみあげたのだ。
初めて体験したその強烈な刺激は美樹の全身の力を奪い取ってしまうようなするどいものだった。
「おい、このお嬢さん俺の指締め付けてくるぜ、いいお○○こしてるな、ほら見ろよ、俺の指に吸い付いているぜ」
「こりゃあ、上物ですね」
などと男達は美樹の丸出しの陰部に目を丸くして視線を釘付けにしているのだ。
股間を刺すような視線の感触が美樹を襲っていた。
男のいたずらは続いた。
つままれたクリトリスをやさしく揉み上げてくる。
その頭を貫くような強烈な感触は全身をズタズタに切り裂いていくような激しいものだった。
美樹の頭の中は朦朧とし目の前が真っ暗になっていくのだった。
「おい、お嬢さん、気絶しやがったぜ」
という男の声が遠くで聞こえたような気がしてそのまま美樹は失神していた。



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