第15話

姉「そういえばおばさまもおっしゃっていたけど、お勉強大変なの?」
僕「いやぁ。大変というか、ついていけてすらないから(笑)」
姉「あらら。それは大変じゃない。本当に私でよかったら何でも聞いてね」
お姉さんは優しく微笑んでそう言うと着ていたジャケットさり気なく脱いだ。
ドキっとしつつ僕の中では、お姉さんには勉強以外のことを教えてもらいたかった。

それからお姉さんは僕の顔を見つめて、全く目をそらそうとしなかった。
僕はすごく照れくさくなって、逆に前を向いてお姉さんを見ることができずにいた。

姉「本当にしばらくみないうちに大きくなったわね。失礼だったらごめんなさいね。
  だって男の子だったタカシくんがすっかり、男らしくなってしまったから。」
僕「えっ・・そうかなぁ?まぁ、一応もう高校生だし、男だよ?もう・・・照れるなぁ」
姉「あはは。そうね、ごめんなさい。どうしても子供だったタカシくんのイメージが
  あって。見違えるほどたくましくなったわね。運動してそうな体つきだし。」
僕「あっ・・サッカーをしてるよ。小さいころからずっと続けてるからね。」
僕は少しずつ恥ずかしさもほぐれ、口数も増えていった。
しばらくは昔話や、最近のお互いの話などをしていた。
すると急にお姉さんが無言になり再び僕の顔をじっと見つめた。

僕「えっと・・なぁに?さっきから・・何かついてるかな?」
姉「・・・・・・・・・・・。」
僕「どうしたの?お姉さん。」
姉「あのね・・私・・私ぃ・・・。」
お姉さんは何か言いたそうにしてモジモジとしていた。
そのしぐさが昨夜のお姉さんの姿を思い起こさせ、不覚にも僕のモノはむくむくと
起き上がっていた。幸いにも窓からは見えないので一安心だったが・・。
僕「なんだよぉ。気になるじゃないか。なに?お姉さん」
姉「あのね・・私・・知ってるの・・。」
僕は胸がズンっと苦しくなる感覚を覚えた。なんだかいやな予感がする。
僕「えっと・・・・ちょっと待って・・えっと・・・」
姉「あのね・・・タカシくん、私のこと見てたでしょ?ずっと・・・」
一瞬時が止まってしまったかと思った。どうしよう、なんていおう、言い訳は通じない。
僕「・・・・・・・・・・・。」
僕の戸惑いにお姉さんは、あわてた様子でこう付け足した。
姉「あっ・・違うの。怒ってるんじゃないわ。だって高校生の男の子でしょ?
  興味があって当然だもの。恥ずかしかったけど・・・ドキドキしてたし。
  でも、私だからであって、ほかの場合は犯罪だから、そこのところは
  ちゃんと私の口から教えておかないとって思って・・・・。」
そうだ、僕のしていたことはれっきとした犯罪行為であろう。
しかし、お姉さんはずっと気づいていた。逆にドキドキしたとまで言っている。
僕「あの・・ご・・ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。」
素直に謝るほか何もないと思った。悪いのは僕だ。覗きを謝る気持ちもあったが
お姉さんを見て最高の快感を味わってしまっていた後ろめたさを謝った気もする。


姉「そんなぁ。謝らないで。最初は驚いたけど、私って少しエッチなところがあるから。
  見られているって思うだけで、ものすごく興奮してしまって・・・。
  すごく恥ずかしいんだけど・・だんだん快感になってしまっていたの。」
僕は驚いた。僕の想像以上にエッチなお姉さんだった。
一瞬しおれていた僕のモノが再び大きくなるのを抑えることはできなかった。
僕「僕は、まだガキだし、経験もない。でもお姉さんの事を見つめていると
  恥ずかしいけど本当にたまらなく興奮して・・・本当に愛しく思ったんだ。」
フフッとお姉さんは大人っぽく微笑んだ。そうしてこう話始めた。
姉「ねぇ。タカシくん。もう私たちはお互いがとてもエッチである事を告白し合ったわ。
  もっと楽しんでみたいと思わない?」
僕はビックリした。こんなおいしい話はない!そう思うのが普通だろう・・
僕「えっ・・・楽しむ??えっと・・・??」
姉「ねぇ・・今タカシくんの右手はどこにあるの??」
あっ!!と僕は思った。僕は大きくなった自分のものを無意識に触っていたのだ。

僕「あっ・・・・(照)」
姉「どうして、今タカシくんの手はそこにあるのかな?と思って」
なんとも上品な顔をして大胆なことを言うものだ!これが大人の女性なのだろうか。
僕はもうこれ以上自分を抑えることができなかった。
僕「お・・お姉さん!!!
  僕の・・僕の・・・お姉さんに・・・・」


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