第10話

お姉さんもたまらなく恥ずかしかったのか、必死に抵抗し手で隠し
簡単に開いてしまった足を閉じようとしていた。
しかし体は心と裏腹に、彼氏の簡単な防御であっさりとまた足を開いてしまうのであった。
グイグイと秘部に食い込まれていくお姉さんのパンティー。
きっとやわらかくキレイだろうな。僕ならあんな姿を目の前に飛びつかずにいられない。
お姉さんも、すでに心の準備はできているといった表情で彼氏の唇が自分の敏感な部分に
吸い付いてくるのを心待ちにしているのが見てわかった。
しかし彼氏はなかなか自分で触れようとしなかった。お姉さん同様に僕もいじらしかった。

その時だった。ふっと顔を上げた彼氏が僕の部屋のほうを一瞬向いた。
お姉さんはまだドキドキと感じている様子で、うつむいている。
お姉さんの部屋の照明は消えている、僕の部屋の照明が煌々と灯っている。
もしかすると僕の動きは映っているのかもしれない。僕の影が視界に入ったのだろうか。
彼氏はゆっくり立ち上がりお姉さんの肩を抱いて、僕から見えないところへと消えた。

僕はなんだか急に怖くなった。なんだかすごく大変なことになってしまうのではないか?
どうしよう・・どうしよう・・・


しばらく僕はその場で凍り付いていた。
そのときだった。急にキラっと何かが光った気がして、思わず窓の外に目を向けた。
すると彼氏が窓際に大きな鏡を置いた。
お姉さんは不思議そうに首を傾けてその様子を見ている。
鏡の前にお姉さんを座らせると何かを指示しているようだった。
お姉さんはとても驚いた表情で大きく首を振り、泣き出しそうな顔で彼氏を見ていた。
すると彼氏はお姉さんを見据えた後で、ゆっくりと背を向けたのだ。
お姉さんはしばらくうつむいていたが、何か決心を固めたような表情でゆっくりと
自分の胸を両手で鷲掴みにした。そして彼氏の名前を呼んだようだ。
激しく・激しく自分の胸を揉みしだくお姉さん。彼氏は振り返り満足そうに見ていた。

そして僕のほうをチラっと見て、「そこで興奮して見ていろよ」と言わんばかりだった。
彼氏としてはある種プレイの一環といったところだろう。
決して嫌味な表情ではなかった。しかし高校生の僕には少しバカにされたような気がした。

再びお姉さんへと視線を戻すと、見ているだけで何も言わない彼氏。
お姉さんはたまらない恥ずかしさを感じているはずだ。
それが勢いとなってか、お姉さんの手はだんだんとつけていたランジェリーを
肩から下ろしていった。ブラジャーを出した状態のお姉さんは手を止めることなく
ブラジャーのホックへと手を伸ばしていた。
フワっと浮いたブラジャー。彼氏も僕と同じ気持ちだろう。
自分の欲情を必死で押し殺しながら、もっともっと刺激的なお姉さんを見たいのだ。
ブラジャーを床に落としたお姉さんは、自分から自分の胸をムギュッと握り締めた。
痛そうだ。胸に指が食い込んでいるように見える・・
この刺激的な雰囲気がお姉さんの心の奥のエロスに火をつけたようだった。
彼氏を目の前に横には全身がうつる鏡もある。
自分が何をしているのかお姉さんの目にも入っているだろう。
しかしお姉さんは胸を揉み上げながら、少し上半身をのけぞらせて彼氏に見せた。

フフっと彼氏が笑ったのが見えた。彼氏だからこそ知っているお姉さんの姿なのだろう。
すると今度は鏡の前に体育座りにさせ、後ろから覆いかぶさるようにお姉さんを包んだ。
僕には鏡に映った二人の正面の姿が丸々見える形になってしまった。
いやきっと、彼氏がわざとそういう向きに鏡をおいたのだろう。
彼氏には許されている覗き、スリルとまた違った興奮だった。
恥ずかしいくらいに、二人の秘密の行動が僕には丸見えだ。
僕の敏感な部分は押さえ切れない高まりを表していた。

後ろからお姉さんを包み込んだ彼氏は、鏡をしっかり見るようにお姉さんの顔を向けた。
そのまま両手を後ろからお姉さんの両胸に持っていった。
思わずお姉さんの体が反応した。そして反応する自分を見て、またもお姉さんは反応した。
恥ずかしそうに鏡から顔を背けるが、彼氏が戻す。
その繰り返しをしているうちに、お姉さんは恥ずかしがりながらも鏡の中の自分を、
エッチな自分の姿を見つめていた。

彼氏の指は後ろからお姉さんの乳首を直撃した。両方の小さな乳首をつまんでいた。
そして僕もはっきり分かる位に親指と人差し指でグリグリと転がしていた。


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