第2話

 「夜景が綺麗ですね」(小夜子)
 「うん、僕もそう思ってた」(健志)
 小夜子が、急に車を止めた。
 「ほら!ここから見る夜景、最高でしょ?」(小夜子)
 健志は、いつもここを車で走っているが、改めて見ると、本当に綺麗だった。
 ふと、小夜子を見た。
 瞳と唇が光っていて、綺麗だった。
 小枝子が横を見ている隙に、胸元に目をやった。
 小夜子がこちらを振り向いた瞬間、健志は自分でも信じられない事を口にした。
 「今度、食事でもどう?」(健志)
 「.....」
 -僕はいったい何をしてるんだろう-
 小夜子は、急に車を走らせた。
 ずっと無言だった。

 次の日、健志は妻と子供を連れて、買い物に出かけた。
 久しぶりの家族サービスに、妻も上機嫌だった。
 しかし健志は、昨夜小夜子に言った事が、頭に残っている。
 健志は、後悔していた。
 -明日、小夜子に電話してみよう-

 「もしもし、健志です。小夜ちゃん?」(健志)
 「小夜子です」
 以外に明るかった。
 「昨日はゴメンね。変な事言っちゃって」(健志)
 「え、私別に気にしてませんよ」(小夜子)
 「.....」
 「それよりも、一昨日言った事、嘘だったんですか? 楽しみにしてたのに..」
 「.....」
 「明日私、休みなんです!」(小夜子)
 健志は、断らなかった。

 次の日、8時に郊外のレストランで待ち合わせをした。
 健志と小夜子は、ワインを飲みながら会話に花が咲いた。
 健志は、小夜子の魅力に惹かれていた。
 「これからどうする?」(小夜子)
 「.....」
 「夜景でも見に行こうか?」(健志)
 「え? 雨降ってますよ」(小夜子)
 「えっ! ホント?」(健志)
 健志は、外など見ていなかった。
 「健志さんにお任せするわ..」(小夜子)
 -思い切って、ホテルに誘ってみようか-
 健志は、小夜子の裸体を想像した。
 そして、ベッドで喘ぐ小夜子を想像した。
 -抱きたい-
 既に健志の股間は、熱くなっていた。
 外は雨。人通りも少ない。
 今、小夜子とホテルに行っても、誰にも気付かれない。

 「どうしたの? 急に黙っちゃって」(小夜子)
 「.....」
 「健志さんって真面目なのね」(小夜子)
 「えっ? どうして?」(健志)
 「だって、普通の男の人だったら、すぐホテルに誘ってくるから..」(小夜子)
 「.....」
 「私を抱きたい?」(小夜子)
 「.....」
 「私の裸、見たい?」(小夜子)
 「.....」
 「いいよ。健志さんが望むなら..」
 健志の心臓は激しく脈を打っていた。

 ホテルに着くと、小夜子の髪は、雨でびしょ濡れだった。
 「シャワー浴びてくる」(小夜子)
 健志はタバコに火を点け、目を閉じた。
 -美佐江、ごめん-
 健志はここ半年位、美佐江を抱いていない。
 罪悪感が込み上げてくる。
 しかし、健志の身体の奥に宿る精液は、今シャワーを浴びている小夜子に向いて
いる。
 「遅かった?」(小夜子)
 「いや」(健志)
 ガウンをまとった小夜子は美しかった。

 シャワーを終えて、部屋を見ると、小夜子はベッドに横たわっていた。
 「小夜ちゃん、綺麗だよ」
 「健志さんも素敵」
 健志は、小夜子の髪を撫でながら、優しくキスをした。
 小夜子は、ガウンの下に、何も身に付けていない。
 -いい香りだ-
 健志が、右手を胸に移動させると、小夜子も健志の下腹部に手を忍ばせた。
 既に、健志のペニスは、小夜子の手に収まらない大きさになっていた。
 「小夜ちゃん、好きだよ」
 「私も健志さんが大好き」
 健志の唇が、乳首に移ると、小夜子の身体は敏感に反応した。
 「あっ、、」
 小夜子の乳首を健志は舌を使って、丁寧に愛撫した。
 -いい女だ-
 小夜子の乳房は、妻の美佐江とは比べ物にならないほど弾力性があった。
 そして、健志は小夜子の股間を割って、顔を埋めた。
 小夜子の密林を健志の舌が、何かを探すように掻き分ける。
 小夜子の陰部は、愛液が滴り落ちている。
 部屋の灯りは、ぼんやりと薄暗かったが、小夜子の陰部から突起しているものが、
見えた。
 健志が、そこを舌先で愛撫をすると、小夜子の口から溜息の様な喘ぎ声が漏れた。
 「あぁ~、あっ、あっ、健、健志さん..だめ..」
 小夜子のクリトリスは、弧を描く様に愛撫されると、薄暗い部屋の中でもはっきり
見えるほど大きくなった。
 健志は、勃起して大きくなった小夜子のピンク色のクリトリスを攻め続けた。
 「...ちょ、ちょっと、、健志さん、止めて、、お願い..はぁ、はぁ、、」
 健志は、愛液が溢れ出てる小夜子の性器を、もてあそぶ様に愛撫を続けた。
 健志には、小夜子の陰部が自分のペニスをねだっている様に見えた。
 「健志さん、止めて、一緒に逝きたいの!」
 健志は、小夜子の股間から顔を上げて、ペニスを見た。
 健志のペニスは、極限まで巨大化し、小夜子の陰部を睨んでいた。
 「健志さんの凄いっ!」
 小夜子は、先から愛液が滴り落ちている、健志のいきり立ったペニスを、そのまま
咥え始めた。
 「ううっ、、」
 健志のペニスは、とても小夜子の小さい口では収まりきれないが、舌を絡まらせる
様に、小夜子はしゃぶり続けた。
 「小夜ちゃん! 出、出ちゃうよ!」
 小夜子はゆっくりと仰向けになり、両足を広げ、健志を受け入れる体位になった。
 「健志さん..」
 健志のペニスは、小夜子のパックリ開いた陰部に焦点を合わせ、一気に根元まで入
り込んだ。
 「あっ、あっ、、健志さん、す、凄い!」
 健志は、亀頭から根元までを、ゆっくりと出し入れした。
 「健志さん、ゆっくり時間をかけてねっ!」
 「.....」
 健志は、小夜子の要望に従うつもりでいたが、腰の動きは勝手に早くなる。
 「健志さん、逝く時は、一緒だよ!」
 既に小夜子の膣からは、ピストンのリズムに合わせいやらしい音が出始めていた。
 「クチュッ、クチュッ、クチュッ、、」
 健志の雄の本能は、限界に達した。
 「小夜ちゃん、逝くよ!」
 「私も逝きそう! もうだめ!」
 健志は、腰の動きを一気に早めた。
 「小夜ちゃん!逝くよ!逝くよ! どこに出す?! 中でいい?!」(健志)
 「うん!任せるわ! もうだめ!」(小夜子)
 小夜子の頬は赤く硬直していた。
 「あっ、ああっ、ああっ、、、」(健志)
 健志は、パックリ開いた小夜子の膣の奥に、たっぷり精子を注ぎ込んだ。
 痙攣している小夜子に覆いかぶさり、健志は最後の一滴まで精子を注入した。
 小夜子の息遣いが安定すると、健志はペニスをゆっくり抜いた。
 小夜子の膣からは、白い液体が、たっぷり流れ落ちた。
 「健志さん、素敵でしたよ..」
 「小夜ちゃんも最高だった..」
 「愛してるわ」
 「僕も..」

 ホテルを出ると、雨は既に止んでいた。
 「健志さん、またお会い出来る?」(小夜子)
 「勿論さ」(健志)
 「嬉しい!」(小夜子)
 「お店にも行くよ。俊介でも誘って..」(健志)
 「.....」
 「どうしたの?」(健志)
 「ううん、別に..」(小夜子)

 健志は、次の日も小夜子の事が頭から離れなかった。




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