後編(4)


「いっ…痛いィッ…乳首が…クリちゃんちぎれちゃうぅっ…!」
「なら体を丸めていろ。こうやってな」

天照は、前のめりになって悶えている真麟の脚を掴み後ろに転ばせる。そして脚を開かせてその光景を見つめる。

「今日は何度堪えられるやら…」
「アヒィ…ッ!」

天照は真麟の濡れそぼったそのマンコに、一気に牡の塊をたたき付けるように挿入した。

「ッッ…ヒガァアァアァーッ!?」

その挿入の瞬間、恐ろしい程の快楽を味わったのだろう。真麟は獣のような叫びを上げる。
口端からは唾液が飛び散り、脚はピンと張っている。

だが天照の責めはまだ終わらない。奥まで入れたそれを、今度はぎりぎりまで引き抜いたのだ。

「んぎぃいぃいっ!?」
「意識はあるようだな」

たかだか一物の挿入行為だけで、真麟はすでに水から打ち上げられた魚のように口をパクパクさせ、薄れゆく意識の中行為にたえている。

「気絶したら終わりだ」

天照はニヤリと笑い、不意に小刻みに動かし出す。
だがそれだけで充分なのだろう。真麟は白目を向きながら絶叫を続けている。他の二人に目を向けると、羨ましそうに見つめていた。
相当欲しいみたいだ。まぁ、目の前で見せ付けられているのだから仕方ないだろうけど。

「クヒェエィッ!? ギッ! フギャアァアッ!!」

真麟は、女子高生とは思えない濁点塗れな悲鳴を上げている。
もう限界間近なのか、泡をふきつつある。多分何回も休みなくいきまくってるんだろう。そろそろ目の焦点がおかしくなっている。

「…仕方ない」

天照はそう呟くと、真麟の腰を支え思いきり大きく突き上げた。

「ッ…………!!!!」

その途端、真麟の体が弓なりになり、そのままぐったりと倒れる。
すっかり生気の抜けた抜け殻から一物を引き抜くと、真麟の体がもう一度ブルッと震えた。まるで脊椎反射だ。

「さて…」

真麟の乳首とクリ○リスを結ぶこよりを解いてやることもなく、天照は先程から眼前でお預けを食らわされてよだれを垂らしそうな二匹の牝を見つめていた。

「…次はどちらだ?」

楽しげに聞いたその声に、二人は既に恍惚とした表情をさらにとろけさせた。

今にも欲しいような二人。それじゃあ…。

「ヤタ。お前だ」
「は…はいっ」

呼んでやると、美凰が嬉しそうに寄ってくる。
反対にまたお預けだった龍香は、じれったそうに脚をモジモジさせている。それに気付いた天照は、釘を刺すように言った。

「勝手に自慰をしたらやらんからな」
「はぃ…」

しゅんと俯き体の疼きに堪える龍香の姿は、普段からは想像がつかないほどしおらしい。
そんな龍香を横目に見つつ天照は美凰の白い肌に触れる。美凰は、頬赤らめながら俯いている。
典型的な大和撫子モードらしく、殿方の望むこと以外はしない。というのが彼女のスタイルらしい。
そんな美凰の好む責めは恥辱責め。鼻っ柱を折られるのに弱いタイプなのだろう。



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