後編(1)


「…全員服を脱げ。俺を…治めてみろ」

どうやら天照は魔性の男らしく、何人も騙されていると思う。つーか、これ俺なんだからな?

命じられただけで嬉しいのか、恍惚とした表情で三人が衣服を脱ぎだす。その体は三者三様。全く違う。

龍香は、背の高さもあってスラッとしており、筋肉がちょうどよくついている。健康的に焼けた肌は小麦色で、エキゾチックな色気がある。胸と尻の辺りもほとんどないけど…まさしくスレンダーだ。

対して美凰は、透き通るような真っ白な肌に柔らかそうな腰つき。バストは平均より少々大きいくらいで、形も悪くない。こちらは筋肉なんかとは無縁だが、特に贅肉がある訳でもない。よく見ると少し毛深い気もするが、それがまた色っぽい。

そして真麟は、幼児体型に爆乳といういかにもな体つき。背が低く発育が遅いのかと思えば、まるで赤ん坊の頭かと言わんばかりの胸がたわわに二つあり、乳首なんかがかなり大きい。
肌の色は他の二人のちょうど真ん中くらいでいたって普通だが、体はプニプニと子供みたいな触り心地をしている。本人の嗜好か、基本的にパイパン。常に剃ってある。
今回もなくて少々残念だが、あの恥丘を拝めたのだから満足すべきであろう。

三人とも全く違うタイプの女性の体型だが、どれもそれなりに好みだ。意識がある俺としては、天照にされることで唯一の楽しみはこれなのである。

さて、とりあえず誰からいこうか…。

折角だからあの幼児体型を美味しくいただくか。

「ヤサカ。こい」
「あ…はいっ!」

ヤサカというのは、天照が真麟を呼ぶ時の呼び名だ。
理由はよく知らんが、勾玉の呼び方がそうらしい。
だから龍香はクサナギ、美凰はヤタ。となるらしい。

そしてそのお預けを喰らった二人は、その場に座り込んでこちらの様子を伺っている。

「お前らは待っていろ。…ヤサカ、覚悟はできたか?」

頬を赤らめ、襲って来るだろう快感に身構える真麟。天照の指が、真麟の巨乳を揉み上げる。ただそれだけだった。

「ふぁあぁっ!」

天照の状態の時、俺の体は恐ろしいオーラに包まれているらしいが、そのオーラは性感帯をわしづかみにしているような強さがあるそうだ。
俺にはわかんねぇけど。

天照の手によって揉み解されるその爆乳。真麟は、引っ切り無しに喘ぎ声を上げている。
だがそんなことお構いなしに、天照は真麟の最も敏感な先端を乱暴に摘む。
それも摘むというような生易しいものではない。爪で捻り、引きちぎりそうなくらい引っ張ったのだ。

「フギィイッ!? アヒッ、ダメッ…きゃあぁあん!」
「ダメならやめようか?」
「くひゃぁあっ! やめ、やめちゃ…ダメェェエッ!」

真麟は、首をブンブン横に振って喘ぐ。それが面白いのか、天照は乳首を持ったままその胸をブルブルと振り出したのだ。



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