第4話

「ひゃぁん・・・ん・・・くふっ、ぅんん・・・」

 蜜を啜る触手たちが奏でる水音と、ラァラがあげる甘い嬌声が、牢内に響き渡る
 やがて触手の一本が、もっと蜜を啜ろうとその身を秘裂に開いた穴・・・秘腔に押し当てた
 その触手が、ぐぐっ、と力を込める
 しとどに濡れそぼったそこはなんの抵抗もなく、秘腔を押し広げ、触手はなんなく侵入した・・・

「ん、はぁぁ・・・・・・!」

 胎内に侵入してくる圧迫感に、ラァラは甘い吐息をもらす
 ぷちっ、という音が聞こえたかも知れない。だが今のラァラにはもう関係ない
 奥へ、さらに奥へと侵入する触手に、一筋の鮮血が滴る

 破瓜の血

 今まさに、ラァラは本来忌むべき存在によって、その処女を散らしたのだ
 だが、快楽に溺れたラァラにとっては、それすら悦びであり、破瓜の激痛でさえ、快感と化している

ぐじゅっ、ぐしゅっ、じゅぷっ・・・

 伸縮を繰り返しつつ潜り込む触手は、やがて子宮にぶつかり、停止した
 すると触手は、ぐねぐねとその身を胎内でのたうちはじめた
 ぐりぐりと膣壁をまさぐり、先端は子宮口を小刻みにかすめる

「うあぁぁ、す・・・ごぉ・・・。な、中が・・・痺れるぅ・・・」

 さらに前後運動を加え、螺旋を描くように胎内を抉る
 そのたびに襞が掻き回され、蜜を大量に湧き出させる
 ラァラは子宮が突つかれるたびに、擦れた嬌声を上げる

 ふと、ラァラは胎内にもう一つの異物感を感じた
 菊門を貫き、腸内に触手が侵入しはじめたのだ
 決して太くはないが、それでも今のラァラを愉しませるほどの快感になる
 肉壁一枚隔て、前後するたびに、ごりっ、ごりっ、という触手の感覚は己が神経を焼き切らせるほどの快楽となり襲いかかる
 蠢く触手はラァラをもっと愉しませるためか、ある行動にでた

「ひっ、ひゃぁぁ!! そっ、そんな、奥までぇ・・・・・・っ!」

 なんと、膣内にいた触手が子宮口に先端を埋め、あろうことか己が舌を子宮内へと侵入させたのだ
 その舌は、身体を舐めまわす舌と比べて異様に長く、あっという間に子宮の奥まで届いてしまった
 そしてその舌が子宮内で蠢くたびに、ラァラの白い腹部がもりあがる
 しかもラァラは、その蠢く様子をしっかりと見ているのだ

「あっ、あああ、動いてるっ。お腹が、お腹がぐねぐね動いてるぅぅぅ!」

 ぼこぼこと動くラァラの腹。今、ラァラにとってはこの光景すらも、愉しみである
 神聖なるエルフが、邪悪で淫らな闇に堕ちる
 今まさに、この場で行われている所行である

 ふと、胎内を蠢く触手たちの動きが止まる
 ぶるぶると震え、何かに耐えているかのようである
 ラァラは直感的に判った
 ──射精するのだ、と
 
「射精(だ)すの・・・? いいわ、ああっ、射精して! いっぱい、いっぱいぃ!! 私の膣内(なか)で、腸内(なか)で、子宮(なか)で射精してっ!!! お腹が破裂するくらい、射精して、射精して、射精してぇぇぇええ!!!!」

 ラァラの胎内で蠢く触手が膨らみ、白濁とした精汁が、爆ぜた



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