第3話

姫が気を失っても、触手は最後の一滴までも注ぎ込むように、“びゅく! びゅく!”と鳴動し続けている。
そして長い射精が終わると、獣液を染みこます為に“ずりゅっ、じゅぶ”と淫らの音を立てながら秘所をかき混ぜている。
姫が気を失っている間に、他の触手が新たな体位に拘束する。
気を失い脱力しているので、まるで人形のようになすがままにされる。
やがてその新たな拘束は、まるで子供を尻から抱え、排便を促すような格好で、先ほどより更にまざまざと、恥ずかしい2つの肉穴を晒す姿である。
そしてそれは姫からもまた触手が秘所に突き立っている様が見えるようにされている。
体勢が整うと、先の触手が姫を気づかせる為に、激しく秘所を突いた。

「ぐふううううっ!」

突然の衝撃に無理矢理覚醒させられる。 そして目に入ってきた光景に思わず目を背けた。
姫の眼前には自分の秘所に深々と突き立った触手が蠢いていたのである。

「これで姫様も女になりましたな。 目を背けないでしっかりと見るのです。」

背けた顔は触手によって戻されるが、瞼はきつく閉ざされている。
それを開かせるために、クリトリスがまたきつく摘み上げられた。

「きぃいいううっ!」

その激しい痛みに姫の抵抗心は失われ、やがて涙に濡れたひとみが開けられた。
そして姫が観念したのを見計らって魔術師が姫に問い掛ける。

「如何ですかな? 女になった感想は。 こんな初体験を出来る女はそう居ません。 ほんとうに姫様は幸福ですな。 しかしまだまだ、宴は始まったばかりです。 さしずめ今は、この有り様を、姫様にとくとご鑑賞して頂きましょう。」

その言葉に呼応して、陵辱の宴が再開された。

「あぐううっ! ぐおううううっ」

打ち込まれている触手が、再び蠢き出す。
姫の眼前には無残に開ききった陰唇が、その触手の動きに連なり巻き込まれる様や、 下腹に浮かび上がる触手の形や動きの様子、また痛々しい程に勃起させられた、クリトリスなどが目に飛び込んでくる、
思わず目を背けるがそのたび陵辱は激しさを増すので、 ただじっと歯を食いしばってその無残な光景に耐えるしかない。

「あぎいい、 あううっ、 痛い! せめてやさしくして・・・ お願い。」

また先ほど処女を失ったばかりの体にはこの陵辱がもたらす激痛は、舌筆に難い地獄の苦しみである。
しかしそれは聞き入られる事はなく、陵辱は続く。

「ぐふぅ! あっん、 あっ ふん」

だが時間が経つに連れ、呻き声しか聞こえなかった様相に、艶のある姫の嬌声が混じりはじめた。
これは先ほどの射精による催淫作用が姫に効果を表してきた結果である。
愛液を止めど無く垂らしはじめた秘所では、陵辱の様も先ほどに比べればスムーズにリズミカルになってきている。
それを認めた魔術師が口を開いた。

「そろそろ、違うもてなしをいたしましょう。 姫様もだいぶ慣れてこられたようですからな。 これを知れば病み付きになりますぞ。 ひっひっひ。」

何か企んでいる様子をありありと感じさせながら、姫に告げると触手が子宮口のところまで、押し込まれたところで止まった。

「なにっ 何をする気なの? いやっ! うそっ、 やめてー ひぐううう~!」

突然姫がもがいたかと思うと、直ぐに気絶したようにぐったりと、脱力した。
なにが起こったのか、当の姫と、けしかけた魔術師以外は解らない。
だが何か大事が起きたのであろう事は、時折ピクピクと全身を痙攣させ“ はぁはぁ”と荒い息をついている姫の様子から察する事が出来る。

「うぐううっ、おなかが裂けちゃう~う 助けて・・・ うう・・・」

よく注視すると姫の下腹部は、先よりも更に触手の形が浮き出ている。
この騒ぎの実態は触手がとうとう子宮口をこじ開け、子宮まで進入したのである。

「くふっ、やめて 動かないで、 おなかが破けるうぅ、 はあぐううう~!」

うねうねと、触手が蠢き、それにあわせて下腹部の膨らみもうねる。
この様を見せ付けられながら、姫は子宮の奥に痛みや苦しみと、それとは別な疼きを感じ“ボー”としている。

「そろそろ、2発目の頃合いですな。」

その魔術師の言葉に、姫は我にかえり拒絶の言葉を発した。

「いやぁ! 子宮(なか)に出さないで。 お願いゆるしてぇ!」

必死に理性を取り戻して懇願するが、触手に止める様子は見られない。
ただひたすらに、“ずりゅっ、じゅぶっ”と淫靡な音色を奏でながら、絶頂へと姫と共に上り詰めていく。

「いやー! いやっ お願いもううっ やめてー! いやあああああああ~んんっ!」

またひときは深々と突き立てられ、際奥で触手が咆哮した!
“どびゅうゅ ずびゅびゅじゅ!” 一度目より大量の射精を子宮に浴びて、姫ははじめての絶頂に達した。
“はぁはぁ”と荒い息を姫は吐きながら、その射精を子宮に感じながら、その新しい絶頂という快感を受け止めている。
それは頭の中が真っ白になり、激しい痛みさえも、快感に摺り換えられてしまったその事実に、戸惑いを隠せないままに。

「気をやられたようですな。 いかがでしたか? 姫様には少々早いとは思いましたが、しっかりと感じられたようですな。 先ほど処女を失ったばかりというのに、いやはや姫様には、類まれな淫乱の素質がお有りのようですな。」

絶頂の後のふわふわした感覚にまどろんでいる所に、この魔術師の揶揄に、再び羞恥心が呼び覚まされ、姫は強く否定した。



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