<第37話:新しい朝>

朝日が窓から差し込んでいる。
ナイトウェアを着ている恵は目覚めると暫くベッドから外を眺めていた。
一昨日クアラルンプールを発ってから昨夜までは、人生最悪の時間だった。
しかも、起こったことが訳わからな過ぎて誰に話しても信じてもらえそうもない。
テーブルに白い封筒に入った手紙が置かれている。

(前略)親愛なるCA様
ゲームは2対1で僕の勝ちだね。
一昨日からの恵ちゃんが見せてくれた数々の情けない姿、最高にそそられたよ。
心配しないで。これからはまた普通のCAとして世界を飛び回れるから。僕は時々遊んでもらえるだけで十分。
ストッキングとパンティはサイズを確認して買っておいたから、ソファーに置いてあるの使って。僕からのプレゼント。
朝食は8時にルームサービスが来るから。ゆっくりスイートルームステイを楽しんでください。
9時に佐藤さんが迎えに来るので、その後は佐藤さんの指示に従ってお家まで送ってもらってください。
それじゃ。楽しい時間を有難う。キリっとした素敵なお顔のCA様。またね。(草々)

朝食も終わり、身支度も整った恵は、リビングのソファーに座っていた。
そして、予定時刻ピッタリに佐藤が部屋に入ってきた。

「高橋さま、準備は整いましたか?」

「はい、お世話になります。」

恵は出発しようと荷物を取りに向かった。

俺の名前は佐藤隆50歳。3年前から山田社長の秘書をしている。
元の職業は人に言えるようなものでは無いが、社長に誘われてこの仕事を始めた。仕事の条件は、目の前の事象を口外しないことのみ。
しかし、口外などする訳が無い。生意気な娘を好き放題やって、お咎め無しなのだから。
例えば、今日のターゲット。そう、国際線CAだか何だか知らんが、制服着てお高くとまってる27歳の小娘。コイツを制服着たまま貶めていってやるというゲーム。
あんな偉そうにパンスト脚で闊歩してたCAが、作り上げた美貌を崩しながら喘ぎ、泣きながら哀願する姿を見る。いや一緒になって襲うなぞは楽しくてしょうがない。
さて、ついに娘を襲う時間だ。今朝は俺のために社長が場を提供してくれた。今日一日かけて、JIAが誇る27歳の美人CAを、中出し以外なら何をしても良いと言われている。
コイツは、俺が家まで送る単なる秘書だと思って背中を見せている。馬鹿なオンナだ。昨日に続いて今日も自分が賞味される為に制服姿を作らされてるとも知らずに。

「い、いや。何するんですか?」

突然後ろから抱きつかれ、恵は慌てて隆の腕を振り解きながら振り返ってキッと睨んだ。アイメイクの効いた目は、鋭い視線で隆を射している。

「何するんですかって?私の指示に従えと手紙に書かれていませんでしたか?
 貴方は、これから私の指示に従っていただきます。それが明日以降も通常通りCAとして生活するための条件です。」

隆は冷たく言い返した。
恵の表情が見る見る恐怖に引き攣っていく。鋭く差した視線も、行き場を失ってしまった。

「そ、そんな。昨日で終わりじゃなかったの?」

「誰が昨日で終わりと言いましたか?貴方は我々の奴隷なのです。今朝は私がたっぷりと可愛がって差し上げます。
 朝から時間を掛けて作ったCA姿。これから私に弄ばれるために私達が作る時間を用意してあげたのです。
 どうせ何度でも作り直せるんでしょ?そんなCA姿なんて。見た目だけ取り繕っても、中の安さは隠せませんよ。キャリア5年目CA高橋恵さん。」

そこまで言うと、隆は恵の首に巻かれたスカーフの結び目を掴み引っ張った。

「や、止めて下さい。苦しいです。」

慌てて首を掴む隆の腕を振りほどこうとする恵だが、隆の力に抗うことが出来ない。太郎より遥かに腕が太く、力が強い。

「ふ~ん。ちょっと握られたくらいで苦しくて取り乱すくらいなら、こんな格好つけて首巻スカーフなんかしなければ良いんですよ。」

あざ笑うよう言い放った隆は、スカーフを掴んだままベッドルームに向かって歩き出した。
首が絞まって苦しい恵は、隆が掴む首のスカーフに手を当てながら、前かがみになって、黒くて細い脚を小走りにしながら後を付いて行かざるを得なかった。
ベッドルームに着くなり、隆は恵を後ろから羽交い絞めにし、両手で制服の上から胸を揉みつつ、舌を使って襟足をゆっくりと舐め始めた。

「ふ~ん。これが作りたてのCA様の夜会巻か。美しいし良い香りだ。襟足までキチンと整えられて素敵ですねぇ。でも、」

言うや否や、襟足を止めているピンを口にくわえて引き抜いて床に吐き出し、舌で襟足を嘗め回し、更に髪の毛を口に咥えてしゃぶった。
恵の襟足は見る見る毛羽立っていき、隆の唾液を含んでしっとりと濡れていった。胸を隠す制服も隆が揉む手によって皺になっている。

「いや、ちょっと。止めてください!」

恵が声を震わせて抗議するが、隆は気にも留めずにしゃぶり続ける。

「何が止めてくださいだ。小娘が。ちょっとピンを抜いて嘗め回しただけで、こんな簡単に乱れるんじゃないか。
 時間かけて一生懸命偉そうな髪型作り上げたんだろうけど、崩すのは簡単なもんなんだな。もうちょっと崩れにくい髪型にすればよいだろうに。
 どうしたCA。この程度で取り乱しちゃって。お楽しみはこれからだぜ。」



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」CAアンリ様からお借りしています
(原寸より縮小しています)






























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