<第18話:続・脇役との遊戯>

手紙を抜き取る迄は周囲を確認していた香織だが、手紙を読み始めてからは背後に無警戒だった。
綺麗な左脚も、パンプスを失って爪先に穴が開いて足の甲を包む生地が緩んでいるパンストで床を直に踏んでいる右脚も、ガクガク震えている。
そんな香織の後ろ姿を、恵が籠って出てこないトイレの前で順番待ちをしている風の太郎が舐めるように見つめていた。

ご自慢のパンスト脚あんなに震えちゃって。ギャレーであんな姿晒すCAなんて、なかなか見れないぜ。いい気味だ。
天下の国際線CAとは言え所詮は23歳の小娘。俺の脅迫にどう応じるやら。まぁ、恵ちゃんを見捨てる以外に選択肢無いだろうな。どうせ制服着てるだけで何も出来ないんだから。
お、答えを書いて胸ポケットにしまったぞ。じゃぁ、時間を止めて中を見てやるか。

何々?「貴方の指示に従います。だから見逃して下さい。」か。流石2年目にして国際線乗務する優秀な香織ちゃん。
恵ちゃんが先輩CAとしての威厳を失いながら崩れ去っていく姿を傍観する方を選んだね。まぁ、妥当な選択だ。
じゃあ、さっき盗んだパンプスは返してやるか。気持ちが変わらないようにもうひと脅ししてやってな。

太郎によってワゴンの上に置かれた新しい手紙を読んで、香織は自分の席に歩いて行き、パンプスを入れたと言われた自分のバッグを手に取った。
バッグを手に取った香織は、穴の開いた爪先パンストに飛び出た親指を収め、足裏が切れて緩んだ甲を覆う生地を取り繕いつつ、片足だけパンプスが無い故に爪先立ちになった姿で、自席の前に立っている。
しかし、その姿のまま動かなくなり、固まってしまった。太郎が時間を止めたからだ。

そんな固まった香織の背後に太郎は歩み寄り、両手をスカートの中に差し入れ、太腿を横から触り、そのまま腰の上まで這わせていった。スカートの裾が一部、太郎の腕によって捲れ上がっている。
腰まで這い上がった太郎の両手は、香織の下半身を引き締めるパンストの口まで到達し、そのままウェストを覆っている縁を掴みとって握った。

パンストの入り口見っけ。ワンピースだからスカート捲り上げて手を突っ込むだけで握れちゃうよ。
さっきなんかスラっと引き締めた黒いパンスト脚ガクガクさせながら震えちゃって。23歳で国際線乗務するような優秀なCAと言ったって、所詮は小娘だな。
あの程度で震え出すんだ。脚を覆うパンストが突然ずり下がって生脚さらす羽目になったら、悲鳴上げて半泣きにでもなるだろうよ。

太郎の両手にゴムを掴まれた香織のパンストは、為す術無くズルズルとスカートが隠す膝上まで下ろされていった。
しかし太郎の手は未だ止まらない。膝、脛、ふくらはぎと香織の脚を覆うパンスト剥がされていき、ついに足首に黒い布の塊が纏わりつくだけになってしまった。
23歳CAが常に薄くて黒い生地で隠し続けてきた生脚が、両方とも一気に現れた。

パンストを下げ終わった太郎は、立ち上がって再び背後から香織に密着する。
両手は再びスカートの中に入り込み、パンストのガードを失ったパンティの上から股間を揉み始めた。
時間が止まって動けない香織は、そんな太郎の手を止める術は無い。やがて股間を揉む手は、パンティのゴムを広げて中に入り込み、陰部を直接さすり始めた。

香織ちゃんのアソコも触り心地良いねぇ。メッチャ美人だし、元CAってウリでアソコ使った商売した方が金稼げるんじゃない?
そうそう、こっちもついでに遊んでおくかな。ヘアピン使って襟足まで綺麗に整えた髪型。シニョンスタイルって言うんだったよな。
特にネットで綺麗に纏められた団子。こんな至近距離で見たのは初めてだ。でもコイツ崩すのも簡単そうだな。
このネット、替えなんか持ってきてないだろうから、奪い取ったらどうするんだろう。焦って違う髪型作って取り繕うのかな。

香織の後ろ髪を纏めているネットに太郎の口が密着する。太郎は舌で香織の団子髪をネットの上から舐めはじめた。ネットのザラつきが舌に伝わる。
やがて、大きく開けた太郎の口がネットの上から香織の団子髪にかぶりついた。そしてモゴモゴと口を動かしながら、団子を弄っていく。
団子を弄ぶ太郎の口が根本を止めるゴムに当たった時、団子を覆い包むネットに太郎の歯が食いつき、強引に髪の毛からネットを引き剥がした。
香織の髪の毛が一気に乱れ始める。すかさず、股間を揉んでいた太郎の両手が香織の髪の毛を掴み、綺麗に結われた団子を崩して、根元をゴム一本で束ねるだけのポニーテールにした。

頑張って作った髪型完璧に崩しちゃった。まぁ、この程度ならネットさえ返ってくれば直ぐに直せるだろう。
さて、そろそろパンプス返してやるかな。

太郎は香織のバッグを開け、中を見た。するとストッキングの予備が目に入った。未開封の新品らしい。

お、なけなしの予備1着は新品か。良いこと思いついたぞ。

ニヤっと笑うと、太郎はストッキングの袋を開き、中から取り出し、広げて手に取った。
そして、自分のバッグからハサミを取り出すと、爪先の部分から順番に刃を入れ始めた。
新品のストッキングは次々と輪切りにされ、無残な姿で床に落ちていく。
一通り切り取り終えると、太郎は自分のバッグに入れていた香織のパンプスを取り出し、床に落ちた布きれを中に詰めていった。

パンスト脚の代わりに切り刻まれたストッキングが入っちゃった。
厳しい訓練を乗り越えたCA様とは言え、国際線乗務初年度23歳の小娘がこんな目にあったら、トラウマになっちゃうかもなぁ。
少なくとも、先輩CAの恵ちゃんを傍観してなければ、自分が酷い目に遭うということは、痛いくらいに分かったろう。せいぜい号泣しないように頑張れよ。香織ちゃん。

切り刻んだ新品ストッキングを詰めたパンプスと髪の毛のネット、それから髪の毛から抜けたヘアピンで留めた手紙を香織のバッグに入れると、太郎は自席に戻って時間を動かした。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」CAアンリ様からお借りしています
(原寸より縮小しています)






























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