<第30話 : スーパーキャリアウーマンの味>


太郎の肉棒が奥深くへと突き刺さった。そして、奥へ手前へ、上へ下へ、右へ左へ、真樹の大切な器の壁をグリ・グリと擦り付ける。

「あぁぁっ!あぁぁっ!あぁぁぁっ!」

太郎の腰がグッと動く度に真樹は声を上げる。相変わらず隆が足首を掴んで持ち上げているので、太郎の動きに合わせて身体がソファーに沈み込む以外、真樹は動きらしい動きをしない。

「良いねぇ。これが年収3千万を稼ぐ東京マシナリー自慢のスーパーキャリアウーマン三ツ瀬真樹の味か。」

「あぁぁぁ~~っ!あぁぁぁ~~~っ!あぁぁぁ~~~っ!」

器の壁を擦り付ける太郎のムスコの動きが力強くなり、応じて真樹の喘ぎ声も大きくなる。
真樹は涙を流して喘ぐだけ。あちこち外されたり捲られたりしているとは言え、赤いスーツは着たまま。だが、スカートの中を隠すパンストとショーツは取り払われている今となっては、スーツごときは何のガードにもならない。
二人の言う通り、キャリアウーマンとしてビジネスシーンで活躍している真樹と雖も所詮はか細い一人の女。大の男二人にホテルの一室で囲まれてしまえば、仕事がデキルなどというのは何の意味も為さない。真樹はそれを痛感していた。

「あぁぁぁぁ~~っ!あぁぁぁぁ~~~っ!」

時間が経つ毎に、喘ぎ声を上げ続ける真樹の目が虚ろになってきた。
アイメイクが崩れて薄く滲んだ右目、アイメイクが残されアイライナーのラインがくっきりと浮かび上がる左目、夫々の瞼が徐々に下がってきた。

「あぁぁぁぁ~~っ!あぁぁぁぁ~~~っ!」

「はぁっ!はぁっ!はぁっ!良いぞ!三ツ瀬真樹。お前の身体は俺の物だ!」

太郎は息を切らしながら腰の動きを速めていく。

「あぁーー!あぁぁーーーーーぁっ!!。。。」

太郎の動きがスローになり、真樹の喘ぎ声も止まった。

「そ、そんな。こ、こんなことって。。。」

ショックのあまり、真樹は涙を流し、嗚咽を堪えることも出来なくなった。
ことここに至って、漸く脚を開放された真樹は、そのままソファーに俯せになって泣き出した。

「そうだ。さっき脱がしたパンプスちゃん返してあげるよ。もうストッキングは無いから生脚だけど、スーパーキャリアウーマンとして足元彩るピンヒールくらいは履いておきたいでしょ?」

言いながら床に転がっているパンプスを拾った太郎は、真樹の右足を掴むと、そのままはめ込んだ。

暫く蹲ったまま泣き続けた真樹であったが、耳元でガサガサと物音がするのに気付いて、涙で崩れた顔を上げた。
顔を上げた先、真樹の視界には、ズボンを脱ごうとベルトを外す隆の姿が入った。

「泣いてる暇はありませんよ、三ツ瀬さん。先ほど山田さんが言ったでしょ。10か月後に出てくるのは佐藤か山田かってね。
 まだ貴方の体内には1つしか入っていません。これからもう1つ入れて中で競争させないと。ビジネスは競争ですからね(笑)」

「じょ、冗談じゃない。ふ、二人連続でなんて。。。」

ギョッとした顔で、震える声を絞り出すように言った真樹は、何とかこの場を逃げようと動き出した。
と言っても腰が抜けて立ち上がれない。床の上を四つん這いになって這いながら出口に向かって逃げる真樹であった。

メイクは涙で崩れ落ちているが、赤いスーツは一応上下とも着たまま、パンストは取り払われて生脚だが、足元には10cmヒールのエナメルパンプスも履いている。
そんな装いを維持したままであるが故に、腰が抜けて歩けず、四つん這いのまま逃げる後ろ姿が何とも哀れだ。

息を切らし、這いながら必死で大理石の床に覆われたホールまで辿り着いた時、目の前で祐佳が腕を組んで立ちはだかっていた。

「あ~らスーパーキャリアウーマン様。随分惨めな姿ね。もう自慢のハイヒールで床を踏み鳴らすことすら出来なくなっちゃったんだ。」

蔑むように真樹を見下ろしながら言い放つ祐佳。

「言い過ぎですよ及川さん。もう山田さんに一発やられてしまったんだ。仕事がデキると評判のキャリアウーマンとはいえ所詮は26歳の小娘。
 今まではプライドの高さから簡単に身体を許すことがなかったのに、突然レイプを初体験してしまったんです。まぁ腰も抜けて当然でしょう。」

「それもそうね。名門私立麻布女子高校を卒業して、これまた名門私立英明大学法学部を主席で卒業。一部上場の東京マシナリーで秘書と言いながら事実上の海外担当営業役員。
 そんな経歴でスーツ着てスーパーキャリアウーマンとか呼ばれて偉そうにしてたけど、ちょっと襲われてみればビービー泣くだけの小娘だったって訳ね。いいザマだわ。
 もう山田さんのを食らって、これから二発目ね。良いなぁ男は。私もこの女のアソコに自分の身体合体させて、ヒーヒー言わせてみたいけど、持ってないからなぁ。」

冷静であれば、公にされていない自分の出身高校をスラスラと言って馬鹿にしてくる祐佳を怪訝に思うべきところ。しかし今の真樹にはその言葉を聞く余裕すらなかった。
後ろに迫った隆。振り返って見たその姿は、下半身を露出して、太く大きくなった一物を突き立てている。それを見た瞬間、真樹は震えが止まらなくなった。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」MIKOTO様からお借りしています



















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