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<第33話:皿の上に乗せられたメインディッシュ> 逃げようとガラステーブルから腰を浮かせた刹那、太郎と祐佳によって抑え込まれてしまった美香。これまでは光の妖精に対する恐怖心から耐えに耐えてきたが、流石に今度ばかりは黙っていられない。 何せ、撫でられるとか舐められるとかいう次元を完全に超えているのだから。目の前にいる三人の男が順番に自分を犯すなんて、いくら何でも酷すぎる。美香は必死にもがき、逃れようとしていた。 「ごめんね。貴方に選択権はないの。高級ホテルの女が誇るアソコの穴でしっかりと三人を受け止めてあげて。」 「そ、そんな。。。お、お願いです。それだけは。。。」 涙ながらに祐佳を見つめて哀願する美香。しかし祐佳はそれに答えず、代わりに太郎が口を開く。 「心配するなよ。後でちゃんと避妊薬飲ませてやるから。パノラミックホテルのフロントが誇る超一流のサービス、最後までとくと彼らに味合わせてやりな。」 「だ、ダメ。お願い。助けて。。。」 何とか逃れようとする美香だが、取り押さえる二人を振り切るだけの力が無い。もがく美香を抑えながら三人の方を向いた祐佳が語り掛ける。 「準備が整いましたから、三人でサブベッドルームまで持って行っちゃってください。大声で叫ばれても大丈夫。何せパノラミックホテル自慢のロイヤルスイート。防音は万全です。 このホテルが誇る最高級の部屋で、このホテルが誇る美しきフロント嬢を泣き叫ばせ、ヒーヒー言わせてやってください。何せ都内でも最高級の1つに数えられるパノラミックホテル。皆さんの期待は裏切らない筈ですよ。」 「やった。それじゃ、行こうぜ。金沢さん。」 祐樹が喜びながら美香に近づいてきた。そして残りの二人も。 「お、お願い。助けて。お願い。。。」 美香は逃げようと身体を動かすが、如何に教育を受けた高級ホテルのフロントレディとは言え所詮はか細い女の身体。5対1ではどうにもならない。 黒い制服に包まれた身長160cm程度の細身の身体は、大の男三人によって軽々と担ぎ上げられてしまった。 「止めてぇー!お願いー!助けてぇー!」 必死に叫ぶも、ここはパノラミックホテルが誇るロイヤルスイート。祐佳の言う通り、外に音が漏れることはない。 乱れながらも黒のジャケットにタイトスカート、ベージュのパンストに黒のパンプスと制服姿を保つ美香の身体は、左右の腕を幸雄と祐樹の肩に、両脚は隆の両肩に抱え上げられ、荷物でも扱うかのようにサブベッドルームへと運ばれていった。 大の男が肩の高さまで持ち上げているのである。美香を高級ホテルのフロントたらしめている制服だのパンストだのパンプスだのは何の役にも立たず、男たちの耳元で叫ぶばかり。落とされるのが怖くて暴れることすら出来なくなっていた。 「きゃぁっ!」 サブベッドルームに着くなり、美香の身体はベッドの上に放り投げられた。 そして、制服を着たまま、靴を履いたまま腰を抜かしてベッドのスプリングに揺られつつ動けずに震える美香の周りを三人の男が取り囲む。 足場の悪いフカフカのベッドの上である。美香の履く7cmヒールのパンプスでは立ち上がって逃げることすら望めない。間違いなくヒールがベッドカバーに引っ掛かって進めなくなり、そこを三人に取り押さえられる。 仕事中にベッドに上がることはあり得ないとは言え、こうやって男に襲われたとき、フロントの制服はあまりに不利であった。 「遂にベッドという皿の上に乗っちゃいましたねぇ。それも制服というスパイス付きで。とても美味しそうな姿ですよ。パノラミックホテルのクラブラウンジでフロントをしている金沢さん。最高のメインディッシュだ。」 隆が嬉しそうに話し掛ける。美香の方は震えたまま涙を流し、首を横に振るばかり。「止めて。助けて。」と擦れた声で哀願するだけで、腰が抜けてしまって動くことも出来ない。 「及川さんの話では、足元はパンプスごと白ワイン漬けになってるらしいぞ。食べちゃおっか?」 「良いねぇ。高級ホテルの女が誇る黒革パンプスと爪先パンストの白ワイン漬け。美味しそうじゃん。」 幸雄を祐樹が意気投合するなり、目の前で膝を立てて震えている美香の両足首を左右から掴んで引っ張った。 「きゃっ!ちょ、ちょっと、ま、まさか。。。」 二人はそれぞれ美香の足首を目の前まで持ち上げ、黒光りするパンプスに覆われる美香の足をじっくりと眺めた。二人の視線の先には、脚を開きながら持ち上げられ、ベッドの上に背中をついて涙目で見上げている美香がいる。 「そのまさかだよ。金沢さんが一生懸命磨いて光らせてるパンプス。それがワイン漬けなんて及川さんも面白いこと考えたな。メッチャ美味しそうだし。いただきま~す♪」 「えっ!?ちょ、ちょっとダメ。あっ、、、いっ、痛いっ!ダメっ!か、噛まないでっ!」 美香の足を持ち上げていた幸雄が本当にパンプスごと美香の爪先を咥えた。いや、美香が痛がっているのだから噛みついたというべきか。 「へぇ。金沢さんご自慢のパンプスって噛まれるだけで、そんな痛がるくらいのものなんだ。頑張って磨いて光らせてる割に大したことないな。でも、美味しそうだ。こっちは俺が。」 「いやっ!だ、ダメ。い、痛いっ!ほ、本当に痛いの。お願いだから止めてぇっ!」 幸雄と祐樹によって左右の爪先をパンプスごと噛みつかれた美香は、痛がって必死に振り解こうと足に力を入れるも、二人がパンストに包まれた足首を両手でガッチリと握りしめているので動かすことすら出来なかった。 前頁/次頁 |