<第32話:仕上がったメインディッシュ>


男たちが美香の顔舐めに満足したころ、前面を縦に切り込んだインナーを大きく開いて胸を見えるようにしながら、祐佳が話を始めた。

「さて、それでは皆さん。綺麗だったお姉さんの顔もメイクが崩れて汚くなってしまいましたし、次は胸でも如何ですか?ブラジャーに糖蜜をたっぷり染み込ませておきましたから、きっと良い味出してますよ。」

「綺麗だったって、過去形だし(笑)確かに、綺麗に厚化粧してたのが、嘗め回して溶かしたら凄い顔になっちゃったね。いいザマだ。これだから、この遊びは止められないよ。」

「次は胸ね。糖蜜漬けとは考えたじゃん。それじゃ遠慮なく。いただきま~す!」

くじ引きで胸を当てていた二人の男が同時にピンクのブラジャーに齧り付いた。祐佳の言う通り、噛めば噛むほどにブラカップから甘い糖蜜が滲み出してくる。
しかし、胸は左右2つしかない。男は三人。当然一人は手持無沙汰になったまま、胸をしゃぶる二人の様子を見ている。そんな男の肩を祐佳が叩いて手招いた。

「佐藤さん。一人待ってるのも寂しいでしょうから次いっちゃいましょう。この中にも糖蜜が染み込んでますから。」

祐佳が言いながら指さした場所。それはタイトスカートであった。その中ということは、黒い布が覆い隠している股間ということになる。
それにしても、膝の少し上に裾がくるタイトスカートである。今みたいにガラステーブルに寝かされ、両足をテーブルの脚に固定されていては、股が開き、自ずとスカートの裾もずり上がる。
当然、隆が見下ろす美香のスカートは膝のはるか上、ベージュのストッキングに包まれた太腿を存分に見せている。この黒い布を少し捲るだけで目的の場所が現れるほどに。

「もうこっちいっちゃって良いのですか?」

「勿論です。くじ引きの結果、貴方に優先権がある場所ですから。高級ホテルと言っても高いのは部屋だけ。そこで働く女なんて制服着て偉そうにしてるフロントでも高く見えるように取り繕ってるだけで大したことないんですよ。
 こうやって制服着て頑張って高級感演出してますけど、中に入ってる女なんてどうってことない、言ってしまえば安物に制服着せて見た目を高級ぶってるだけなんです。そんな安物女が持つ股間なら遠慮もいらないでしょう。存分に楽しんで下さい。」

「そうですか。それでは遠慮なく、パノラミックホテルが制服を纏わせて高級感演出した安物女の糖蜜付け股間、ゆっくり楽しませてもらいますよ。」

言うが早いか、隆は両手を美香の太腿に押し当て、タイトスカートの裾を手首に引っ掛けながら撫で上がっていった。
黒い布は隆の腕につられてズルズルと捲れ上がり、ベージュのパンストとピンクのパンティに覆われた股間を曝け出してしまった。
目の前に目的物を発掘した隆は、嬉々とした表情で顔を近づけ、ナイロン製の薄い皮膜に覆われているピンクの布に口を付けた。
時を置かず、チュルチュルという糖蜜を啜る隆の口の音が、美香が曝け出している股の間から響いてくる。

それと同じころ、ブラジャーに齧り付いて糖蜜を吸っていた幸雄と祐樹は、手を美香の背中に回し、バックベルトのホックを外してブラカップをずらした。
ワイヤー入りの固いピンクの布に守られていた乳房とその頂にある突起が、あっさりと二人の前に曝け出された。
二人は左右1つずつあるコリっとした突起を舌先で嘗め回し、食み、さらに柔らかな山全体を両手で揉み。やがてその舌が横へと移動して腋までもを舐めていく。もうワインのつまみとしてではなく、美香の身体そのものをを賞味し始めている。

2枚の布に覆い隠された陰部を吸う隆の方も、舌だけでなく口や指を使ってパンスト越しに美香の秘所を刺激しながら楽しんでいる。こっちもワインなどはそっちのけで。

そんなことをされているうちに、美香の呼吸が荒くなってきた。男三人に上下同時に揉まれ、舐められて刺激を受けているうちに、身体の方が反応し始めたのだ。

「ん、ん、、、はぁ、はぁ、、、あ、あ、あぁぁっ、、、」

目が虚ろに開き、だらしなく半開きになっている口から荒い呼吸と共に喘ぎ声が漏れ始めた。美香自身は何とか抑えようと努めるのだが、もはや理性で何とか出来るレベルはとうに超えていた。

「いい具合に仕上がったみたいね。」

美香の口から洩れた喘ぎ声、そして火照り始めた美香の様子を見て取った祐佳が一人呟き、そして三人の前に一歩進み出た。

「皆さん。メインディッシュが良い具合に仕上がりました。ここからは、場所を変えて思う存分食事を楽しんでいただきたいと思います。」

三人の男が美香から手や口を離し、祐佳に注目している。次の言葉を心待ちにしているのだ。祐佳は、そんな三人を横目に見ながら、ガラステーブルの脚と美香の手足を繋いでいる手錠を順番に外していく。
両手が、そして両足が自由になった美香であったが、事態が呑み込めない上にさっきまでの刺激の余韻が抜けきらず、ガラステーブルの上で寝そべったまま、虚ろな目で空を仰いでいる。

「パノラミックホテルが誇るフロント嬢のアソコが皆さんを心待ちにしています。一本ずつ順番に差し込んであげてください。」

「えっ!?ちょ、ちょっと待って下さい。一本ずつ差し込むなんて、そ、そんな。あ、あんまりです!」

祐佳の言葉に焦った美香が叫びながら立ち上がろうとした。が、ガラステーブルに手をついて腰を浮かせたところで、直ちに太郎と祐佳によって取り押さえられてしまった。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」PORTER RIMU様からお借りしています



















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