<第19話:二度目の二度目>


姿見の前に立つ美香は、自らの情けない姿を鏡を通して見せつけられていた。
散々泣き続けたのでアイメイクはドロドロに崩れ、頬にも涙の筋が何本も通っている。
黒ジャケットにタイトスカート、白のカットソーは元のままだが、スカートの裾から伸びる美脚は股間から流れ出した汁でベージュのストッキングにシミをたっぷり付けている。

「凄い顔だね。頑張って作りこんだ仕事用メイク完全に崩れちゃって。ストッキングもシミだらけだし。日本橋最高級ホテルのフロントさんとは思えない哀れな姿だな。
 でもこんなの序の口だぜ。ホテルご自慢の姿見、ホント美香ちゃんの身体を綺麗に映すね。パノラミックホテルの制服を纏いながら乱れ切った姿が映えてるよ。」

後ろから抱き着くように美香に密着する太郎が、パンプスのヒールを内から外に向けて蹴り始めた。

「えっ!?ちょ、ちょ、、な、何を?」

突然ヒールを蹴られてバランスを崩しそうになりながら、美香が声を上げた。が、太郎は容赦なくヒールを蹴り続けるので、美香の両脚は大理石の床を擦る鈍い音を立てながら徐々に左右へと開かれていく。

「何を?って脚開かせてるんだよ。アンタはココでもう一度アソコから汁を垂れ流すんだ。パンプス汚しちゃったら磨きなおすの大変だろ。どうせ予備パンプスなんて持ってないだろうし。だから優しい俺が蹴り出してやってるんだよ。」

「えっ!?そ、そんな。。。た、垂れ流すって。。。だ、ダメ。お願いです。や、止めて下さい。」

美香が声を震わしながら必死に哀願する。が、太郎は脚を開かせた上に、美香のパンプスのヒールと爪先、そして大理石の床が作る小さな三角形の隙間に自らの靴先を差し込んだ。

「止めて下さい?お願いは夢の主に言えよ。俺も従ってるだけなんだから。いいザマだな。こうしちゃうとフロントちゃんご自慢のハイヒールも動かせないでしょ。そうだ、スカートも汚さないようにしないとね。」

言うなり太郎の両手がタイトスカートの裾を掴み、一気に捲り上げた。美香も姿見を通して捲れ上がったスカートの中からベージュのパンストに透かされる水色のパンティを見せつけられた。

「い、いやぁ~っ!だめぇ~っ!」

悲鳴を上げながら美香が太郎の両手を掴もうとする。が、逆に太郎が接近した美香の両手を掴み取り、そしてスカートの裾もろとも握りこんだ。

「そっか。身体を提供しなきゃ身の破滅だもんね。自分で捲り上げなきゃな。ほらほら。逆らったらどうなるか知らないぜ。俺も夢の主には会ったことが無いんだから。」

そう言われてしまうと、美香には抵抗することが出来ない。何せ股間には既に異物が入り込み、一度は垂れ流してバスルームを汚しているのだ。逆らえば何処まで堕とされるか分かったものではない。

「良いねぇ。ちゃんと捲り上げておけよ。既にビチョビチョに濡れてるアソコから、パンストを通って床まで流れ落ちるのが見れるぜ。今度は。
 それに、さっき垂れ流す直前に見せてた顔も最高だったな。偉そうにメイクキメてたのが、完全に崩れてたもんな。今度はホテル自慢の姿見の前だ。自分のイキ顔を鏡越しに観察するのもアリだろ。」

右手で美香のシニヨンを掴んで顔を上げさせ、鏡に目を向けさせた太郎。
涙でメイクの崩れた顔、スカートの裾を捲り上げさせられてベージュのパンストと水色のパンティが露わになった股間、バスルームで垂れ流した汁がシミになったストッキング。
そんなあられもない姿で両脚をパンプスごと押し広げられて無理矢理立たされる美香の姿が、強烈な光を灯すダウンライトに煌々と照らされて鏡に映っている。

「や、やだ。だ、だめ。や、止めて。お願い。。。ん、んんん、、、あ、あぁぁ~~っ!」

アソコを襲う振動が再び強まり始め、美香が涙声で訴えるも、やがて喘ぎ声へと変わっていった。
またしても、美香のアソコは男根を挿入されて掻き回されるような感覚が一気に襲い掛り、金沢美香という女を極限の境地に陥れ始めた。
今日だけで既に二度目。バスルームでは平静を保とうと必死に抗っていた美香も、今度は膣内に強烈な刺激が伝わるなり、身体の反応に大人しく従うかのように表情を一気に崩壊させ、パンストに包まれた脚をガクガクと震わせ始めた。

「だめぇ~っ!お願い。や、や、やべてぇぇ~~っ!あーーーーっ!」

喘ぎながら大声で叫ぶ美香の声は、太郎に対して快感を与えることにしかならない。
右手で美香の頭を掴んで鏡から顔を背けられないようにし、左手でスカートを捲り上げて足の付け根までを鏡に映し続ける。両脚も閉じることが出来ないようにパンプスのヒールを内側から外に向かって押し出す。
そんな状態で押さえ込まれている美香は、目から涙を流し、口から涎を垂らす自らの崩れ切った顔、制服を着たまま付け根から足先までパンスト脚を露わにして震える無様な自分自身を鏡越しに見せつけられながら喘ぎ続けている。

「あぁぁぁーーーーーぁっ!」

崩壊した表情で喘ぎ声しか出せなくなった刹那、美香の股間からジョボジョボと液体が滝のように流れ落ちてきた。
水色のパンティもベージュのパンストも軽々と透過し、開かれた両脚の真下にみるみる水溜りを作っていく。

「今日二度目の粗相だね。どうだった?自分のイキ顔は。カッコよくキメた制服姿も仕事用メイクも役に立たず、その場で崩れていく姿って良いもんでしょ。
 高級ホテルのフロントだからって一人密室に閉じ込められれば一匹のメスに過ぎないんだ。制服着てようが仕事してようが関係なく、何時でも好き放題に貶めてあげるからね。金沢さんが一人頑張ったって夢の主には勝てないんだから。」

後ろから両手で美香の頭を鷲掴みにしつつ言い放った太郎が、漸く手を放した。
涙で崩れつつ呆けた顔の美香は、全身の力が抜けきったようにへなへなとその場に崩れ落ちた。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」PORTER RIMU様からお借りしています



















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