<第12話:ハリウッドツイン>


太郎の両手は、パンストに包まれた美香の太腿が窪むほどにガッシリと掴み、そして舌先を割れ目に沿わせて縦に横にと、その柔らかくもザラついた感触、そして中から湧き出る生臭く塩味のある汁をジュルジュルと絡めとって楽しんでいた。
どれほどの時間、続いたであろうか。美香は、あちこち破かれたパンスト脚を肩幅に開いたまま黒光りするパンプスのヒールをグラつかせ、喘ぎ声を上げながら、やっとの思いで足元から天井に続く大型の窓ガラスに寄り掛かって立っていた。

「あぁぁーーーぁっ!、、、はぁ、はぁ、はぁ、、、」

漸く太郎の舌責めが終わった。美香のアソコは自身の愛液と太郎の唾液でビショビショに濡れている。そして膝をガクガクさせながら窓ガラスに寄り掛かっている。表情は既に虚ろで、目の焦点が合っていない。

「お、お願いです。も、もう逆らいませんから、、、こ、これを外して下さい。て、手が痛いです。。。」

息を切らし、窓ガラスに寄り掛かったまま、美香が声を絞り出すようにして太郎に訴えた。

「そう。やっと観念したか。泣くのは早かった癖に、意外と強情だったね。一流ホテルで働く女のプライドってヤツ?まぁ、制服や髪形と同じで俺の前じゃ何の役にも立たないけど。じゃあ、こっち来てもらおうかな。」

言うなり、右手で美香の髪の毛を掴んだ太郎は、そのままリビングの隣、マスターベッドルームへと美香を引き連れていく。美香も、流石に今度は引っ張られるままに黙って従った。

「ほら、この上に乗りな。」

「えっ!?」

ベッドルームへと引き連れられたことで薄々気付いてはいたが、ベッドの前であからさまに背中を押された美香は聞き返さずにいられなかった。

「え、じゃねぇよ。逆らわないんだろ。ほら、手伝ってやるから。」

太郎はベッドに向かって美香の背中を押し、そして両手を使って美香の膝を掴み、ベッドに向かって持ち上げた。

「えっ!?や、ちょっ、、あっ!」

そもそも逆らうことを諦めた美香である。それも両手を後ろ手に縛られたままなのだから、あれよあれよと言う間にベッドの上に押し上げられ、転がされてしまった。

「どうだい?ホテル最高級ロイヤルスイートに設えられたハリウッドツインの寝心地は。制服着て靴履いたまま客室のベッドに転がるホテルレディも珍しいだろうけど。
 まぁ、美香ちゃんはとっくに俺の玩具になってる訳だし、その制服のグチャグチャ感やパンストの破れ感なんかも一流ホテルの小娘が襲われてベッドに転がされてるって感じで良い眺めじゃん。」

後ろ手に縛られたままベッドの上で仰向けに転がる美香の視界には、美香に蔑みの言葉を投げかけながら自らのズボンを脱いでいる太郎の姿がある。
その光景を見た美香は、逆らわないとは言ったものの、次に来るであろう事態を想像すると戦慄せずにはいられず、仰向けのまま両膝を立ててベッドの上で後ずさりし始めた。

「何ベッドに靴裏付けて逃げてるんだよ。いくら黒光りするほど磨かれたパンプスでも、客が寝るベッドの上を踏みつけるのはいただけないな。やっぱ教育が必要だね。フロントの金沢さん。」

下半身を露出し、赤黒く膨張したペニスを突き立てた太郎がベッドに上り、美香に迫ってくる。美香はそんな太郎から逃れたい一心で、乱れた髪に涙で崩れた顔を横に振りながら、ベッドの上を後ずさりしていく。

「お、お願い。な、中には、、、い、入れないで。。。」

目前に迫る太郎から後ずさりしながら哀願する美香であったが、直ぐに背中が壁に突き当たり、逃げ場を失ってしまった。
壁に背を付けたまま身動き取れずに膝を立ててベッドの上に座る美香の足首を掴んだ太郎は、美香の両足から7cmヒールのパンプスを抜き取り、それを両手に持ちながら美香の上から更に肉薄した。

「ほら、客のベッドの上を靴で踏みつけるなって言ってるじゃん。ホント教育悪いフロントだな。こうやって靴裏で顔を擦り付けられたらどんな気分だよ?」

言いながら両手に持ったパンプスの靴裏を美香の顔に擦りつける太郎。美香は涙を流しながら「止めて」と言い続けるだけになっていた。

やがて、手に持っていた美香のパンプスをカーペットに放り投げた太郎は、遂に両手でパンストに包まれる美香の両脚を抱え込んで外側に開いた。
本来なら臀部を完全に包み込んでいるベージュの生地も既に股間の部分をハサミで切り開かれ、その中は今に至るまで散々舌責めに遭ってグッショリ濡れている。そんな場所に太郎のペニスが突き当たった。

「お願い。止めて。お願い。おね、、あ、あ、あぁぁっ!あぁ~~~っ!」

遂に太郎の一物が美香のアソコに入り込んだ。両手を後ろに縛られたままベッドに転がされている美香に抵抗する術はない。パンストに包まれた両脚は太郎によって高々と抱え上げられ、股の間には太郎の身体が入り込んでいる。
太郎も単に肉棒を差し込んで中を掻き回すだけに飽き足らず、両腕で美香の脚を抱えついでに、空いてる両手を使って美香の真っ白いカットソーや中に隠れたキャミソールを捲り上げ、背中のホックはそのままに水色のブラカップをひっくり返す。
そうして露出した乳房を両手で揉み続け、更には喘ぎ声を上げ続ける美香の顔を舌で舐め回す。ただでさえ涙で崩れた美香のメイクは、太郎の唾液でベチャベチャに溶かされ、元の顔が分からないくらいになってきた。

「あぁぁ~~~っ!だめぇ~~~!止めて~~~っ!あーーーっ!、、、うぅぅ、、、そ、そんな。。。」

やがて太郎のピストンが止まり、美香の喘ぎ声はすすり泣く声へと変わっていった。

「流石はパノラミックホテルでフロントするだけはあるね。最高の味だったよ。美香ちゃんの身体は。。。」

ベッドの上で転がったまますすり泣く美香を見下ろしつつ言い放った太郎であった。
が、そんな彼女を放置したまま、太郎が目を瞑る。やがて太郎の意識は遠のき、そのまま異世界へと入り込んでいった。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」PORTER RIMU様からお借りしています



















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