<第11話:最後通告>


「あっ!ひぃっ!」

またしても美香が悲鳴を上げた。
グチャグチャに乱された髪、涙で崩れた顔、黒いジャケットに白いカットソー、自らの手で捲り上げた黒いタイトスカート、そして捲り上げられたことによって見せているハサミで股間を切られたパンストと水色のパンティに覆われた陰部。
そんな一応はパノラミックホテルのフロントとして着る制服姿で窓辺に立つ美香であったが、その水色の生地を左手で摘まんで割れ目を眺めていた太郎の右手が直接アソコに触れ、撫で始めたのだ。

「ひぃだって(笑)。一流ホテルのフロントが随分と低俗な声を出すんだな。今更ココ撫でられたくらいで何だよ。ほら、最初の時みたいに自慢の制服姿でシャンと立って客の相手しろよ。え?パノラミックホテルのお姉さん。」

蔑むように言いながら美香の股間を撫でる太郎。既に何度も刺激され続けている美香のアソコは既にジワジワと愛液を滲み出して濡れている。
そんな滑りを感じさせる股間を撫でられ、その刺激から守ろうと股を閉じたい美香であったが、両脚の間に入り込んでしまっている太郎の身体が邪魔で、肩幅より少し広く開いた脚を動かすことが出来ない。

「えっ!?やっ!だ、ダメ!お、お願い。そ、それだけは。。。」

アソコを指先で擦られているうちは、息を荒くしながらも何とか我慢していた美香であったが、太郎が股間に口を近付けるのを見るなり、慌てて後ろに下がり、そして両脚をキツく閉じて股間を両手で覆った。
パンスト越しに口をつけられた時は、両手で美香の尻を抑え込んで逃げられないようにしていた太郎であったが、今回は片手で股間を擦り、片手で尻を押さえているだけなのだから、美香にも逃げる余地があったのだ。

「なに逃げてるんだよ。ほら、さっきみたいに股開いて俺に楽しませろよ。そうしないと、、、分かってるだろ?」

しゃがんだまま美香を見上げ、自ら隠す場所を開放するよう求める太郎。しかし、今度ばかりは美香も下半身を固く閉じたまま動こうとしない。

「だ、ダメです。お願いですから、ちょ、直接口を付けるのは。。。だ、だって朝から履いたままでシャワーも浴びて。。。」

「知ってるよそんなの。パノラミックホテルのフロントちゃんが制服着て綺麗な姿見せてても、パンストに包まれ続けたこん中はシャワーでも浴びて綺麗にしないと蒸れて匂うって言いたいんだろ。さっきから俺に揉まれて汁も出してるしな。
 だから良いんじゃん。そのタイトスカートの中に隠された金沢さんの大切なところの味を楽しむんだよ。シャワーなんか浴びて落としちゃわないうちにね。
 美人のお姉さんがどんなに頑張ってカッコいい制服姿を作っても中までは繕えない。一流ホテルのフロント、金沢美香ちゃんと雖もどうにもできない限界ってヤツを焙り出して楽しむんだよ。俺は。」

「そ、そんな。お願いですから。。。」

涙を流し首を振りながら、股間を隠す手を動かすことも、股を開くことも頑なに断る美香。目の前で必死に哀願する制服姿の美香に太郎の蔑むような視線が向けられている。が、次の瞬間。。。

「えっ!?」

美香が素っ頓狂な声を上げた。何の予兆もなく、美香の両手は室内に備え置かれたフェイスタオルによって後ろ手に縛られ、タイトスカートの裾が捲り上げられてウェストに巻き込まれていたのである。
しかも目の前に立つ太郎は美香の黒ジャケットを手に持ってニヤニヤ笑いながら涙で崩れた美香の顔を眺めている。
正しく瞬きもせぬ間。必死に股間を隠していた美香の上半身は、黒いジャケットを失って、半袖の白いカットソーだけ。下半身は股間が見えるほどスカートが捲り上げられ、ベージュのパンスト脚とパンプスで股を窄めて窓辺に立つ姿になっていた。

「バカな女だな。一流ホテルのフロントとか言っても俺がその気になればこんな制服いつでも剥げるんだって言ったじゃん。頑張って拒絶すれば見逃してもらえるとでも思った?
 そっちが言うこと聞かないなら強制的に、この部屋でアンタの身体を好き放題に楽しんで、更にクラブラウンジで強制裸体ショー。美香ちゃんに両方とも経験させてやるよ。」

「そ、そんなぁ。。。」

何の抵抗も出来ずに制服姿のまま手を縛られ、髪の毛を鷲掴みにされた美香は言葉が出なくなってしまった。その間も、太郎は美香の顔を嘗め回し、残る手で美香の胸を揉んでいる。

「これが最後の通告だ。人前で恥をかくのが嫌だったら、自分でその脚開いてアソコ見せろ。」

一方的な脅迫。しかし、美香には抗う術が一切無かった。何せ時間を止められる男が相手である。この場で自分を犯して、更に人前でも。何度でも美香を貶めることが出来る。それは脅しでも何でもない。現実であった。
美香が黒光りする7cmヒールのパンプスを少しずつ外に開いていった。同時に太腿の隙間も広がり、股間の破かれたパンストが現れ、次いで水色のパンティに覆われたアソコ自身が現れた。

「最初から大人しく言うこと聞けばこんな哀れな姿にならずにすんだのに。何が一流ホテルの女だ。所詮はパンストでアソコ蒸らして匂い溜めこんだ、単なるメスじゃんか。」

美香に下劣な言葉を投げかけながら太郎がその場にしゃがむ。そして、指先で水色の生地を摘まんで美香の秘所を露わにするなり、舌先でアソコを擦り始めた。

「うぅぅ、、、あ、あぁぁ!あぁ~~ぁっ!」

擦られるなり、即座に美香の口から大きな喘ぎ声が漏れ出でた。最初から濡れていた股間は早々に愛液を次々と滲み出させ、その汁を絡め取る太郎の舌先の音がジュルジュルと響き渡る。

「蒸れた匂いと程よい塩味と。美香ちゃんのココは良い按配だぜ。窓に寄りかかってても良いからちゃんと立ってろよ。ご自慢のパンプス両方とも履かせてやったんだから。それで、一流ホテルの女が出す汁の味をもっと楽しませてくれ。」

一度口を離してそう美香に語り掛けた太郎は、再び股間に口を当てて、容赦なく汁を吸い続けた。その間、時間の止まったスイートルームでは、美香の喘ぎ声と愛液を絡めとる太郎の舌先の音だけが響き続けていた。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」PORTER RIMU様からお借りしています



















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