<第10話:究極の見学会>


足元でしゃがんだまま下着に覆われている美香の股間をじっと見ていた太郎が突然顔を近付けてきた。
その動きを見て慌てた美香は、涙声で訴えながら太郎の顔から逃れるように腰を引こうとする。が、タイトスカートを捲り上げたままパンストに包まれる美香の尻をがっしりと押さえる太郎の手が、そんな美香の動きを阻んだ。

「ダメです。お願いですから。止めてください!あ、朝から履いたままなんです。。。」

美香が涙声で訴え続け、何とか腰を引いて逃れようとするも、太郎の手が相変わらず美香を放さない。薄いベージュの生地がピッタリと覆い包む美香の柔らかな尻は、そんな太郎の指が食い込んでパンストごと窪んでいる。

「朝から履いたままだから?知ってるよそんなこと。素敵な制服姿で美しく魅せてるパノラミックホテルのフロントちゃんも、タイトスカートに隠してたこっちは蒸れ蒸れで匂っちゃってるじゃん。
 そりゃそうだよね。朝からパンストでビッチリ覆い尽くした下半身って、仕事してるうちにどんどん蒸れて身体の匂いつけちゃうんだよね。こういうのたまらないんだよねぇ。美しく作り上げられた女の限界を暴き出す瞬間って。」

パンストに包まれた美香の股間に顔を付け、鼻で匂いを嗅いだり口をモゴモゴさせて揉んでみたりする太郎が悪戯っぽく美香に話しかける。そして、更に口で美香の股間を刺激していく。

「そ、そんな。お願いです。止めて下さい。。。う、うぅぅ、、、ん、んんん。。。」

何とか口を放してもらおうと懇願しながら、腰を引こうとし続けるも、結局は太郎の力に抗えず、その場で立ったまま股間を揉まれ続けるうちに身体の方が反応し始めた。

「ほらほら。良い反応し始めたじゃん。大丈夫だよ遠慮しなくて。時間止まってるんだから。人前で素っ裸にされるの嫌なんだったら、ココも俺にしっかり楽しませてくれよな。ねぇ、か・な・ざ・わ・さん。」

「んんん、んん、、、」

パンストもパンティも履いたままなのに、その上から太郎の口が絶妙の圧力で与えてくる刺激に反応してしまう美香は、呼吸が荒くなり始め、微かながら喘ぎ声を出し始めた。
時を同じくして、グイグイと口を押し付け、モグモグと股間を揉む太郎の側も、ベージュの生地が微かな湿り気を帯び始めるのを感じ取っていた。

「ジャキッ!」

「えっ!?」

突然鳴り響いた金属音。驚いた美香は一瞬大きな声を上げた。
股間を揉んでいた太郎の口が離れるや、間髪置かずに股間を覆うパンスト生地が引っ張られた。そして金属音である。更にブチブチという繊維のちぎれる鈍い音が続いている。
やがて、大きな刃の付いたハサミがカーペットの上に投げ出されたかと思うと、間髪おかずに太郎の指が美香の股間を覆うパンティをすり抜けて直接アソコに触れた。その時、美香は初めて音の正体を悟った。

「えっ!?やっ!ちょ、ちょっと!!」

流石に焦った美香が身を引いた。今度は、太郎の片手が股間に入り込んでいて、片手だけで尻を押さえる格好だったので、太郎から半歩後ろに避けることが出来た。

「何逃げてるんだよ。」

太郎がしゃがんだまま美香を睨みながら話をしてくる。

「い、いや。だ、だって。今、ちょ、直接アソコを、、、は、ハサミ?な、何で。。。」

言葉がまるで文章にならない。ただ単語を繋げてるだけ。美香はそれくらい狼狽していた。

「直接?当たり前じゃん。俺を楽しませるためにここ来たんだろ。それともクラブラウンジで金沢美香の強制裸体ショーをしてやろうか?時間を止められる俺ならどっちも簡単だぜ。いま俺を満足させられなければ両方ってものアリだな。」

「え、そ、そんな。。。」

美香は言葉に窮した。アソコを直接弄られるのは拒絶したい。が、それと引き換えが人前での強制裸体ショー。いや、ここで満足させられなければ両方などとは。美香には抗うという選択の余地が一切残されていなかった。

「ほらほら。一流ホテルのフロントとか言ったって所詮はタダの女だろ。強制裸体ショーが嫌ならこの場で脚開いたまま自分でスカート捲り上げて股間出せよ。俺が直々に遊んでやるから。」

もう泣く以外何も出来ない美香は、涙で崩れた顔でヒクヒク言いながら制服姿で脚を肩幅に開いて立ち、自ら両手でタイトスカートを捲り上げて脚の付け根を太郎に見せた。
ベージュの生地は既に切り開かれているので、股間を隠しているのは水色のパンティのみ。この状態で股を開いていては、どうぞクロッチをずらして中に指を入れ、触るなり撫でるなり好きにして下さいと言っているに等しい。

「よし良い子だ。流石はパノラミックホテルのフロント。ちゃんと客の要望くみ取ったじゃん。その美味しそうな下半身、たっぷり楽しませてもらうぜ。」

しゃがんだまま美香に近寄った太郎は、左手で股間を覆う水色の生地を摘まんで横にずらし、中に隠されている美香の割れ目をジっと眺めた。

「ほら。隠されていた最高の獲物が出てきた。仕事中で制服着たままの美しい金沢さんのココをこうやって見学出来るのは、俺だけだな。最高の気分だ。」

スカートを捲り上げて股間を自ら見せたまま立つ美香は、下から開いたところを覗き込む太郎を見下ろしながら、動くことも出来ずに黙って涙を流し続けていた。



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画像は相互リンク先「PORNOGRAPH」PORTER RIMU様からお借りしています



















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