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| ＜第7話：ベージュの二等辺三角形＞ 姿見の前で立ったまま抱き着かれている美香の膝裏に右手を這わせ、指先でストッキングの生地を手繰り寄せて皺を作った太郎が、そのまま摘まんで引っ張り始めた。 「ちょ、ちょっと待って！や、破かないで！」 胸を揉まれていることに気を取られていた美香も、膝を包み込んでいるナイロンの布が肌を擦り始めたのに気付き、慌てて声を上げた。 ツツツっというベージュの生地が立てる音と共に、美香の膝からストッキングが引き離され、太郎の指によって薄く引き伸ばされていくのが姿見にも映っている。 「一流ホテルの美人スタッフさんが何を焦ってるんだよ。こうやってスカートの裾からパンスト脚魅せてるんだもん、破けるのも前提だろ。履き替え用の予備だって持ってるんだし。 ほらほら。このパンスト、あとどれくらい耐えられるかな。けっこー薄いの履いてるみたいだから、そう長くは持たないでしょ。どうだい？AV張りに制服着たままパンスト破りされる気分は？」 美香が必死に訴える姿を楽しむかのように、薄く引き伸ばされたベージュの生地に太郎の指が食い込んでいく。AV張りのパンスト破りなんて、まさか自分がスイートルームの客からされるとは想像もしなかった。 「いや、そ、そんな。。。だからって、、、」 プスっという音がした。美香の訴えも虚しく、ベージュの生地は太郎の指先の圧力に耐えきれず、細かい網目を押し広げられて貫通を許してしまった。 指を通しただけでは終わらない。ブチブチという鈍い音を玄関ホールに響かせ、裂け目を広げながら太郎の指の全て、次いで手が、更に手首までが中に入り込んでいき、美香の膝を直接に掴み取る。 膝にピッタリ張り付いていたストッキングは、大きく歪み広がって、中に入り込んで蠢く太郎の右手を透かし見せている。そして姿見に映し出された自分の脚の様子を美香自身も見せつけられ続けている。 「やった。パノラミックホテルの美しいフロントさんがストッキングの中に隠してる生脚掴んじゃった。これ、AVじゃないぜ。本物のホテルレディ相手にパンスト破いてリアルに遊べちゃうなんて、今日は最高の日だな。」 「そ、そんな。酷い。。。」 姿見に映る自分の哀れな姿を見たまま何も言えなくなった美香は、涙が溢れ出さないように抑えるので必死だった。 何せダウンライトで明るく映し出されている美香の姿は、髪型やメイクのみならず、着ている服から足元まで、全て仕事用に作り上げたパノラミックホテルのフロントとしての誇りを持つ金沢美香そのものなのである。 でありながら、活躍の場である筈のホテルで、それも最高級スイートルームで捕らえられ、インナーに手を突っ込まれて胸を弄られ、美脚を作るベージュのストッキングも破かれて中にある生脚を撫でられている。 しかも、そんな姿を美香自身が目の前の鏡を通して見せつけられている。まるで美香を主人公とするホテルレディをターゲットとしたAVでも見せられているかのような最悪の気分だ。 「今にも泣きだしそうな顔しちゃって。最高にそそられるよ。さっきまで上品に振る舞ってたお姉さんが、制服着たまま情けない顔してるの。これから本当に泣かせてあげるから覚悟しな。」 楽しそうに話す太郎は、胸を揉んでいた左手をインナーから抜き出したかと思うと、今度は美香が履くタイトスカートの裾を掴み上げた。美香の手が太郎の左腕を掴んでいるが、まるで意味を成していない。 みるみる黒いスカートが捲れ上がり、太腿そして脚の付け根と露わにされていった。 「下も水色か。色を統一してあるんだ。やっぱ仕事中に俺みたいのとベッドインするために下着もちゃんと考えてあるんだ。」 「そ、そんな。ち、違います！」 美香が必死に否定する。タイトスカートが完全に捲り上げられた美香の下半身。ベージュのパンストに包まれているその根元では、水色のパンティが薄い布に透かされる形で姿見に映し出されている。 何とか太郎の手を外そうと夫々の手で腕を掴む美香であったが、力の差が大きすぎてまるで歯が立たない。立ったままスカートの中を堂々と鏡に映されていることに耐えられない美香は、両脚を窄めてどうにか股間を隠している。 が、美香の左足、パンプスのヒールと爪先の間、床との隙間が大きく空いているところに太郎の靴先が入り込んだ。バスルームでやられた時と同じである。まともに嵌め込まれてしまった美香は、パンプスを履いた左足を動かせなくなってしまった。 更に、パンストの中に潜り込んで美香の右膝を掴む太郎の手が、内側から外側に力を入れ始める。同時に、左のパンプスも太郎の靴先によって徐々に外側へと押し広げられていく。 必死に股を閉じようとする美香であったが、パンプスでさえ上滑りする大理石張りの床である。爪先パンストだけで床につく右足などは、太郎が軽く押すだけでスルスルと床の上を滑る。 美香の美脚を作るパンプス・パンストという制服美女定番のアイテムが仇となり、ろくな抵抗も出来ずにスルスルと美香の両脚は押し広げられ、真っ白い床を底辺、水色の股間を頂点とするベージュの二等辺三角形を作らされてしまった。 「やっぱ大したことないねぇ。パノラミックホテルでフロントやってるお姉さん。足元カッコよくキメてたパンプスもパンストも、床の上でズルズル滑ってあっさり股開いちゃった。ご自由にどうぞってことだね。」 左のパンプスには隙間に靴先を入れ込んだまま、右のパンスト脚は内側から右膝を挟み込んで股を閉じられなくした太郎は、左手で美香のスカートを捲り上げたまま、右手でパンストやパンティの上から美香の股間を揉み始めた。 「良いねぇ。これが一流ホテルのフロントさんがタイトスカートの中に隠してた大事なところの感触か。パンストのゴワゴワ感と一緒に、中の柔らかいフワっとした感触が伝わってくるよ。」 制服姿のまま姿見の前で脚を開いて立たされたままスカートを捲り上げられ、下着の上からとは言え股間を揉まれている。そんな様子の一部始終を鏡を通して見せつけられ続ける美香。流石に我慢も限界であった。 「お、お願いです。も、もう、、、や、止めて下さい。」 必死に堪えていた美香の目から、遂に涙が溢れ出した。 前頁/次頁 |
