<第19話:ポーズ終了>

暫く背後から彩の乳首を弄っていた太郎がしゃがんだ。彼の目の前にはポージングをする彩の黒いロングブーツに包まれた左脚、そしてブーツを脱がされてパンストだけで爪先立ちをする右脚がある。

「流石はプロのイベコン。片足ブーツ無しでもパンスト脚プルプルさせながらポーズしてるね。まぁ、俺的には素っ裸の水沢彩ショーを開催しても良いんだけど。」

言いながら彩の右脚を爪先から足首、膝へと両手で包み込むように撫で上がる太郎。照明を反射して光る薄いベージュの生地が包み込んでいる細い脚が震え続けている。
彩には耐えて、今をやり過ごすことしか出来ない。例え脚を撫でられようが、舐められようが、パンストをビリビリに破かれようが、公衆の面前で裸体ショーを開催させられるよりはずっとマシだ。

右脚を撫で回していた太郎の手が、ホットパンツの上から尻や股間を揉んだかと思うと、そのまま腰の上まで来た。そして、今度はヘソの下からホットパンツの中に手を突っ込んだ。

「ゴム見っけ。こんなトコに隠さなくたって履いてるのバレバレなんだから堂々と出せば良いのに。」

ホットパンツの中で太郎の手が握ったもの。それはパンストのゴムである。そしてズルズルとホットパンツの上、ヘソが隠れるところまで引き上げてくる。
ゴムの入ったベージュの生地がヘソ周りから背中に至るまで、全てが太郎によって引き上げられた。

彩は黙ってポージングを続けている。しかし、そんな彩も耐えきれないところまで遂に来た。

「えっ!?ちょっ、なっ!」

流石に彩はポージングを止めて両手で太郎の手を掴んだ。ヘソを覆うパンストのゴムを引っ張って腹部に隙間を作ったが早いか、スルスルと右手を中に入れ始めたのだ。

「だ、ダメ。そ、そこは。。。」

涙をいっぱいに溜めた目で背後に立つ太郎を見ながら、そして首を横に振りながら哀願する。

「何がダメだよ。減るもんじゃあるまいし。それとも皆さんの前で現役RQ水沢彩の裸体を宣伝した方が良い?」

空いてる左手で彩の髪の毛を鷲掴みにし、顔を近づけて太郎が脅しにかかる。そう言われてしまうと、彩には抗う術がない。
掴んでいた彩の手が太郎から離れ、今一度ポージングの為、腰に移動した。

青と黒のホットパンツにベージュのパンスト、更にパンティという3枚の布で隠していたところへ太郎の手が入り込み、そして蠢いている。
今まで身体にピッタリとフィットしていたホットパンツが膨らみ、中で何かがモゴモゴと動いている様子が外から見ても分かる。

中に入り込んだ手が彩の股間を撫で回り、指先が割れ目を表面から細かく擦り続ける。
何分と経たず、彩のアソコは湿り気を帯び始め、あれよあれよという間に太郎の指先を湿らせる程になってきた。連れて彩の呼吸も荒くなってくる。

「流石フツーのオンナ水沢彩。あっという間に濡れ始めたよ。遠慮しなくて良いからね。RQがフツーのオンナだってコトは知ってるから、大声上げて取り乱してくれて良いから。」

「ん、んん、、、」

喉の奥から微かに声を漏らしながらも、固く口を結んで耐える彩。しかし、呼吸は益々荒くなり、そして股間を蠢く太郎の指先が愛液を絡める音がピチャピチャと響き始めた。

「あ、あぁぁ。い、いやっ!だ、ダメ!」

遂に喘ぎ声が漏れ出でるや否や、両手で太郎の腕を強く握り、そして両腿を力いっぱい重ね合わせ、身体を前のめりにさせた。もう、ポージングなど出来る状態ではない。

「あ、ポージング終わり?まぁ、こん中もうビショビショだもんね。やっぱ水沢彩もただのオンナだね。高校生の俺が右手一つでビショビショに出来ちゃうんだもん。」

左手で彩の髪の毛を鷲掴みにしたまま太郎が囁きかける。

「あ、あぁん。お、おね、が、い。も、もう、や、やめて。ん、んんん。。。」

喘ぎ声を上げながら彩が涙声で太郎に懇願する。必死に両手で抑え、両脚を窄めて股間を守ろうとする彩だが、太郎の指先は中々抜けてくれない。

「い~や~だ~。だって俺、夏休みに勉強したんだもん。どうやればオンナのアソコをビショビショにしてイカせられるかってね。で、今日が初の実地練習。
 その練習台が現役RQにしてゲームショーのイベコン、水沢彩だよ。カッコいいコス着て笑顔振りまいてたアンタも、既にビショビショ。初めてオンナのアソコに手を突っ込んだ俺が、仕事中の水沢彩を、どこまで崩せるか。こんな楽しい遊びはないじゃん。」

「そ、そんな。あ、あぁぁ~っ!」

どう足掻いても太郎の指先が股間から抜けず、ひたすら中を刺激し続けている。アソコから溢れ出る愛液は留まることを知らず、既にパンティからパンストから恐らくホットパンツに至るまで濡らしている。

と、突然、太郎の指先が陰部を抜け出し、ウェストまで戻ってきた。刺激が止んでホッとした彩であったが、次に来るであろう展開に恐怖し、立ったまま身体を固くして震えていた。

「いやぁーっ!」

案の定、静寂は一瞬で破かれ、時間の止まったイベント会場に彩の悲鳴が響き渡った。



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