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<第20話:1年の終わり> 「いやぁーっ!」 彩の悲鳴が一瞬の静寂を破ったその時、股間を弄っていた太郎の右手、そして髪の毛を掴んでいた左手、その両方が腹部から腰を覆っていたパンストのゴムを掴むなり、膝まで一気にずり下げたのだ。 下されたのはパンストだけではない。ホットパンツも、そしてパンティも。彩の身体は胸の下から膝まで隠すものが無くなった。 目から涙を流しながら、彩は両脚をギュっと閉じ、両手で股間を覆って蹲るような姿勢で立っている。 「良いザマだな、RQさん。でも、こんなもんじゃ終わらないぜ。」 「きゃっ!」 彩の悲鳴。正面に回った太郎が彩の両腿を包み込むように腕で抱えてすくい上げたのだ。当然、立っていられる訳はなく、その場に尻餅をついて倒れこんだ。 抵抗する間すらない。仰向けに倒れた彩の右脚から、ホットパンツ、パンスト、パンティをスルスルと抜き取った。既にブーツを脱がされているのだから、抜き取るのも容易であった。 「い、いや。も、もう、やめて。」 下半身を覆っていた衣服全てを、左脚に履くロングブーツの淵に引っ掛けたまま、泣きながら逃げようと太郎に背を向ける彩。 しかし、太郎がそれを見逃す訳がない。早々に脚を掴んで動きを封じ、仰向けにひっくり返し、彩の両膝を掴んで一気に押し開いた。太郎の目の前には彩の割れ目が開けた。 「ほ~ら。彩ちゃんの宝物が丸見え。これが待ち構えてるのに止める訳ないじゃん。いっただきま~す。」 「え!?ちょっ、だ、ダメ!い、いや。あ、あぁぁ~ぁっ!」 両脚を腕で抱え込むようにして抑え込んだ太郎は、そのまま股間に口を当てて舌先で弄り始めた。 散々弄られ、濡らされた上での舌責めである。彩は逃げることもままならず、大きな喘ぎ声を上げながらアソコから滴る愛液を太郎の舌先に絡め取られていった。 「ダメ!おねが、い、や、あ、あぁぁ~~!」 喘ぎ声を上げながらも両手で太郎の頭を押さえ、何とか引き離そうとする彩。しかし太郎のしつこさが勝り、舌先が股間を離れるには至らない。 「すげー。これが現役RQ水沢彩の味か。ちょっと生臭くてしょっぱい。この味は彩さんだけ?それともみんな同じ?初めてだから分からないけど、どうでも良いや。もっといただいちゃお。」 涙でグチャグチャに崩れた彩の顔を見て悪戯っぽく言い放った太郎は、再び口をつけて弄り続けた。 どれほどの時間続けていたであろう。太郎が次に口を離した時、彩の股間からボタボタと垂れる愛液が床までもを濡らしており、彩自身も涙で目を真っ赤にし、嗚咽を上げながらハァハァと荒い呼吸を繰り返している。 そんな状態で床に蹲っている彩を見下ろしながら、太郎がベルトを外してズボンを脱ぎ始めた。 後ろの気配を察した彩が顔を上げ、そして目の前に赤黒く膨張した肉棒が自分に向いていることに気付くなり、涙でグチャグチャに崩れた顔を横に振り、尻を地面につけたまま後ずさりを始めた。 「だ、ダメ。お、お願い。も、もう止めて。。。」 首を振り、後ずさりしながら力ない声で哀願する彩。そんな彩をゆっくりと追いかける太郎。今の彩には立ち上がって走る力も残っていない。 「ダメ。止めない。だってここまで来たんだもん。現役RQ水沢彩を相手にフィニッシュしなきゃ気が済まない。」 「そ、そんな。だ、ダメ。。。」 どうにも立ち上がれない彩が、何とか股間を守ろうと脚を動かした瞬間、一歩早く太郎の足が中に入り込んだ。 太郎の両手・両足が生脚になっている彩の右脚、そして膝にホットパンツだのパンストだのを絡ませ、黒いロングブーツを履いたままの左脚を両側へと開くように抑え込んだ。 そして、大きく膨らんだペニスを下腹部に付け、下へと擦りながら進ませ、更に陰部の辺りを擦り回していった。 暫く表面をペニスで撫でていた太郎が、亀頭を割れ目に向けて突き立てた時、彩が思い出したように言い出した。 「そ、そうだ!く、く、口。口でやらして。お、お願い。中はダメ。く、口なら出来るから。ほ、ほら。あの時みたいに。」 彩は必死であった。中には入れられたくない。その為なら口で奉仕するくらいなら。そんな藁にも縋る思いで必死に哀願した。 太郎も彩の声を聞いて富士を思い出した。そう言えば、純也の豹変ぶりに圧倒された太郎は、自分だけフィニッシュ出来ずに終わったのだった。あの時純也はRQコスの彩にフェラをさせてフィニッシュした。 それがあったから、今日は自分一人で彩を襲った。それなら今日は俺がゲームショーコスの彩にフェラをさせるのも悪くはない。 「そうか。口か。ま、それでも良いか。」 少し考えた後、太郎も承諾した。 彩は、太郎の気が変わらぬうちにと急いでペニスを咥え、そして必死に舌を動かして太郎の亀頭を擦っていった。 そこは流石、太郎より6年長く生き、既にRQとして社会に出ている彩である。初経験の太郎を相手に、あっという間にフィニッシュさせ、口内に噴出した液を太郎の目の前で飲み込んでしまった。 決して何時もそんな事をしている訳ではない。しかし、中出しされるくらいなら、それくらいのテクニックはある。 こうやって、彩は見知らぬ高校生によって中に直接入れ込まれるという最悪の事態は回避した。 そして、太郎。彼にとって今日は、RQとして活躍する水沢彩でさえ泣いて助けを請うしか出来ないオンナに貶められるという自分の能力の凄さを理解する刺激的な1日になった。 この日から約1か月後、太郎は運命的な出会いの日を迎えることになる。今日までの経験が、その運命的な日へと繋がるのであったが、この時点で本人がそれを知る由は無かった。 完 前頁 |