<第14話:口で>

「ちょ、ちょっと!な、中は弄らないって約束でしょ!」

純也の手が中に入り込み、自分の股間を直接弄り始めた。これでは約束が違うと言わんばかりに、彩が涙声で必死に抗議する。
そんな最中もパンストが透かし見せている白いパンティの盛り上がりがモゴモゴ動いている。純也は彩の抗議を完全無視しているのだ。

「ちょ、だ、ダメ。や、約束がぁ、あ、あぁぁ!」

「何が約束だよ。そんな声出しちゃって。もうとっくに濡れてんじゃん。俺たちにパンストの上から弄られてるうちにこうなっちゃったの?
 偉そうに派手な衣装着てカッコよくポーズ決めてても、中をこんなに濡らしてちゃな。ねぇ、人気RQの水沢彩さん。」

純也が右手で秘所を弄ったまま、彩に言い放つ。

「そ、そんな。あ、あぁ!だ、ダメぇ。。や、や、く、そ、そく、、うぅう。あぁぁぁ!」

彩は喘ぎ声を上げながらも、藁にも縋る思いで涙いっぱいの目を太郎に向けた。助けて欲しい。そんな思いが真っ赤に染まった目に込められている。

「約束ねぇ。約束って破るためにあるんだよ。そんな常識、大人の彩さんがよく知ってると思うけどなぁ。RQの世界だって一緒でしょ?」

「そ、そんなぁ。。。あ、あぁぁ~~!」

冷たい目で言い返す太郎に絶句しつつ、喘ぎ声が止まらない彩。純也の指が彩の愛液を絡め取り、中から発するピチャピチャという音が太郎にも聞こえていた。
女性の喘ぎ声。愛液を絡め取られて発する汁の音。太郎には全てが初めての経験であった。
しかも相手は人気RQ水沢彩。あのRQ衣装のまま股を大きく開き、乳首を露出し、黒いアイシャドウでバリっと決めた目に涙をいっぱい溜めて醜態を晒しているのである。
約束だからといって止められる訳がない。

ピチャピチャという音と彩の喘ぎ声が暫く続いた後、純也が突然、右手を抜き取って自分の目の前で眺め始めた。

「すげぇ。これが水沢彩のマン汁か。おい、山田。お前も触ってみろよ。」

言われた太郎が純也の手に付着した液体を少しだけ指先で取り、そして擦り合わせてみた。

「へぇ。こんな粘っこい感触なんですね。俺、初めてですよ。」

「あぁ、お前初めてなんだ。な、オンナって面白いだろ。しかも、相手が水沢彩だもん、止められないぜこれは。」

言いながら、純也は足元で抑え込んでいた彩の右脚を掴み上げると、太郎の方に渡してきた。

「おい山田。こっちもしっかり持って広げてろよ。コイツの頭の方に回ってさ。」

突然手渡され、彩の両足首を黒革の上から握ったものの、太郎には純也の言っている意味が分からなかった。

「あ、あの、先輩。意味がよく分からないんですけど。」

「何だよお前。物分かりが悪いな。そのブーツに包まれてる細っこい脚を握ったまま水沢彩の頭の方に回って、俺に股間が見えるようにしっかり開いて持てって言ったの。俺もう我慢出来ないからさ。」

訳が分からないまま、先輩の指示だからと言われた通りに動く太郎であったが、流石に彩の方は純也の意図を正確に汲み取った。

「ちょっ!だ、ダメ。お願い。そ、それだけはっ!お、お願いだから。。。」

地面に頭をつけたまま、涙声で純也に哀願する彩。またしても黒ずんだ涙を目から流し始めた。

「何がダメだよ。千葉からはるばる来た高校生の俺たちに出血大サービスするんだろ。こんだけケツ出してたら、パンストの上からも中に直接入れるのも大して変わらないじゃん。
 ほらほら。そんな泣いちゃったら折角作り上げたメイク顔がグチャグチャになるぜ。ちょっと弄っただけであの声だもん、直接突っ込んだらどんな声になるのかなぁ。楽しみだぜ。ねぇ、人気RQさん。」

言いながらズボンを脱ぎ始めた純也。あれよあれよという間に、彩と太郎の目の前で純也の赤黒い肉棒が陽光に照らされた。

「そ、そんな。。。お、お願い。助けて!あ、貴方なら何とか出来るでしょ。お願いだからぁ!」

声の向きが変わった。彩の頭の上で、黒いニーハイブーツの底とヒールを自分の方に向けて力強く足首を握りながら左右に開いている太郎は、股下から聞こえる悲壮な声が自分に向かってきているのを感じた。
下を見ると、涙でグチャグチャになった顔で、彩が自分を見上げて必死に助けを求めてきている。もうそこに見えるのは、6歳年上のカッコいいRQのお姉さんではない、哀れに命乞いをするメス犬のような姿だ。
太郎自身も流石にマズイかもと思い始めていた。このままだと、純也がどこまでエスカレートするか分からないと。全てが初体験の太郎は、どこまでも止まらない純也を見て怖くなってきた。

「ねぇ、彩さん。中に入れる代わりって無いの?んっと、例えば、、、あ、そうだ。例えば、口でするとか。」

「え!?」

彩は思わぬ提案に絶句した。本当なら中に入れられるのも、口で奉仕するのも拒絶する。が、今はそんなことを言っていられない。既に押し広げられた股間では、純也がパンストを摘み取って破こうとしているのだから。

「わ、分かった。く、口で。お願い。口で頑張るから、な、中だけは。」

必死の哀願が純也にも聞こえたらしい。

「口で?そう。ま、それも良いか。じゃぁ。。。ほら、山田。手、放しても良いぞ。」



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