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<第8話:上も下も> 「やっと気付いた?カッコいい人気RQのお姉さん。そんな泣いたらカッコよさ台無しじゃん。それに、せっかく厚塗りして隠してた顔のニキビ、涙で化粧落ちて浮き出ちゃってるよ。てか、その前に涙黒いけど、これも化粧のせい?」 どうして良いか分からず、ただ蹲ってガタガタと震えて、マスカラが滲んで黒ずんだ涙を流す彩を見下ろし、バッチリとキメられていたポニーテールを引っ張りながら嘲るように耳元で囁きかける太郎。 彩が恐怖のあまり動けなくなっているのを良いことに、太郎はしゃがんで彩の右脚、ブーツを失ってパンストだけになった足裏に右手を当て、指先で撫で進み、爪先に達するなり足指を覆うだけで皺の多いパンスト生地を引っ張った。 「ブーツ脱げちゃったまま歩いたから、大切なパンストちゃんが土で汚れちゃったね。嬉しいな。人気RQご自慢のパンスト美脚をこうやって汚したり撫でたり出来るなんて。」 言いながら、太郎の右手が彩の足裏を撫でながらアキレス腱に戻るなり、指先で薄いベージュの生地を撚り合わせ、脚に張り付いているパンストを摘み上げた。 「ほ~ら。RQ様の脚にピッタリ張り付いてるパンスト摘まんじゃった。こういうところは皺が寄りやすいから、簡単に摘まめちゃう。それに人気RQの脚を引き締める美しいパンスト脚と言ったって、履いてるのは所詮フツーの。。。」 そこまで言ったところで、太郎は摘み上げて、より薄く伸び広げられたパンストを両手で掴み、そして強引に生地を広げ始めた。伸縮性のあるベージュの生地はどんどん広がり、繊維の隙間が大きくなっていく。 「えっ!?や、ちょ、ちょっと!」 彩が声を上げたのと、ブチブチっという裂ける音が鈍く響き渡るのが同時であった。 「やった!人気RQ様のパンスト引き裂いて、中に隠されてる生脚掴んじゃった。どぉ?RQ様。ブーツとパンストで隠してた足首を一介の高校生に鷲掴みされちゃった感想は?チョロイもんだな。RQのブーツ脱がしたりパンスト破いたりするのも。」 「そ、そんな。。。」 彩は絶句したまま何も言えなくなってしまった。 そんな彩を見ながら、太郎は裂け目から右手のみならず左手も中に潜り込ませ、足指からふくらはぎ、脛、膝裏に太腿と、素肌を撫で回した。 彩の右脚を包み込んでいる薄いベージュの布は、上に下に膨らみながら、中で蠢く太郎の手や腕を透かし見せていた。 「ほらほら。さっきまで美しいおみ脚にピッタリ張り付いて引き締めてたパンストちゃんが、伸びて蠢いて面白いことになってるよ。RQが頑張って露出して作ってるパンスト脚も、所詮はこの程度か(笑)」 彩が震えるだけで身動きとれないのを良いことに、太郎は言いたい放題、やりたい放題で遊んでいる。 やがて、中で蠢く太郎の手が内側からベージュの生地を爪を立てながら握り、次々と穴を開け、縦に横にと引き裂いていった。 彩の脚を包み込んでいたパンストは、至る所で破れ、裂け目から中の素肌を露出させてしまった。 「や、いやっ!だ、ダメ!そ、そっちは。な、中は。。。」 太郎の手が生地を破りつつも、太腿に張り付くパンストの中を潜りながら這い上がり、スカートの中まで入り込んでいった時、慌てた彩が胸を隠す両手をスカートの方に下ろし、太郎の腕をパンストの上から握った。 「あれ?どうしたの彩さん。手を放したから乳首が出ちゃったよ。」 太郎の腕を掴み込む彩の胸を見ながら太郎が話し掛け、そして顔を近づけて舌先で隠せなくなった彩の乳首を舐めた。一度ならず二度、三度。舐め回し、そして咥え、引っ張り。抵抗しないのを良いことに何度も何度も好き放題に。 「う、うう。で、でも、だ、ダメ。下だけは。。。」 上と下は同時に守れない。それなら下だけでも。そういう言い方である。 「あ、そう。でも、どうせなら上も下もだよ(笑)。下だってもうすぐ届いちゃうし。RQなんて上も下も殆ど露出しまくってるんだから、高校生に触られるくらい平気だろ。」 彩の哀願など太郎には通じない。乳首を舐め、弄んだ太郎は、彩が腕を握ってようがお構いなしにゴールへ向かって奥まで進め始めた。 「イヤぁ~っ!ダメぇ~っ!」 流石に彩も耐えきれなかった。大声と共に両手で力いっぱい太郎を押しのけた。不意を突かれた太郎は、彩から手を放し、その場に尻餅を付いた。 一瞬茫然とした彩であったが、ハっとしたような表情をし、そして太郎に背を向けて逃げようとした。 しかし、もともと厚底ブーツを履いている彩なのだから早く走ることなど出来る訳がない。それも片足は既に脱がされていてパンスト脚で爪先立ち。左右の高さが30cm以上も違うのだ。走ることはおろか、両足で立っていることだって覚束ない。 一歩進んだかとうかというだけで、後ろから伸ばした太郎の手によって、ブーツに包まれた左足首を掴み取られ、その場から進めなくなってしまった。 「きゃぁっ!」 彩が反応する間もない。足首を掴んだ太郎が一足飛びに彩の左脚を覆うニーハイブーツを腕で抱き込み、その場で身体ごと引き倒した。 前頁/次頁 |