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<第6話:三本の紐> 抵抗の無駄を悟り、太郎に髪の毛を掴まれ見つめられたまま、怯える表情で立ち尽くす祐佳。 涙を湛えた目は、太郎に舐められて左のアイメイクも崩れ始め、持前の美貌も光を失いつつある。 足元は、黒パンストを膝まで下され、黒い布の塊は太郎の左手に掴まれ、履き直すことも出来ない。 まさしく手も足も出ない。そんな表現がピッタリと当てはまる状況である。 「流石は及川祐佳。頭良いだけに、物分かりも良いね。自分の力じゃ何も出来ないってコトが飲み込めたって顔だな。それじゃぁ。」 髪の毛を掴む手を離した太郎は、祐佳が羽織っている黒いカーディガンのボタンを外して脱がせた。ノースリーブのワンピース、黒い紐、ピンクの紐、3本が肩に掛かっているのが見える。 続いてワンピースの肩紐に手を掛け、腕を通して下げていった。中から黒いインナーが現れてきた。 その間、祐佳は目を瞑り、身体を強張らせたまま、為されるがまま大人しくしている。 「黒のインナーか。良いねぇ。高校時代も白いブラウスの下は黒だったよね。何時も気になってたんだ。あの中はどうなってるんだろうって。 でも、ブラウスの中に手を突っ込む訳にもいかないし、外からエロく透けて見えるのから中を想像するだけだった。」 言いながらインナーの上から胸を揉む太郎の手に、乳房をしっかりと包み込むワイヤー入りブラの硬さが伝わってくる。 「この硬い感触。たまらないね。インナーからこうやって胸揉めると思わなかったけど、この下はワイヤー入りのブラでしょ? んで、隠すものはそれが最後ってヤツ?楽しみだなぁ。ブラウスの外からインナーの中までは見えなかったけど、今日はみんな拝めちゃう。 及川祐佳がどんなに勉強出来ても、俺がその気になれば、打つ手なしで隠すもの剥がれて中見られるだけだもんね。」 はっとしたように、祐佳が両手で胸を覆った。これ以上は剥がれたくない。そんな意思の表れである。 涙目で訴えるように太郎を見つめつつ、両腕でしっかりと胸を隠そうとする。 「何を今更隠そうとしてるんだよ。抵抗するだけ無駄だっての未だ分からないの?お勉強だけ出来ても、そんなんじゃダメだなぁ。もう少し理解力つけないと。ねぇ祐佳ちゃん。」 そう言いながら、太郎は祐佳の髪の毛を掴むと、横に引っ張った。 「痛い!止めて!!」 悲鳴を上げながら、慌てて引っ張られる髪の毛を両手で抑えた。 「ほ~ら。胸隠そうなんてコトするから、痛い思いするんだ。素直にしとけっての。」 髪の毛を掴んだままニヤニヤ祐佳の顔を眺める太郎は、舌で何度も祐佳の左目を舐め回していく。 「いいザマだな。頑張って作ったアイメイク、ドロドロにとろけて薄くなってきちゃった。オシャレしたところで、俺の前じゃこんなもんだ。 ご自慢の知性を持ってしても何も出来ない、単なる俺の玩具に成り下がっちゃったね。及川祐佳センパイ。」 観念したか、抵抗を止めた祐佳。そんな姿を認めた太郎は、肩に掛かる黒い紐を腕を通して外した。ピンクのブラジャーが徐々に顔を出してきた。 遂に、1年前には透かし見ることすら出来なかった祐佳のブラジャーが現れた。ワイヤー入りのピンクのカップが、胸を綺麗に形作っている。 太郎はそんなピンクの布を両手で鷲掴みにし、強く揉んだ。硬いワイヤーの感触が太郎の手に伝わってくる。 「遂にここまで来たぞ。ブラウスから透かし見えてた黒いインナーの中はどうなってるかと想像してたけど、こんな感触なんだ。」 太郎は嬉々として硬い弾力を味わい続ける。歯を食いしばって堪える祐佳の目から涙が流れ落ち始めた。 「あ~ら。もう涙流れ始めたの?才色兼備の及川祐佳も大した事ないな。お楽しみはこれからだってのに。」 胸を揉んでいた太郎の両手がブラのカップだけを強く握ったかと思うと、そのまま強引にずり上げた。 乳房を綺麗に包んでいたカップはひっくり返って胸の上に乗っかり、乳首が露わになっている。 「出てきた出てきた。及川祐佳の乳首とご対め~ん!」 言うなり両手を背中に回して顔を胸に密着させた太郎は、祐佳の乳首をしゃぶり始めた。 「ん、んぐ。んんん。」 暫くしゃぶり、舌で弄んでいると、祐佳の口から微かな喘ぎ声が漏れ始めた。 その声を聞いた太郎は、両手で祐佳の頭を掴みつつ顔を近づけ、マジマジと見た。 「へぇ~。及川祐佳もやっぱフツーの女なんだ。良い声出し始めたじゃん。」 ニヤっと笑った太郎は、またしても祐佳の乳首を舌で弄び続けた。 「いや。ん。んんん。」 祐佳の喘ぎ声が漏れ続ける。そんな時間が暫く続いた後、太郎は右手を祐佳のパンティの中に差し入れ、股間を指で撫でた。 「いや。ちょっ。あ。」 焦った祐佳は、声を上げながら太郎の右手を抑えようと両手で掴み、両脚を窄めて股間を閉じようとした。 「無駄なんだよ。この世界から早く抜け出したいなら、大人しく言うこと聞いてろっての。及川祐佳はもう俺の玩具なんだから。」 祐佳の抵抗なぞは物ともせず、太郎はパンティに入れ込んだ指で股間を摩り続けた。 「あ、ん。んんん。」 両足を窄め、グロスの効いた唇を固く閉じつつも、その口からは喘ぎ声が漏れ続ける。 「どうした?及川祐佳。そんな必死に耐えなくたって良いんだぜ。思いっきり反応しちゃってさ。もうアソコに湿り気が出始めてるんだしさ。 頭良くたって、美人だって、こん中は他のオンナと一緒だろ。アンタの喘ぎ声、もっと聞かせてくれよ。ど~せ俺しか聞こえないんだから。」 「あ、いやっ。あん。んんん。」 太郎の指が膣内まで入り込むなり、祐佳の声は大きくなり、腕を掴む力も強まった。 しかし、その程度では太郎の指の動きは止まらない。 「いや、ちょっっ!!」 興奮が更に高まった太郎は、アソコから指を抜き、両手で祐佳を階段に押し付けた。祐佳はたまらず階段に尻をついて座り込んだ。 前頁/次頁 |