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※※ 女子大生・伊東莉奈 (7) ※※ 「あっ…お酒、上がります? わたし、つまみ用意しますね」 そして何度か台所と、そしてサイドボードを行き来して、ワインとグラス(なぜかグラスは3つ用意していた)、そしてつまみの皿をそろえた。 つまみは、薄いクラッカーにチーズを乗せ、更に何やら見たこともない物体を載せている。 「これ・・・なに?」 「あ…それはキャビアです。こっちのはアンチョビ…美味しいんですよ。お口に合うとよろしいのですけど…」 ・・・聞いたことあるけど、お目にかかるの初めてです。 ・・・やっぱり、庶民とは違うみたいで。。。 「わたしが作ったんです……チーズ切って、缶詰のせただけですけど…お嫌いですか」 心配そうな顔になった莉奈に、夏樹は笑った。 「いや、美味しいです。実は正直、初めてだったんで、ちょっとびっくりして・・・」 「ならよかったぁ……本当はウォッカの方が合うって言われてるんですけど…わたし、強いお酒ダメですから…」 そう言いながら、グラス2つにワインを注いで、3ッ目のグラスにも少しだけ注ぐ。 「だってぇ…お友達二人って言ったから……アリバイつくり、ですよぉ」 ・・・それは意味が違うんですけど? ・・・と言うより、やっぱかなりな策士じゃね? *・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。..。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* どのくらい経ったか・・・いつの間にか夏樹と並んでソファに座っている莉奈。 「わたし……少ぉし、酔ったかも……」 そういいながら、莉奈が夏樹の肩に頭を預け、眼を閉じる。 夏樹はギクっとしながら目を向けると、ほんのりと染まった頬の向こうに、パジャマの一番上のボタンが外れていた。 もちろん、胸の谷間が覗けるほどではない。が、微かに甘い香りが、そこから漂うようだ。 その香りを感じた途端、夏樹の頭の中でなにかが弾けた。 両手を莉奈の背中に回し、強く抱きしめる。 「う……ん?…」 莉奈がぼんやりと目を開く。何が起きているのか理解できないようだ。 夏樹は莉奈を抱きしめたまま、莉奈の唇に、強く唇を押し当てた。 莉奈が大きく眼を瞠る。そしてイヤイヤをするように首を横に振った。 夏樹の頭の中は燃えるようだ。それでもどこかで読んだ「ファーストキスのテク」が頭を過る。 ・・・・・ まずはチョロっと下唇を舐めること。 これを何度か繰り返した後、唇の両サイドを舌先でホジホジします。 これをやられると女はメロメロになるものです。 また、最初のうちは舌を入れたりすると女の子がビックリしてしまうので、ディープキッスは厳禁です。 だからそぉ~っと唇を舐める事に集中です。 そうやって上唇まで舐めたりして唇全体を舐め終わったころ、女の子の唇が自然と開ようになれば成功です。 ・・・・・ 実際の夏樹は、初めての経験にそれどころではなかった。 とは言うものの、莉奈の歯がカチカチと鳴っているのが聞こえる(感じる)と、舌を入れたら噛まれる、と思うだけの余裕はあった。 既に暴走状態。唇を莉奈の頬から首筋に移す。 「や…やめ…て……お…お願い…」 莉奈の掠れた声が耳を過ぎる。それに、更に血が沸騰する夏樹。 左腕で莉奈を抱えたまま、右手でパジャマのボタンをはずしにかかる。 純白のブラが露わになると、その中に手を入れ、大きくはないものの形の良い乳房を揉み始めた。 「い…いやあぁぁ……っ!」 莉奈が大声を上げようとするところを、再び唇で塞ぐ。 そしてジタバタと暴れはじめた両足を抑え込むようにしながら、パジャマの下を脱がせにかかった。 ブラと御揃いの純白のショーツ。その股間が湿っている… その濡れた部分がみるみる拡がり始め・・・ 「あ・・・こ、これは・・・」 莉奈が失禁したのだ・・・さすがに、夏樹は狼狽えた。 思わず体を離すと莉奈が膝を丸め、続けて思いきり夏樹を蹴とばした。 「やめてえぇえ!! …もう、いやぁ!!」 back/next |
女子大生ひとみさんのちょっと危険でエッチな大冒険。 SM小説界の重鎮イネの十四郎さんの作品群。 さらには幾多の投稿者の皆様からの多彩な作品の数々。 更新は頻繁です。 イネの十四郎さんとひとみさんのHP 『ひとみの内緒話』 |
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