第5話:竜の玉座の刑 scene 3

 キョウコは吸引器を拾い上げると、ゴムの風船をしっかり握り、口先を片方の乳首に押し当てて、風船を離した。
 ポコンと、場違いな陽気な音がして、キョウコの乳首が吸い込まれ、痛々しいほどに膨れ上がる。
 両方の乳首は2、3回吸われただけで、真っ赤になった。

「ヨシッ、次はクリップだ!!」

 俺は冷酷に命じる。
 キョウコは目を閉じるようにしながら、自分でクリップを取り付ける。

「ッックゥゥゥッッッ!!・・」

 悲鳴を噛み殺しながら、後ろ手の姿勢に戻り直立した。
 胸先でクリップが、プルプルと揺れている。

 クリップの紐を、引いてみた。
 キョウコの乳首が引き延ばされる。

 俺は鞭を取り上げると、クリップをコンと弾いてやった。

「キャァァァァッッッ!!!」

 さすがに悲鳴をあげる。
 もう1回、ビシッとクリップを弾く。

「ギャァァァァッッッ!!!・・ダメェェッッ!!!」

 耐えかねたキョウコは、発作的に手を振り解くと、クリップをもぎ取ってしまった。

「オ、オ、お許しクダサイッ!!・・キョウコは・・キョウコは・・」
「いい度胸だ。命令に逆らうとはな・・」

 冷酷な呟きに、キョウコは真っ青になった。
 哀願しても許されないことは判っている筈だ。

「もう逆らえないようにしてやる。手を後ろに回せ!」

 後ろ手にしっかりと縛り上げると、小道具の中からピンを取り上げ、キョウコの目の前に突きつけてやった。

「もっとよく感じるところで償うんだな」
「アァッ!・・お願いです!!・・お願いです!!・・許して!!・・許してクダサイ!!!」

 何をされるのか察したキョウコは、必死に叫ぶ。

 俺は、ク○○○スに吸引器を宛い、思い切り吸い上げてやった。
 忽ち真っ赤に勃起したク○○○スを剥きあげると、摘んだ指に力を入れ、敏感な突端の表面が、ピンと張るようにした。

「アアァァァッッ!! イタアァァッッ!!・・許してクダサイッ!!!」

 摘まれている敏感な突起の、頭の真ん中がピンを押しつけられて窪んでいる。
 俺はピンに更に力を加えた。

 プチッ・・弾けるような感じで、ピンの突端が肉芽に埋まった。

「キィィィッッ!!・・お、お許しを!!」

 キョウコが悲鳴をあげ続ける。

「・・ッックッッ・・ッックッッ・・」

 キョウコは嗚咽をこらえるように、喘いでいる。
 ピンが完全に貫通した今、焼けるような痛みを感じている筈だが、突き刺さった瞬間ほどの苦痛はない。
 僅かに充血も、引き始めている。

 しかし、普段表皮で大切に覆われている敏感な先端は、突き通されたピンのために剥き出しのままにされ、血を滲ませている。

 俺は部屋を見回し、隅にある木のテーブルに目を付けた。
 そのテーブルの処に行くように命じると、俺は鞭を拾い上げてキョウコの直ぐ後を歩き出した。
 キョウコはク○○○スに刺さったままのピンで、ラ○○を傷つけないようヨチヨチと屁放腰で歩いている。

 テーブルの縁に、やっと辿り着いたキョウコに命じる。

「身体をテーブルに、しっかり押し当てていろ!」

 うんヨシ!、高さも丁度だ。

 俺は横から手を伸ばし、キョウコの秘裂を押し開くと、ピンの頭を摘んでク○○○スを引きづり出すようにした。

「アアァァゥゥッッ!!!・・」

 新たに加えられた激痛に、キョウコは固く目を閉じながら呻く。
 限界まで引き延ばすと、俺はピンをテーブルに押しつけた。
 これでキョウコのク○○○スは、陳列台に止められた標本のように、哀れな姿を晒したままだ。

「しっかり目を開けて、おまえの大事な処を見ておけ!」
「アァッ!!・・酷すぎますゥッ!!・・」

 キョウコが叫ぶ。

「いいか!、俺の言う通りに繰り返せ!!」

 俺は命令すると、キョウコの耳に台詞を吹き込んだ。

「・・アァッ!!・・ソ、ソンナァッッ!!・・キョウコは・・キョウコは・・言えませんっ!!」

 バシィッ!!

 キョウコの直ぐ脇のテーブルに、鞭を叩きつけた。
 キョウコはビクッと身体を振るわせた。
 途端にテーブルに磔られたク○○○スに激痛を感じ、悲鳴をあげる。

「早く言わないと、もっと罰を増やすゾ!!」

 俺の冷たい声に、おずおずと始める。

「キョ、キョウコの・・に、逃げも・・隠れもでき・・ませんところを・・ご主人様に逆らった罰に・・ム、ムチで・・打ってクダサイッ!!」

 やっと言い切ったキョウコに、俺は冷たく命じた。

「望み通り、罰してやろう!・・打たれるたびに、数えるんだゾ。5回数えたら許してやる」


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