第3話:三角木馬の刑 scene 5

 船底ルームの中央ステージの上には、自由に高さの調節できる台の上に、三角形の材木が固定された器具が設置されている。
 角材は、長さは1mほど、断面は一辺が30cmほどの正三角の形をしている。
 これは三角木馬と呼ばれ、その頂点で犠牲者の生殖器を割り裂く、狂気の拷問道具なのだ。

 いよいよだ・・
 館員たちの固唾を飲む音が聞こえるようだ。

 屈強な体格のスタッフが2人現れると、泣きじゃくっているキョウコを両脇から捕まえ、直立させる。
 そのまま、両足に手を掛けると、軽々とキョウコを抱き上げ、木馬に運ぶ。
 両足を割り開くようにして、無造作に木馬に跨らせると、手を離した。

「アイィィャャイィィィッッ!!!」

 木馬の鋭い頂点がゴリッという鈍い音をたてて、キョウコの恥骨を直撃した。
 傷ついたク○○○スが木馬と恥骨に挟み潰され、キョウコの悲痛な絶叫があがる。

 今はまだ、木馬の高さは低く、つま先立ちになると、辛うじて股間の苦痛を逃れることができるが、それでも木材の底辺の角が内股に食い込み、キョウコをジリジリと責め苛む。
 キョウコは、股間に加えられた激痛から逃れようと、必死に足を延ばす。
 つま先立ちの両足が、柔らかい太股が、くっきりと筋肉を浮き上がらせて、ブルブルと震えている。

「今度は私たちが、楽しませてもらいますかな・・」

 笑いながら進み出たのは、THALYS と ROMUS であった。
 キョウコの両側に立った2人は、必死のつま先立ちを続ける足首を捕らえると、キョウコの外側へグイッと引いた。

「ギャアァァァァッッッーーー!!!・・」

 キョウコが絶叫する。
 秘処に全体重が掛かり、三角形の頂点が深々と食い込んでいる。
 全身から汗が吹き出し、湯気が立つようだ。

 2人が手を離すと必死にもがき、つま先立ちになろうとするキョウコ。
 しかし、滝のような汗に足が滑り、前ほど苦痛から逃れられない。
 元々か弱い少女の体力では、無理な姿勢を長く保つこともできないのだ。

 足の疲れと、内腿の痛みに負けて力を緩めると、性器を割り裂く激痛が背骨を駆け上がる。
 慌てて足に力を入れて、僅かに身体を浮かせかけると、つま先が滑り一層の衝撃を股間に受ける。
 果てしない地獄の苦痛を味あわされ続けるキョウコ。

 マキがスイッチを入れると、ゆっくりと音もなく三角木馬がせり上がった。
 つま先は無情に宙に浮き上がり、全体重がキョウコの局部に集中する。

「ハッ、アッ、ア アッ・・!!」

 キョウコの足が、床を求めて虚しく空でもがく。

「アァッ!!・・イッ!!・・イタッ!!・・ガ、ガマン・・・デキナイッッ!!」

 キョウコが言葉も絶え絶えに泣き叫ぶ。

「タッッ!!・・タッッ!!・・タスケテェェッッ!!・・」

 THALYSが、キョウコの後ろから抱き付くようにして、乳房を揉みしだき、乳首を弄ぶが、キョウコはもはや乳房に加えられる陵辱に気をさく余裕がない。
 THALYSに身体を揺すられる度に、激痛が全身を貫き、絶叫をあげ続ける。

 THALYSが、キョウコの身体を後ろに大きく反らすように引っ張った。
 木馬の頂点が敏感な性器から離れ、幾らか苦痛が和らぐのだろう。
 暫くするとキョウコの絶叫が収まり、ゼイゼイという喘ぎに変わる。

 マキがキョウコの顔を観察しながら言った。

「大分消耗してきたみたいですね。もう一回囀らせるには、よほどの刺激が必要ですわ・・」

「THALYS様、ちょっとそのままにしておいて下さいね・・ROMUS様、あのね・・」

 ROMUSにマキが知恵を授ける。

 キョウコは半ば意識を失ったように、身体を反らせてTHALYSにだき抱えられている。
 ROMUSはキョウコの秘裂を押し開くと、木馬の角から僅かに浮いているク○○○スを摘んだ。

「ッッ!!・・ウギャァァアァァッッッ!!!・・・イイィィイィッッッ!!!」

 血を吐くような絶叫があがる。
 ROMUSが摘んで引き延ばしたク○○○スを、木馬の鋭利な頂点に押しつけ、指の腹で押し潰すようにグリグリと擦り付けている。

「キャァァゥゥゥッッ!!・・ツッッッッ!!・・・」

 キョウコの悲鳴が、徐々に弱まる。

 限界が近づいているのだ・・


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