第2話:鞭打ちの刑 scene 5

 ヒュンッッ!!
 ヒュンッッ!!

 副長が鞭を素振りしている。
 キョウコにも素振りの空を切る音の違いが、ハッキリ判る。

 バシイィィィッッッ!!!

 力任せの一撃が、キョウコの臀を襲った。

「ギャアアァァァァァッッッッ!!!」

 キョウコの悲鳴が迸る。
 全身が硬直したように、弓なりに反っている。
 臀に、赤紫の跡がくっきり浮き出ている。

「ヒイィィッッ!!、ヒイィィッッ!!」

 やがて痛みの和らいだキョウコは、身体をガクガク揺すりながら、苦しげに呼吸をしている。

 バシイィィィッッッ!!!

 次の一撃がキョウコの乳房を捕らえた。

「・・・ッッックワアァァァッッッ!!!」

 一瞬、呼吸を止められたように、キョウコは口を開けたまま痙攣したが、次の瞬間、喉も裂けるほどの悲鳴をあげた。

 乳房に加えられた衝撃は、女性でないと判らない。
 まして未経験の激痛である。
 キョウコは白目を剥きかけていた。

 マキがキョウコに近づき、下腹部に手を当てている。

「フフフ・・、やっぱりこの娘、Mの素質があるみたいネ。勝手に反応しているわ。」

 乳房に加えられた、余りの激痛に子宮が収縮し、ヴァ○○が痙攣を起こしているのだ。
 股間が滲みだした体液で、再び湿っている。

 マキが水に濡らした布で、キョウコの顔を拭う。
 半ば失神した状態から、無理に覚醒させられたキョウコは、副長の手にする鞭を見つめて、恐怖で半狂乱の悲鳴を上げている。

「アアァァッッッ!!!、ヤメテエェェッッッ!!、イヤアァッ!!、イヤアアァァァッッッ!!!」

 バシイィィッッ!!
 バシイィィッッ!!

 僅かに力を抜いた鞭の打撃が、キョウコの乳房に炸裂し続けている。
 キョウコはその度に、背を反らせ、身を捩って苦悶している。
 殆んど悲鳴を上げることもできない・・

 副長が僅かに手を休めている。
 キョウコはグッタリと、縄にぶら下がっているようだ。
 肩と胸が大きく上下している。

 っと、間合いを測った副長が、今度はスナップを利かせるような撃ち方をした。

 ピチ-ッッ!!

 鞭は正確に、キョウコの乳首の上で跳ねた。

「ッッックククワワアアァァァッッッ!!!」

 一際甲高い悲鳴があがる。
 ガクガクと全身を痙攣させている。
 股間の濡れている部分が拡がっているようだ。

「フフ、準備はいいようだな」

 副長は呟くと、手にしていた鞭のグリップを、えぐるようにしてヴァ○○に挿入した。

「アアアッッ!!、ハアアアァァァッッ!!」

 キョウコの悲鳴に、別の響きが混ざる。

「うむ、本人の意識とは別に、やはり反応しているわい。」

 副長が突き刺した鞭を、掻き毟るように、捻り廻している。

「アハゥゥッ!、ヒェエァァイィィッッ!!」

 鞭の跡で飾られたキョウコの全身が朱に染まり、汗が吹き出している。
 流れる汗と涙と、絞り出された体液で、床に大きくシミが拡がっている。

「このままじゃ、却って可愛そうだからな。そろそろトドメをくれてやるとするか・・」

 呟きながらキョウコから鞭を引き抜き、後ろに廻った副長が最後の鞭をキョウコの股間に放った。

 バシイィィッッ!!・・

 臀の割れ目から、柔らかい性器を切り裂くように決まった鞭の先端が、キョウコのク○○○スの上で炸裂した。

 キョウコは硬直したように背を反らし、口をパクパクさせている。
 股間から流れるように、体液があふれ出している。

 苦痛を快感に変える禁断の扉が、ついにこじ開けられようとしているのだ・・


back/next



































女子大生ひとみさんのちょっと危険でエッチな大冒険。
SM小説界の重鎮イネの十四郎さんの作品群。
さらには幾多の投稿者の皆様からの多彩な作品の数々。
更新は頻繁です。

イネの十四郎さんとひとみさんのHP 『ひとみの内緒話』





















cover

投稿官能小説(3)

トップページ




inserted by FC2 system