第1話:串刺しの刑 scene 4

 アナウンスが高らかに紹介する。

「本日の演奏者は、黒船館諜報部拷問課のマキでございまーす!」

 観客の中から、ハッとするほど美しい女性が現れる。
 手には大きな羽根扇を携えている。
 キョウコの脇に立ち、四方の観客に気取った礼をして見せる。

「皆様に最初にご覧入れますのは、性の喜びの踊りであります」

 マキは説明しながら、ポールにセットされたリモコンを取り上げた。

「このスイッチを入れますと、先程ご覧になられましたハ○○タがキョウコの中で動きだします。・・では、最初に“弱”に入れて見ます」

「アゥゥッッ!!、ヒエィィィッッ!!!」

 キョウコの体内に深々と挿入されたハ○○タから、ブビビビビィィィィ・・という鈍い音と、同時に発生した突然の不快な刺激に、キョウコの膝が砕けかける。
 僅かでも腰を落とすと、ヴァ○○とア○○をハ○○タが突き上げ、より一層激しい刺激が突き刺さる。

 それよりも、手首が下がると糸に繋がれた乳首とク○○○スが吊り上げられるので、キョウコは必死になってつま先立ちに戻り、両手を伸ばそうとする。
 膝がブルブル、ガクガクと震えてきた。

「ご覧のように、キョウコは喜んで踊っております」

 マキは、再び観客に問いかける。

「ハ○○タの動きには、『強』、『中』、『弱』、の3種類があります。この次は、皆様のお好みの強さにスイッチを入れます。皆さん、キョウコに与えるお仕置きは、どの強さが宜しいですか~?」

 観客が一斉に叫ぶ

「強!!!、強!!!、強!!!、強!!!・・・・」

「アアアィィッッ!!・・ヒギェェイィィッッ!!」

 轡から覗くピンクの舌を震るわせながら、キョウコは必死に耐えている。
 ハ○○タの動きを止めようと、発作的に手を下ろそうとする。

 右手は少しは下ろせる。
 乳首を頂点として、乳房が円錐形に引き延ばされる。
 しかし左手を動かそうとすると、最初から限界近く引きづり出されているク○○○スに、引きちぎられるような激痛を与える。
 そのたびに、乳首とク○○○スがヒクヒクと跳ね回るようだ。

 スイッチが切られるまで、膝を振るわせ、腰を振り、敏感な突起が動き回る、淫微なダンスを踊らされているキョウコ。

 ゼィゼィと荒い息を付きながら、僅かな休憩を許されるキョウコ。
 しかし必死のつま先立ちと、両手を伸ばしている姿勢はそのままだ。
 体重を支え続けるふくらはぎが、ブルブルと痙攣を続けている。
 ステージの床はキョウコの流した涙と汗と涎と、無理矢理流された愛液でベタベタになっている。

 ツッとキョウコに右脇に立つマキ。
 ごくさりげない様子で、手にしていた羽根扇でキョウコの右脇腹を撫で上げる。

「ヒィイッ!!」

 擽り(くすぐり)責めから脇腹を庇おうと、キョウコは反射的に右手を下ろした。
 途端に乳首に激痛を感じ、慌てて手を延ばす。
 柔らかい乳房がブルルンと揺れる。

「皆様!!、キョウコのバストダンスで御座いま~す!!」

 マキは2度、3度とキョウコの無防備な脇腹を撫で上げた。
 そのたびにキョウコは、自ら乳房にダンスを踊らせる。
 キョウコに限らず、若い女性は擽り責めには非常に弱い。

 今度は、マキはキョウコの左側に廻り、羽根の先で脇腹をチョン、チョンとつつく。

「アァッッ!!、アァッッ!!」

 その度にキョウコの左手がビクリと動き、自ら我が身の最も敏感な若芽をを苛みながら、苦吟している。

「皆様がお望みなら、今度は左の脇腹を撫でて見せます。」

 マキが楽しそうに、観客に呼びかけた。

「さあ皆様!、いかがなさいますか~?」


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