第1話:串刺しの刑 scene 3

 予め選ばれていた観客の1人がゆっくり立ち上がる。
 ゆったりとしたガウンを纏った大男だ。
 他の観客の、羨望の吐息と固唾を飲み込む音に送られ、ゆっくりとキョウコに近づく。

 キョウコの手前で、ハラリとガウンを落とす。
 大男は、スタッフから最後の注意を耳打ちされて、キョウコにのしかかった。

 男はいきなりキョウコの中に突入した。何の準備も潤いもない、未経験の固い抵抗を無視し、ゴリゴリと擦りあげ、捻り廻した。

「ウアァァァ~ッッ!!!」
「ヒギィィィ~ッッ!!!」

 キョウコは自由にならぬ口から、悲鳴を上げ続ける。
 性感の幼いキョウコは、侵入した異物を押し戻そうとするが充分ではない。
 まだ固い弾力があるだけだ。

 男は乳房を鷲掴みにして、揉み立てた。
 更に縛られたままになっている乳首を、捻り潰すようにする。
 乳首に加えられる強烈な苦痛で、反射的に子宮が収縮し、ヴァ○○が痙攣するがそれでも充分ではない。

 男はスタッフから与えられた助言を思い出し、首輪に付けられているリングに手を掛けた。
 ジワッと両側に引くと、柔らかな首輪がギュッと締まった。

「ックッッ」

 喉が首輪によって圧迫され、呼吸が止められたキョウコの顔は、みるみるうちにピンク色に染まる。
 身動きのできないキョウコは、死の恐怖に目を見開き、全身に固く力が入る。
 と、男は大きく身を反らせ満足げな表情を浮かべた。

 白くすべすべとしたキョウコの腹がビクッ、ビクッと波打ち痙攣する。
 ヴァ○○が強烈な痙攣を起こしたのだ。

 キョウコが白目を剥き、意識を失う寸前に男は首輪の力を緩め、キョウコに空気を与えてやる。
 男はすぐにコツをつかみ、首輪を絞めたり弛めたりして、充分にキョウコを楽しんだ。

 そして果てる直前に、キョウコから身を離し、キョウコの頭に近づいた。
 キョウコの髪を鷲掴みにつかむと、顔を横向かせ轡のパイプに爆発寸前の剛棒をズルリと差し入れた。
 最後を、キョウコの舌の奉仕で迎えようとしているのだ。

「コモォオォッ!!」

 まだ呼吸の整わないキョウコの可愛い口は、大男の強大な肉棒で塞がれ、短い悲鳴をあげた。
 男は髪を掴んだ手で、キョウコの頭をグイグイ揺すり立てる。

「グホッッ!!グボッッ!!」

 生暖かい唾液と、痙攣する舌が肉棒に絡みつき、心地よいキョウコの喘ぎを伴奏に、男は熱い精汁をキョウコの喉奥に大量に放出して果てた。

 一人の客が満足すると、休みも与えられずに次の客を迎えさせられる。
 5人目の客が終わったとき、キョウコは磔台の上でぐったりとなっていた。


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scene 4
「ご協力有り難う御座いました」

 アナウンスが流れる。

「本来でありますと、皆様全員にご賞味頂きたいところではありますが、串刺しにしました時に、悶え苦しむ体力を残しておかなければならないのです・・・。それではキョウコの串刺しに移ります」

 磔台のすぐ脇に、新たな拷問器具が用意された。
 丁度キョウコの腰の高さ程の金属製のポールのようだが、先端にはたっぷりとグリースが塗り込められた、グロテスクなハ○○タが2本、そびえたっている。
 天井からジャラジャラと革の手錠を付けた鎖が2本、垂れ下がってきた。

 ウィィィ~ン

 再びモータの音を響かせ、磔台が元の位置に戻る。
 スタッフが現れ、ぐったりしていたキョウコを磔台からおろし、素早く鎖に付けられた手錠をはめた。
 そしてそのまま鎖を引き上げ、キョウコを吊り上げる。

 男たちはキョウコの位置を慎重に調整し、ポールの上にゆっくりと降ろす。
 キョウコのヴァ○○とア○○にハ○○タが食い込む。

「アッ!、イアッッ!!、イアアァァ~ッッ!!」

 気が付いたキョウコの絶叫に構わず、鎖は降り続ける。
 キョウコは傷つけられたばかりのヴァ○○に加えられる苦痛を、少しでも和らげようとつま先立ちになって、震えている。
 ア○○からも、経験したことのない異様な感覚が、神経を貫く。
 必死にア○○を絞めて抵抗するが、たっぷりと塗られたグリースと、先細りの形状の為にズブズブとハ○○タが体内に侵入してくる。

 天井からの鎖はキョウコの手首が、頭のすぐ上になった辺りで止まった。

 乳首を縛っている糸を2本まとめて天井の滑車に通したスタッフは、キョウコの右手をまっすぐ上に伸ばして、滑車から返ってきた糸を親指に結びつけた。
 キョウコが少しでも手を降ろそうとすると、糸が乳首を吊り上げる。

「アァッ!!アナイエクアアィッッ!!」

 キョウコは手を伸ばしながら、哀願している。
「離して下さい」と言っているのだろうが、猿轡の為に言葉にならない。
 ただ唾液と涙が飛び散るだけだ。

 ク○○○スを責めている糸も別の滑車に通され、高く持ち上げられた左手の親指に結びつけられた。
 スタッフがキョウコの手を離す。
 キョウコが少しでも手を降ろすと、自らク○○○スを引きづり出す悪魔の仕掛けを施したのだ。

「オネアィッ!!、オネアィエスッ!!、ウウイエクァアアィッ!!!」

 キョウコが悲鳴のような哀願を続けている。

「皆様、串刺しの刑が完成いたしました」

 高らかにアナウンスが流れる。

「皆様がお望みでしたら、これからキョウコのマリオネットダンスをお目に掛けます」

 観客から期待のどよめきがあがる。


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