第1話:串刺しの刑 scene 2
正面の客が立ち上がり、キョウコに近づいた。
キョウコの乳首を摘み上げ、しげしげと眺める。
乳首はその根本を3重に、血が僅かに通うだけのギリギリの強さに縛られ、哀れにも真っ赤に腫れ上がっている。
喰い込んだ糸のために、強制的に勃起したままにされた乳首は、普段より数倍も鋭敏にされているのだ。
摘んでいる指の間で、ピクッ、ピクッ、と乳首が震える。
客は身を屈め、秘裂を押し開いてク○○○スを摘んでみた。
「アアァァァァッッ!!」
キョウコが悲痛な声をあげ、身を捩る。
「ホォォ!」
客はそこに現れた、残忍な仕掛けに感心して頷いた。
普段は大切に覆われている、最も敏感な若芽が剥き出しにされ、引き出された芽が戻れぬように、そのすぐ下からク○○○スの根本の奥まで、棘のある極細の針金でキッチリ巻き絞められている。
針金の棘は表皮を突き破る程ではないが、十分にその目的を果たし、しかも鋭敏なク○○○スを極限までいたぶり続ける。
糸は、敏感な若芽のすぐ下にきつく結びつけられている。
若芽はいやらしく官能的なルビー色に充血し、局部の真ん中で腫れ上がって震えている。
これでは例え優しく触られても、耐え難い激痛を感じるだろう。
いや、歩くことさえ擦り上げられて、大変な苦痛となってキョウコを苛む。
客はキョウコの悲鳴を楽しむように、ク○○○スに付けられた糸をきゅっと引いてみた。
「クアアァァァッッ!!」
キョウコは身を捩りながら耐えている。
糸を強く引くと、ク○○○スが僅かに引き延ばされる。
針金の巻き絞め具合は、そのままでも限界近くまでク○○○スを引き延ばしているが、客は更に容赦なく責めあげる。
次の客がキョウコに近づく。
美しい女性だ。
そういえば招待客の中に女性も多い。
優しく微笑みながら、キョウコに話しかける。
「とても素敵な、お飾りを付けているのね」
女性は、キョウコのク○○○スを押し潰すように摘み上げると、そのパンパンに張った若芽を、尖った爪で掻き回した。
「キィィィッッッ!!!!」
「ッッックウゥゥゥゥッッッ!!!!」
男性客に摘まれた時は、単純な苦痛だったが、今度は全身の神経を掻き毟られるようだ。
若芽はさっきの倍ほどにも腫れ上がり、ビクッ!!ビクッ!!と痙攣している。
やはり女性は残酷だ。
再び歩き出したスタッフに糸を引かれ、キョウコは歩き出す。
所々で立ち止まると、観客にあの羞かしい挨拶をさせられ、敏感な突起を調べられる。
みな満足のようだ。
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アナウンスが告げる。
「黒船館の検査により、キョウコは未経験なことが判明しました。 そこで、串刺しの前に開通式を行うことに致しました。厳正な抽選の結果5人の方に、開通をお願いしております」
ショールームの中央が明るく照らされ、十字型の新型磔台が不気味に浮かび上がる。
手首と足首、腕と腿に当たる部分に、黒い革のベルトが取り付けられたこの磔台は、各箇所が自由に動くので、犠牲者にどのような姿勢でもとらせることができる優れものだ。
九兵衛の自信作でもある。
哀れなキョウコが磔台の前まで引かれてきた。
スタッフは素早く後ろ手の手錠をはずし、磔台に両の手首だけを固定した。
そしてキョウコの身体に責め具を追加した。
まずは黒く幅の広い革製の首輪だ。
両側に大きな金のリングが付いている。
これは中世の拷問器具、『異端者のフォーク』を参考に作られており、横方向には柔らかいが、縦方向には固く、キョウコは頭を自由に動かすことが出来なくなった。
「…!?…」
何を始めるつもりなのか、キョウコは不安を感じた。
少し首が廻しにくくなったが、特に苦しくも痛くもない。これがすぐ後で、地獄を覗くような苦痛を与えるとは全く気が付かなかった。
今度はスタッフに頭を押さえられ、直径5cm、長さ3cm程のパイプ状の金属に、革のベルトが付けられた猿轡が、無理やり口にねじ込まれた。
ベルトを頭の後ろで固定されるとキョウコはもう口を閉じることができない。
パイプを通してキョウコのピンクの舌が見える。
口を閉じれないのは意外に息苦しく、溜まった唾液がパイプを伝ってダラリと垂れ落ちる。
「ッックゥゥゥッッ!!」
突然キョウコは鋭い痛みを感じて、悲鳴を上げた。
首輪のため何をされたのか見えなかったが、キョウコの陰唇に強力なクリップが取り付けられたのだ。
男たちは責め具を取り付け終わると、キョウコの肘、腿そして足首を磔台に固定し、磔台のスイッチを入れた。
ウィィィ~ン
微かなモータ音を響かせながら磔台が動きだす。
一旦まっすぐ上昇し、キョウコの足が床から離れる。
次に台は水平になりながら、両足の部分を大きく拡げだした。
「アァァッッ!!、イアッ!、イアッ!、イアァァ~ッッ!!」
轡をはめられたキョウコの悲鳴があがる。
両足が拡げられるにつれて、陰唇のクリップに付けられた紐が引かれ、キョウコの秘裂を開いて行く。
紐は台の動きと連動しているのだ。
磔台が水平になった時、キョウコの両足と秘裂はこれ以上は無理なほど拡げられていた。
と、次は手足と頭に当たる部分が下に曲がりだした。
その動きが止まった時、キョウコは逆エビ固めのように胸・腹・腰を突き出した形で固定されていた。
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