序 話:初めての体罰 scene 5

 女がクスッと笑った。
 そしてキョウコのパンティの、腰の辺りを掴むと引っ張り上げて、腰骨にかけるようにした。
 パンティは股間にますますくい込んで、その盛り上がりを強調していた。

 女が再び鋏を取りあげた。
 そしてパンティの、前の部分の布地を切り始めた。
 時時、パンティを持ち上げるようにして、両脇のゴムの紐を残すように布を切り離して行く。

 暫くして女が鋏を手放した時、もはやキョウコの着けているのはパンティではなくなっていた。

 腰を回る紐から下は、布の部分がまったく無くなっていた。
 両脇から二本のゴム紐が足の付け根に沿って下がっている。
 その紐はキョウコの秘部を挟むように食い込み、その恥ずかしい部分を前に押し出すようにしていた。

「言うことを聞かない子は、お仕置きしてあげなくちゃ。いいわね。」
「そ、そんな・・・」

「女の子には辛いわよ、とっても・・。それとも、ヤミツキになるかな?」

 女は楽しそうに話しながら、片手でパンティの・・いや、パンティの残骸の紐を股間の所で掴むと、グーッと前に引っ張った。
 ゴムがピンと張った。

「さ、行くわよ」

 女が手を離す。

 ピシャン!
 と音を立てて、伸びていたゴムがキョウコの股間に叩きつけられた。

「クウゥゥゥッッ!!」

 キョウコの身体が硬直した。
 最も敏感な「女の子」の部分に加えられた、そんなものがあるとは想像もつかない刺激だった。
 キョウコの、固く食いしばった歯の間から、唾液が一筋糸を引いた。
 ブルブルと震える太股が、キョウコの苦痛の大きさを物語っていた。

「さ、もう一度・・・行くわよ。」

 再び女の手が、ゴムを掴んだ・・・。


「さて? まだ強情を張るのね。それじゃ・・・」

 キョウコはガックリと首を垂れ、手枷に吊り下げられていた。
 キョウコの秘丘は、何本ものほんのりと赤い筋が、縦に走っている。
 ハァハァとか細く呼吸をしているのが、いかにも辛そうだ。

 女の指が、またゴムを引き延ばした。
 しかし今度は手を離さず、そのままもう一方の手で、キョウコの秘裂を押し開いた。

「ああぁぁあっっ!! ダッ、ダッ、ダメエェッッ!!!」

 キョウコが必死に叫んだ。
 直撃されたら、それこそ耐えられるはずがなかった。
 その苦痛の大きさは、キョウコでも想像できた。いや、想像ができなかった。

 女は、しかしキョウコの予想を裏切って、まだゴムから手を離さなかった。
 その代わり、キョウコには信じられない作業を始めた。

 キョウコの秘裂の奥にある、最も敏感な若芽の包皮を剥きあげたのだ。
 そしてそれを、しっかりと摘み上げた。

 直に触れられる激痛は、我慢できなかった。
 キョウコの全身から、滝のように汗が吹き出し、流れ落ちた。
 吊られた身体を捩ってなんとか逃れようとした。
 しかしそれは一層しっかりと摘まれ、苦痛を増すばかりだった。

 女がゆっくりとゴムを元に戻した。
 しかし、それまでのように秘丘を両側から挟むのではなく、秘裂の中に埋め込むように戻したのだ。
 そしてゴムの、腰を回る紐の付け根の処を束ねるように掴むと、臍の下で紐に結びつけてしまった。

 ゴムはまるで一本になったように、まっすぐ下に降りていた。
 そして秘裂の処でその中に潜り込み、姿を消していた。
 そしてそのゴムに挟まれて、キョウコの若芽が、頭を覗かせていた。

 キョウコの若芽は、その根本をゴムで挟み込まれ、その敏感な部分を保護する覆いが、その役を果たすのを拒まれていた。
 根本を締め上げられた若芽は鬱血し、赤く染まって膨れ上がっていた。

「さっ、これで準備ができたっと・・・」

 女はそう言うと、爪でピチッと若芽を弾いた。

「クワワワアァァァッッッ!!!」

 キョウコの絶叫が響いた。
 一瞬、弓のように反って硬直した身体が、次の瞬間、ガクガクと痙攣した。痙攣を続けた。

 暫くして、ようやく痙攣が治まりかけると、再び女が手を伸ばした。

「アアッ! ヤメテッッ! 言いますっ、言いますから、許してっ!!」


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